吉田党首が辞意 参院選落選で引責
社民党の吉田忠智党首は14日午前の党常任幹事会で、議席を減らした参院選の結果について「責任を痛感している。しかるべき時期に辞任表明し、次期党首に引き継ぎたい」と述べ、引責辞任するとした。参院選総括の全国代表者会議を開く9月上旬までに後任の人選を進める。
参院選で同党は選挙区に4人、比例代表に7人を擁立したが、改選2議席を1議席に減らし、吉田氏自身も落選した。当選者は比例の福島瑞穂副党首1人にとどまった。社民党所属の国会議員は衆参2人ずつの計4人となる。【松本晃】