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最初が大変

よく生きるための考え方

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こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は「最初が大変」というテーマで書いてみます。

 すごい人

世の中にはとてつもない実績を出している人がいます。こういうテーマではよく例に出されることが多いのですが、わかりやすいのがイチロー選手。イチロー選手は試合ですごいパフォーマンスを出しているのですが、その裏側には小学生の頃から続けている努力があるわけです。

イチロー選手に代表されるようなスゴイ人たちは、傍から見ればとてつもないことをしているように見えたりもするのですが、実は彼らにとってはそれほど何かすごいことをやっているつもりはありません(というと失礼な表現になりますが…)。なぜなら慣れているからです。

なぜイチロー選手のようなスゴイ人たちが毎日毎日頑張れるのかというと、それが習慣になっているからです。もちろん、決して頑張っていないわけではないのですが、多くの人が想像するような、とてつもない苦痛の伴うような努力というのはしていないはずです。

最初が大変

多くの人は努力(エネルギー)の度合いは常に同じだと考えます。しかしそれは違います。最初に最も大きなエネルギーを消費します。それ以降は徐々に必要になるエネルギーは減っていきます。

車でも飛行機でも何でも同じなのですが、エンジンをかける時に最もエネルギーを必要とします。飛行機は離陸する瞬間、エンジンは全開になっており、空に行くと徐々にエンジンの力を弱めていきます。

自転車の方がわかりやすいかもしれません。自転車が走り出す時は必ずペダルをこがないといけませんが、ある程度スピードが出てくると、以後は軽い力でも進みますし、こがなくても進みます。

つまり最初が大変で、最初を乗り越えれば、必要な力は減っていくということです。

これは人間がやることも同じです。つまりイチロー選手のようなスゴイ人たちが毎日練習に取り組んだり出来るのは、自転車でいうところの、ある程度加速した状態にあるからです。

やる気がなくても行動は出来る

多くの人はやる気がないと行動出来ないと考えてしまうのですが、そんなことはありません。例えば、朝歯を磨くと思いますが、歯を磨く時にわざわざ気合いを入れて「今日も頑張って歯磨くぞ!!」みたいな感じの人はいないと思います。

正直歯を磨くのは面倒ですが、それでも「めんどくさいなぁ」とか「時間ないなぁ」とか言いながらも歯を磨くものです。むしろ歯を磨かなかったら、口に違和感があるような、そんな感じになると思います。

スゴイことをやっているように見える人もこんな感じで毎日の練習などを熟しています。特に努力をしているわけではないのです。

繰り返しになりますが、全く頑張っていないわけではありません。それなりに大変な思いをしているはずです。ただ、それが習慣となっている、つまり歯を磨くような感覚で行っています。変な苦痛を覚えながら努力をしているわけではないのです。

どうすれば第一歩を踏み出せるのか

最初が最も大変であるわけですが、ではどうすれば第一歩を踏み出せるのか、またそれを歯を磨くような習慣にすることが出来るのか、ということですが、それは小さなことから始めるといいでしょう。

例えばダイエットを始めるという場合。ダイエットを成功させるには運動しなければならないわけですが、初日から腹筋100回頑張るというようなことではなく、とりあえず運動用の服に着替えるだけ、というような感じです。

「なにそれ?」と思われるかもしれませんが、今まで行っていなかったことをいきなり始める方が無理です。無理をするから3日坊主ということになります。まずは小さいことからはじめて、「行う」ということに慣れることが大切です。

いきなり大きな変化が起こると人間は耐えることが出来ません。例えば、プールに入る時は心臓から遠いところから徐々に水に慣らしていって、ということをしますよね。急に体が冷えると悪影響が出ますが、それと同じです。

今まで全く運動をする習慣のなかった人がいきなり運動を始めると続きません。まずは馬鹿に思えるほどの小さなことから始めて、慣れていくことが重要です。

実際のところ、それほど小さなことでも、やってみるとかなり面倒に感じるのですが、第一歩を乗り越えることが出来れば自転車のように快活に走ることが出来るようになります。

 

今回もお読みいただきありがとうございました。
Toshiroでした。それでは、また。

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