こんにちは!
ライターの『LightBells』です。
最近は気温も上がってきて、熱中症が本格的に猛威を振るいはじめましたね。
読者の皆様も体調管理にはお気をつけ下さい。
さて、本題に入りましょう。
今回も、Androidアプリの紹介をさせていただきます。
その名も『Parallel Space』(和訳:並行空間)というアプリです。
都市伝説や小説などで『パラレルワールド(Parallel World)』という言葉を聞いたことがありませんか?
このアプリもある意味、スマートフォンの中に『パラレルワールド』を創り出すものです。
なんかスゴそうですよね?……はい、スゴイんです。
ということで、紹介していきたいと思います。
目次
Parallel Spaceを使ってLINEのサブアカウントを作れる!
※ 使い方だけを詳しく知りたい方は、目次から『2.”Parallel Space”の使い方』にジャンプしていただければと思います。
“Parallel Space”とは?
さて、記事冒頭にてこのアプリは『パラレルワールド』を作り出すと申し上げました。
このアプリによって創りだされた『Parallel Space』には、スマホ内のアプリの複製を作る事ができます。
つまり、同じアプリを同じ端末に2つインストールできるということです。
さて、ここで少し引っかかる人もいらっしゃるかもしれません。
Androidに標準で『マルチユーザー』という機能がありますよね?
では、なぜこのアプリを使うのでしょうか?
それは、このアプリを使えばプッシュ通知を受け取ることができるからです。
マルチユーザー機能を使えば、同じアプリを同一の端末で使用することができます。
しかし、『現在使用しているユーザーにインストールされたアプリ』からしか、PUSH通知を受け取ることができません。
ですから、LINEなどのSNSアプリのサブアカウントを作りたいときは、このアプリを使用してPUSH通知を受け取ることができるようにしなければなりません。
非root状態でアプリの複製が可能!
以前までもroot権限を取得すれば、アプリの複製は可能でした。
しかし、root化にはセキュリティー上の問題があります。
さらに、メーカー保証の対象外となってしまうという重大なデメリットが有ります。
実は私も一度root化してみたことがありますが、便利さの代償としてさまざまなアプリを使用できなくなるため、非root状態に戻しました。
Skype、パズドラ etc…… オンラインゲームアプリはほぼ全滅でしたね……
しかし『Parallel Space』は、root権限を取得していない状態でもアプリの複製をすることができます。
非rootで使えるため、今までroot化のリスクを考えてマルチアカウントツールの利用をためらっていた方も、この機会を機に導入して見てはいかがでしょうか?
“Parallel Space”の使い方
まずは、以下のリンク(GooglePlayStore)から『Parallel Space』をインストールしてください。
アプリを起動すると、『携帯の複製アプリ』というポップアップが出てきます。
もし、一覧に無いものを複製したい場合には、右下の『より多く』というボタンをタップしてください。
すると、スマートフォンにインストールされているアプリが一覧表示されますので、そこから選択しましょう。
選択すると、タイル状に登録したアプリが表示されます。
更にアプリを追加したい場合には、左下のボタンを押せば先ほどのポップアップが表示されますので、そこから追加することができます。
LINEのサブアカウントを作成する。
※LINE利用規約を読む限りでは、規約に複数アカウントの取得禁止を禁じる項はありませんが、LINE側の想定外の使用方法になると推測されますので、記事内容の実行に関しては、使用者の自己責任とさせていただきます。
当ブログでは一切の責任を負いません。
皆さんお待たせしました。
それでは、LINEのサブアカウントの作成に入りましょう。
まずはFaceBookアカウントの作成をします。(すでに作成している方は読み飛ばしていただいて結構です。)
上記リンクからFaceBookアカウントの作成画面にジャンプできます。
必要情報を入力し、アカウントを作成してください。
入力内容は実在する人物とは全く関係ありません。
電話番号認証がありますが、『次へ』をタップすることでスキップ可能です。
また、LINEの認証に使用した番号で登録しても問題はありません。
ここからは、すでにFaceBookを登録しておられる方も作業をお願いします。
すでにインストールされているLINEアプリがあり、これから使用するFaceBookアカウントが紐付けられている方は、LINEの『設定』→『アカウント』→『FaceBook連携』から、FaceBookアカウントの連携を解除してください。
