病院で自爆テロ 70人死亡、112人負傷
パキスタン・タリバン運動の分派組織が犯行声明
【ジャカルタ平野光芳】パキスタン西部クエッタの病院で8日、自爆テロとみられる爆発が起き、ロイター通信によると少なくとも70人が死亡し112人が負傷した。同国最大の武装組織パキスタン・タリバン運動の分派組織が犯行声明を出した。
報道によると、同日、地元の弁護士会会長が射殺され、弁護士やジャーナリストが病院に集まったところで爆発が起きたという。
クエッタはアフガニスタンとの国境に近い。周辺ではここ数カ月、弁護士が何者かに襲撃される事件が続発していたという。