・ロッテ OB八木沢氏が始球式「一球入魂の気持ちで」11日楽天戦 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
思えば私が高2の頃に川崎から千葉に移転してきたんすよね…ロッテは。あれから25年、早いもんだわー。
ロッテは9日、千葉移転25年目を記念したさまざまなイベントが予定される11日の楽天戦(QVCマリン)で、球団OBで千葉移転後の初代監督を務めた八木沢荘六氏(71)が始球式を務めると発表した。
八木沢氏は「試合も100試合を超え、これから一戦一戦が大切になります。選手のみなさまは最終ゲームまで集中力を欠かさず、ファンのみなさまと一丸となり目標に向かって突き進んでください。70歳を超えてマリンスタジアムのマウンドに立てる機会をいただきありがとうございます。現役を思い出しながら一球入魂の気持ちで投球したいと思っております」と意気込みを述べた。
なぜかピンクユニフォームのイメージしかない(笑)
とはいえ、あの頃はまだ子供時代から続いてた熱心な巨人ファンで、ロッテのイメージは小宮山投手がピンク色のユニフォームで投げてたこととか、その数年前に川崎球場での「10.19」を、ニュースステーションで突如中継することになり、良い意味で空気を読まないガチっぷりで近鉄の優勝を阻止したロッテに「こんないい試合ができるんだったら、シーズン序盤から頑張れば優勝争いできたかもしれないのに」とだけ思ったのはよく覚えてますわ。(いつも「勉強せい」でうるさい親がいるにも関わらず)フツーにニュースステーションを見始めてたから、2学期の中間試験が終わったぐらいの頃だったような…。
ロッテの監督として苦労も絶えなかった方ゆえに…。
ま、先日お亡くなりになられた「山本イズム」の山本功児元監督とかもそうでしたが、当時のパリーグは西武がめちゃくちゃ強くて、ロッテは今も昔も(?)強い時と弱い時のムラがひどくて、たぶんロッテでは人一倍苦労されたんだろうなあと思うんですよね(で、かつてその西武黄金時代の名捕手だった伊東勤氏がよりによって(?)今、ロッテの監督としてそれをリアルタイムで体験してるわけですが(苦笑))。
結局、1974年に金田正一監督の頃にパリーグ優勝・日本シリーズ優勝して以来、2005年にボビー・バレンタイン監督の下で日本一になるまで31年もかかったわけですが(ちなみに私はその1974年生まれなので、日本一のブランク=私の人生の年数だったわけですが…)、その途中の31年間の間にのべ12人(金田氏とボビー氏は2回就任しているので)の監督が辛苦を重ねてきた時代のひとりでもあり、実は八木沢氏は1994年の途中でチーム低迷の責任を取って8月で「休養」(事実上の解任)となってしまってるんですね…。
それゆえにこうしてロッテ球団が、かつてのロッテの先発ローテの一角を占め、完全試合も達成して選手であり、千葉移転後の初代監督ということで八木沢氏にオファーを出して、八木沢氏もそれを「快諾」してこういう場に出てきてくださるんだから、本当にうれしい話ですな…。
しかし71歳で今もお元気そうで…。
ちなみに八木沢氏はその後、横浜・阪神・巨人・オリックス・ヤクルト、更に社会人野球の東京ガスなどのいろんなチームのコーチを歴任した後、野球解説者をやりつつ、BCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスのコーチ・監督を歴任した後に同チームのアドバイザーなどをされているんだそうで。