ドローン発着場のドローンポート 初の実証実験へ

ドローン発着場のドローンポート 初の実証実験へ
国土交通省は、小型の無人機ドローンを使った配送サービスの実現に向けて、発着場となるドローンポートの開発を進め、来年2月をめどに初めての実証実験を行うことになりました。
ドローンで荷物を配送する場合、配送先の場所を事前に指定して、自動飛行させることになりますが、操縦者から見えない場所でも安全に着陸させることができるヘリポートのような発着場が必要になります。
こうした発着場、ドローンポートの開発に向けて、国土交通省が物流業者やドローンメーカー、それに研究機関と共に設けた会議の初会合が21日開かれました。
会議では、ドローンに向けて電波などを発信して着陸場所へと誘導するシステムを設け、来年2月をめどに初めての実証実験を行うことを決めました。
国はドローンによる配送サービスを3年以内に実現することを目指していますが、重い荷物を遠くまで運べるドローンの開発や、安全に運行するためのルールの整備などが課題となっています。