2016年8月6日16時58分
■岡田克也・民進党代表
憲法審査会は国会の審査会なので、積極的に参加するのは当然のことだ。ただ、安倍晋三首相の立憲主義に関する考え方を明らかにしていかないと、そもそも憲法とは一体何なのかという理解がかけ離れていて、生産的なまともな議論がおこなわれるとは思えない。立憲主義は、基本的に権力者を縛るために憲法はある。そのことが理解されていないと、憲法解釈を勝手にかえるとか、あるいは最高裁が憲法違反の判決を下しても、平然とそれを無視するとか、あるいは憲法改正のときに、基本的人権、これに対して国の都合で制限できるような条文が出てきたりとか、さまざまな問題がでてくる。
憲法解釈について、一つの歯止めになっていた内閣法制局が機能しなくなっている以上、違憲立法審査権について、より司法の役割を重視するということは一つの議論として私はあるんだろう(と思う)。憲法は違憲立法審査権を明確に認めている。しかし、今までの司法の判断は積極的には使わない。一定の範囲でしか判断しない統治行為論という議論もある。はたしてそれが適切なのか、幅広く議論してみる価値はある。(広島市内で記者団に)
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