「シリアを助けて」…内戦の惨状訴え
【カイロ秋山信一】在外シリア人アーティストや反体制派が、世界的に人気のスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」を引き合いに出して、シリア内戦の惨状を訴えるキャンペーンを始めた。
がれきと化した街で悲しげな表情を浮かべるポケモンの合成画像、ポケモンのキャラクターのイラストに「助けに来て」と書かれたポスターを持つ子供たちの写真、「シリアGO」と題して医薬品や教育用品などシリアに足りない物資を探す架空のゲームの画像などがインターネット上に公開された。
アーティストらは「シリアで起きていることに少しでも目を向けるきっかけにしたい」としている。