次に、先ほどの『Parallel Space』でLINEの複製アプリを作成して、起動してください。
LINEの初期画面が表示されますので、右下の『新規作成』をタップしてください。
下部の『FaceBookログイン』をタップし、LINEアカウントに紐付けられていないFaceBookアカウントを使ってログインしてください。
メールアドレスの登録画面になりますので、メールアドレスとパスワードを入力してください。
登録したアドレスに認証番号が届きますので、それを入力してください。
年齢認証画面になります。ID検索機能を使いたい方は認証してください。
その後、名前の入力画面になりますので、LINEのサブアカウントに設定したい名前を入力してください。
すると新しいアカウントでLINEを始めることができます。
あとは、サブアカウントとして使用するだけです。
お疲れ様でした。
“Parallel Space”をどの画面でも起動する。
このアプリを使ってると、いちいちParallelSpaceを起動して複製アプリを起動するのが面倒くさくなってきます。
そんな時に、どんな画面であってもParallelSpaceを利用できるジェスチャー登録をおすすめします。
<設定方法>
『Parallel Space』を起動してください。
右上の︙(ハンバーガーボタンと言います)をタップし、設定を開いてください。
『Parallel Spaceを利用する』をタップしてください。
『Parallel Spaceを利用する』をタップし、下に『イネーブル』と表示されることを確認してください。
スワイプエリアはお好みで設定なさってください。(バグで左側ボトムが2つ表示されていますね)
“Parallel Space”をパスワードロックする
誰もが人に見られたくない秘密のひとつや2つあるもの。
読者の皆様も例に漏れず、そんな秘密を抱えているはずです。
でも、誰かにスマホを貸さなければいけない場面というものも結構あります。
貸してあげたいけれど、見られたくない。
そんな読者様におすすめなのがParallelSpaceのパスワード機能です。
画面右上のハンバーガーボタンをタップし『パスワード』を開きます。
パターンロックをタップして有効化します。(指紋センサーがある場合には指紋ロックも選ぶことができます)
アンロックパターンを2回なぞり設定完了です。
あとはスマートフォンがロックされた時に、アプリにロックがかかります。
スマホを貸した時、見られたくないものはこちらのアプリに移動しておいたほうがいいかもしれません……
“Parallel Space”導入時に発生する可能性のある問題
このアプリのXDAコミュニティーを見ると
We have fixed all known battery drain issues in version 1.0.2036. If you still have abnormal battery drain problem, please kindly follow this thread, thanks!
和訳:私たちはバージョン1.0.2036で、発見されている全てのバッテリーの異常消費問題を解決しました。もし、みなさんがまだ発見されていないバッテリー消費の問題を発見したならば、このスレッドに知らせてください。皆様の協力に感謝します。
と、書かれています。
(私が和訳した文ですので、わかりにくい表現などがありましたら、コメント欄にて知られていただければ改善いたします。)
つまり、発見されていないバグでバッテリーの消耗が異常に早くなる可能性があります。
もし、バッテリーの異常消耗バグを見つけられた場合には、XDAコミュニティにて問題報告していただければと思います。
また、当エントリにコメントしていただければ、代理でXDAコミュニティに問題報告いたします。
使用機種、状況、発生バージョンを明記してコメントしてください。
まとめ
今回はアプリを複製するアプリ、『Parallel Space』の使い方を解説させていただきました。
使い方の解説も必要ないくらい簡単に使えるアプリでしたが、使い方次第で可能性は無限に広がります。
オンラインゲームで複数アカウント取得したり、マルチアカウントに対応していないSNSアプリ(LINEが良い例です)で複数アカウントを使用したり……
重ね重ね申し上げますが、当ブログでは一切の責任を取りかねます。各アプリの利用規約にしたがってください。
くれぐれも、用法と用量を守ってご使用ください。
え、その言葉は使う場面が違うって?
……用法を守ってご使用ください。
では、また別の記事でお会いしましょう。
We hope your happy IT life !