生活の様々なことがらを Evernote で効率化しましょう。昨年も三大家事の時短テクをいくつかご紹介しました。
今回は、私の個人的な時短テクを 3 つほどご紹介します。
献立決めに
料理は好きだけれど、献立決めが苦痛、という方も多いのではないでしょうか。普段からちょっとずつ準備しておけば、毎日頭を悩ませることがなくなります。
1. 普段から材料を把握しておく
冷蔵庫・冷凍庫に入っているものは、大まかに把握しておきます。献立決めに必要という意味では、タンパク質、野菜が主な内容になります。
また、安いときに買いだめしたりするもの(カレールー、レトルトの調味料など)や、あまり頻繁に使わない調味料(オイスターソース、ナンプラーなど)は賞味期限までに使い切らずに捨ててしまう羽目にならないよう、このリストに追加しておくと便利です。
2. 組み合わせを考える
冷凍したものはすぐに使う必要もないですが、冷凍していない魚肉や野菜は無駄にならないよう、消費すべき材料をまず使っていくことを考えます。買い物をするときは、もちろん「こういう料理を作ろう」と思って買うときが多いですが、余ってしまった材料が冷蔵庫に残ってしまうこともあります。
ぼーっと材料を見ていると、なんとなくできそうな献立が見えてきます。例えば、豚バラとキャベツがあるから、ホイコーローが作れるな、とか。ポイントとしては、今晩の献立を今ある材料から考えるのではなく、このブレインストーミングを事前に行っておくことです。
私の場合は、アイデアが浮かんだら、その料理名と必要な材料に書き換えて、リストの上にいれます。
メインが決まると、副菜としてこんなものを作りたいな、というアイデアも出てきます。例えば、ホイコーローだったら、味が濃いので、スープを作ってみよう、とか。また、ご飯と合う料理が多くでてきたら、今度はパンに合う料理にしてみよう、とか、パスタ料理も作ってみよう、あるいは、和食が多くなってくると、エスニック料理を作ってみよう、といったバランス感覚も働いてきます。
また、このプロセスと一緒に、買い物リストも作ってしまいましょう。思い浮かんだ献立で不足している材料を買い物リストに加えます。買い物直前に作るよりも、ずっと効率的です。
自分の場合は、2〜3種のメイン料理をいつもキープできるようにしてます。そうすれば、「今日は XX の気分じゃないなぁ」というときにも困ってしまうことがありません。
片付けをしなくて済むように
ものが散らかりやすいという人は、散らからないようにすることが一番のポイントです。
ものが散らかっていく理由の大半は、なにかを使った後にそのままにしてしまう、ということです。無意識のうちに移動させてしまうため、時計を忘れたり、後でスマートフォンを探し回ったりすることになるのです。これを防ぐためには、とにかく物の置き場所を決めてしまうこと。普段からよく使うものならば、取り出しやすいところに。
あまり使わないものは、箱に入れてクローゼットなどにしまっておきますよね。この場合、箱の中に入っているものをリストアップしたノートを作り、その箱をどこにしまったか(『2 階の和室の押し入れ下段』『ウォークインクローゼットの右上段』など)を書いておきます。どこにあるか探し回ることなく、Evernote で検索すれば、すぐに目的のもののありかがわかり、手間なく取り出せます。
仕事でも時短
時短テクというと家事を思い浮かべる方が多いと思いますが、オフィスでの働き方でも『テクニック』を活用して、サクっと定時に帰ってしまいましょう。
1. 普段から、タスクを一覧できるようにしておく
仕事は必ずしもひとりでするものではありません。会社なら同僚や外部のパートナーが関わりますし、個人事業主の方にもクライアント、お客様という相手がいて成り立っているものです。
夏休みの宿題のように、期限がわかっているのに期限前日に追い込まれてから作業を行った、という経験は、どなたもお持ちのことだと思います。ただし、夏休みの宿題と違って、仕事は自分だけで解決できない問題が多いのも確か。ギリギリになってから同僚に質問したり、何らかの作業を依頼したりすることになると、周りの人たちにも大きな負担をかけることになります。
普段からタスクを管理し、期限をはっきりさせておきましょう。時間のかかるタスクや、関係者・作業量の多いタスクは早めに着手し、いくつかのマイルストーンを作っておくとよいでしょう。たとえばこのブログ記事を公開するのは 8 月 2 日ですが、7 月 19 日にブログ内容骨子の作成、7 月 26 日に下書き(初稿)、という期限を設けていました。
2. 「今日やるべきこと」と「今週中にやっておくこと」を毎朝レビューする
時間は限られていますから、1 日にこなせる仕事量は自然と決まってきてしまいます。当然ですが、優先順位付けが必要。この優先順位付けは、会社、人によって違う尺度があると思います。
が、おそらくすべての人が確認しなくてはいけないことは、期限が今日のもの、今日やらなくてはいけないこと、でしょう。まずは、今日の時間内で、今日やるべきことがすべて終わるのかを把握します。今日終わらないことが終わっていないのに、その他の仕事をしてしまうのはずばり、逃避行動です。「今日済ませなくてよいことは明日に回す」という勇気も重要。
今日やるべきことが終わったら、今週中にやっておくことに着手します。今週中に終わればいいことなので、必ずしも完了する必要はありません。私個人は、飽きやすいタイプの人間なので、必ずしも最後まで終えようとせずキリのよいところで違う種類の作業に移るよう心がけています。
3. 今日終わらせるべきことが終わらなそうなときは?
まずは本当に今日終わらせる必要があるのかを確認します。自分の中でのマイルストーンなのか、相手がいるものなのか。相手がいるものに関しては、考えたり想像したりしても仕方ないので、直接相手にすぐ確認しましょう。(もちろん、今日の今日になって期限延長ができるかを確認するのはマナー違反です。実際にはもっと早い段階で納期を確認しながら仕事をすすめましょう。)
あなたの時短テクをぜひ教えてください!
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