北海道を知って 雪ミクがドバイでPR

北海道を知って 雪ミクがドバイでPR
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中東の人たちに北海道への関心を高めてもらおうと、北海道で誕生したバーチャルアイドル「初音ミク」に関連したキャラクターを利用したPR活動が、20日にUAE=アラブ首長国連邦のドバイで始まりました。
これは北海道経済産業局などが企画した取り組みで、ドバイにある氷点下6度の気温に保たれている「アイスカフェ」で、北海道で誕生したバーチャルアイドル「初音ミク」の冬をイメージしたキャラクター「雪ミク」を活用しています。
真夏には、最高気温が50度を超える中、カフェの中では、防寒ジャケットや手袋を借りて氷の彫刻などが飾られたスペースでホットチョコレートやコーヒーなどが楽しめ、中にあるスクリーンには、「雪ミク」が歌って踊るアニメ動画と北海道の冬の景色を紹介する映像が映し出されています。
北海道では地元食材や観光の魅力を知ってもらい、食品の輸出や観光客の増加につなげることが求められており、今回の取り組みは、中東で日本のアニメなどの人気が高まっていることを受けて、「雪ミク」を通じて、北海道の知名度を上げることが目標です。
北海道経済産業局の小島健係長は「冬の北海道を象徴するキャラクターということで、雪ミクの力を借りています。中東の皆さんに北海道の冬の景色を実際に来て味わっていただきたいです」と話していました。