「那智の滝」でしめ縄の張り替え 和歌山

「那智の滝」でしめ縄の張り替え 和歌山
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和歌山県那智勝浦町の世界遺産、熊野那智大社のご神体とされる那智の滝で、しめ縄の張り替えが行われました。
那智の滝は熊野那智大社のご神体とされ、毎年、那智の扇祭りを前にした7月9日と、新年を前にした12月27日にしめ縄の張り替えが行われています。今月9日は大雨で滝の水の量が急激に増えたため張り替えが延期され、その後、水の量が落ち着いたことから12日に行われました。

えぼしに白装束を身につけた神職など5人が、高さ133メートルの滝の上まで登り、半年前に張られたしめ縄を降ろしたあと、「紙垂(しで)」と呼ばれる白い布を付けた20メートル余りの新しいしめ縄を掲げました。

熊野那智大社の神職、小賀真樹さんは「一度、延期になりましたが、きょうは無事に作業ができてよかったです。祭りの本番には新しいしめ縄に張り替えた滝も見てもらいたいです」と話していました。