稲田朋美防衛相 過去の評価イマイチも出世街道まっしぐら
安倍以上の“ウルトラ右翼”という見方が定着。憲法9条を変えて国防軍の創設を主張し、「国民は国のために血を流すべし」などと発言してきたから当然だが、違憲の安保法制が成立した昨年も女性誌のインタビューで「男子も女子もみんな自衛隊に体験入隊するべきです」と言い、今年5月には「(安保法は)愛する人を守るために必要です」と言っていた。極め付きは、日本のネオナチ団体代表と一緒に撮った写真が海外メディアに掲載されたことだ。
注目は今年の終戦記念日に恒例の靖国神社参拝をするのかどうか。前回閣僚時は参拝している。
●訴訟2連敗…在特会と関係のある人たちから寄付を受けていた事実を記事にした「サンデー毎日」を本人が、稲田の公選法違反疑惑を報じた「週刊新潮」を夫が提訴。いずれも大阪地裁は請求を棄却した。
●オシャレ番長…バッグや洋服は数十万円もするブランド品。地元アピールのための伊達メガネと網タイツがトレードマークだが、防衛相になって網タイツは封印?