パラ競泳代表の成田選手が献花
津久井やまゆり園の正門前に設置された献花台には、31日も多くの人が訪れ、犠牲者の冥福を祈り手を合わせた。パラリンピック競泳女子の金メダリストでリオデジャネイロ・パラリンピックに出場する川崎市出身の成田真由美さん(45)も花束を手向けた。成田さんは「もう絶対こんな事件は起きてはならない」と語った。
成田さんは「亡くなった方は逃げることも、抵抗することもできなかった。そういう状況を思うと、絶対リオに行く前に献花したいと思いました」と目に涙を浮かべた。
逮捕された植松聖容疑者(26)が障害者への差別的発言をしていたことについて「誰でも年をとれば、階段が上れなくなったりする。事件はみんなに関わる問題だと思うので、差別はしないでほしい」と訴えた。
成田さんは脊髄の病気で車椅子生活になったが、2004年のアテネまでのパラリンピック3大会で金メダル15個を獲得。リオデジャネイロ大会の代表にも選ばれている。【鈴木加代子】