見た目は同じ、でも中身は向上。
最近はいまいち景気のいい話を聞かない「Apple Watch」。その次期モデルとなるApple Watch 2も登場が近いようですが、KGI証券アナリストのミンチー・クオ氏は今年中に新モデルが2つ登場するとし、またそれらモデルの変更点を伝えています。
まず1つ目のApple Watch 2は従来のApple Watchとほぼ同一デザインを採用。そしてGPSや気圧計、薄型ディスプレイ、新型プロセッサを搭載します。また防水性能も向上し、バッテリー容量が増量。正統な「アップグレード版」という感じですね。
そして、もう1つの新型Apple Watchは新型プロセッサの搭載や防水性能の向上だけにとどまり、おそらく値下げされるとのことです。こちらは「廉価版」という立ち位置かもしれません。
また、クオ氏はApple WatchがLTE通信に対応するのは2017年以降、そして大幅なデザイン変更は2018年になるだろうと予測しています。うーん、ちょっと進化が遅いような…? 一部ではスマートウォッチという商品そのものの将来を悲観するレポートも報告されていますが、できれば消費者をあっと言わせる革新が早く起きてほしいものです。
Apple Watchの所有している身としては、スマートウォッチが流行らないのは時計として当たり前の機能が満たされていないからだと思います。バッテリーは最低数日は持って欲しいし、ディスプレイは常時ONがいいし、もっと薄くなって欲しい。そのようなドラスティックな進化が訪れるまで、もうすこし待たないといけないのかもしれませんね。
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source: Apple Insider, MacRumors via The Verge
(塚本直樹)