私は大学在学中に1年間休学して、カナダのバンクーバーにワーキングホリデービザで語学留学しました。
将来的に英語に関係する職業に就きたいと思っていたので、TOEICスコアの高得点は必ず取っておきたいと思っていました。
留学する前に受けたTOEICスコアは最高550。単語や文法など、自分でも勉強していましたが、なかなか600の壁を打ち破れずにいました。
国内で自習してTOEICを上げる道ももちろんありましたが、親に相談したところかるーくOKが出たので、言葉に甘えて大学を休学してバンクーバーへ行くことにしました。あ、ちなみに留学費用はそれまで貯めていたバイト代から捻出しました。
留学前の私の英語力について
留学前はTOEICスコア550と書きましたが、正直英会話に関してはまったく経験がなかったため、ほぼしゃべれない状態でした。
普通の人より単語などは知っている自負はありましたが、いざネイティブを目の前にすると、全く言葉が出てこない…。
よく英会話のレベルを判定するときに「日常会話ができる」程度というのがありますが、確実にそのレベルには達していませんでした。
学校選び
バンクーバーに行ってまず迷ったのは、学校選びでした。エージェントに紹介された語学学校にいくつか行ってみたのですが、どれも遊び半分のような感じで、あまりピンと来ませんでした。特にラテン系の生徒がいるところなどは、すぐにふざけてしまうので、授業の体をなしていないように感じました。
私はバケーションで来てるわけではないし、ましてや遊びに来ているつもりは全くありません。自費で、大学を休学してまで、本気で英語を学ぶためにはるばる日本からやってきているのです。
そのことをエージェントに伝えると、紹介されたのはTOEICの勉強を専門的にするいわゆるTOEIC専門学校でした。TLCというバンクーバーにある学校です。
[ TLC (Test Prep Language Center) ] GoToVan - カナダ バンクーバーの情報サイト
とても小さな学校でしたが、私が体験入学に行くと、校長自ら案内してくれました。当然、学校説明から何からすべて英語です。それはお客さんとしてではなく、確実に生徒として見てくれているように感じました。私は必死に聞き取り、校内の雰囲気などを確かめました。
それから、模擬授業みたいなものを受けて、入学テストを受けました。
後日、エージェントから、「入学テスト通ったよ」と連絡が来ました。その学校の入学基準は割と厳しいらしく、入学テストで落とされる人(TOIEC435が目安とのこと)もけっこういるとのことで、エージェントはあまり勧めていないらしいのですが、私の真剣な姿勢を感じ取ってくれ、紹介してくれた、とのことでした。
とりあえず、私はそのTOEIC専門学校に3か月通うことになりました。
学校での授業について
学校での授業は、超少人数での授業です。レベル別に1クラス5人程度の授業が毎日3時間ありました。
私は最初は下のクラスでしたが、1カ月で最高クラスまで上がりました。
授業は午後だけでしたが、毎日課題がどっさり出ます。午前中は授業こそありませんが、その課題に数時間は取り組まないと絶対に終わらない量でした。
授業自体はTOEICに準拠しているものの、そこまでTOIECに特化した授業ではありませんでした。
それよりも私にとって良い刺激になったのは、同じ学校に通う生徒たちのモチベーションの高さでした。韓国人が多かったですが、絶対にTOEICで高得点を取るんだ、という気持ちが伝わってくる、非常に熱意のある姿勢でした。そういった雰囲気で英語を学べたことが自分自身の成長に非常に影響があったな、と感じています。
帰宅後の自習について
帰宅後は、学校の宿題を終えた後、私は毎日このサイトを使って自習していました。
無料で利用できる「iKnow!」(一部有料機能あり)というサイトですが、単語や文法、リスニングすべてを網羅しており、しかも毎日少しずつプログラムをクリアしていけるので、本当に休まず毎日続けることができました。
この「iKnow!」でのトレーニングは確実に血となり肉となっているように感じました。
英語を勉強していて感じたのは、やはり「毎日続けること」だと感じました。
ずーっと語学学習の積み重ねを続けていると、ふっとある一点で視界がパッと開けるようになる瞬間があります。
それまで全然聞き取れなかったのに、急にクリアに聞き取れるようになったり。
英語をある程度学習した人ならわかると思いますが、そういう「突破点」みたいなものが、私は2カ月ぐらい経ったときに訪れました。それは、まぎれもなく、毎日の積み重ねが招いてくれたものだと信じています。
遂に取ったTOEICスコア890
それから3か月経ち、専門学校を卒業する直前に受けたTOEICで890というスコアを取ることが出来ました。得点表を見たとき、手が震えました。努力は必ず身を結ぶんだと思いました。
土日も遊びに行かず、必死にホームステイの自室で勉強した結果が実ったのだと思うと、涙が出てきました。
「これで、一番のおみやげが出来た」と思い、それからの半年以上にわたる滞在は、ビジネススクールに通ったり、エージェントでバイトをしたりなどして過ごしました。
TOEC890を取ると、景色はどう変わるか?
TOEIC890と聞くと、自分自身そのスコアを取る前は、英語がペラペラでほとんどネイティブみたいに話せるのだろうな、という印象がありました。しかし、実際にとってみて思うことは、TOEICで高いスコアを持っていたからといって、英語が話せるということではありません。TOEICはスピーキングとは全く別の専門的なスキルだということがわかりました。
しかし、別にTOEICが全く無駄だということはなくて、英語に関する基礎的な能力(単語力、イディオム、リスニング)などは醸成できているので、いざスピーキングのトレーニングを始めたときに、その成長曲線はTOEICの素養があるかないかで全然変わってくると思います。
私もTOEICの勉強を終えた後にスピーキングのトレーニングに舵を取りましたが、TOEICの下地があって良かった、と思うことがたくさんありました。
留学してよかったこと
私が語学留学してTOEIC890を取れたことは、間違いなく「毎日必死に勉強をつづけたから」だと思います。
なぜ続けられたのか?それは、日本を離れてまで多額の費用を投じて勉強をしに来ている、という責任感みたいなものが大きかったように思います。
もしかしたら、日本でも同じくらい勉強すれば890は取れたかもしれません。しかし、日本では誘惑が多すぎて、そこまで集中できていなかったように思います。
逆に言うと、「現地の人との会話」などはあまり役に立ったとは感じていません。もったいないといわれるかもしれませんが、ほぼ自室にこもり、友達とも遊びに行かず、必死に勉強していました。
TOEICである程度の点数を取らなければ、日本に帰って親に見せる顔がない、と思っていたのも大きいかもしれません。
だから、「必死になれる環境」を作り出せたことが、留学してよかったことの最大のポイントだと思っています。
帰国後と就職について
帰国してから私は、大学を無事に卒業し、ある大きな外資系のホテルに就職しました。海外での仕事も多く、バンクーバー留学で培った英語力を存分に発揮できています。
あの時、留学して必死に勉強した3か月がなければ、今の自分はないと思っています。
「集中的に勉強すれば、一気に英語力は伸びる!」
私自身の経験から、これは断言できると思います。
ちなみに、私が自室でずーっと自習していた「iKnow!」は今はかなりバージョンアップして、すべての機能を利用するには有料になってしまうみたいなのですが、DMM英会話と組み合わせると1年間無料でできるみたいです。
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