Araiからエントリークラスのヘルメット、Quantum-Jのご紹介です。高いベンチレーション機能、豊富なカラーバリエーション、いざという時の安全性能等、Araiらしくしっかりと作りこまれた製品です。
質実剛健なAraiのロングセラー
アライ(ARAI) バイクヘルメット フルフェイス QUANTUM-J グラスブラック L 59-60cm
- 出版社/メーカー: アライ(ARAI)
- 発売日: 2012/02/24
- メディア: Automotive
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QUANTUM-JはAraiの中でも比較的息が長いモデルで、既にRAPIDE-IR等の新型が発売されてきています。まずベンチレーションですが、頭部にはシャッター機能付きのICダクト3が備え付けており、スイッチ操作で大型ダクトの開閉を行います。ダクトは見た目も大きく、走行中の空気の取り込み量を増やしています。口元のニュー・パワーインテーク・シャッターは吐息を強制排出するFESモード、シールド内面へ空気を供給するデフロストモードと機能の調節を行うことが出来ます。その他、汗が滴るこめかみ付近へ風を送るブローシャッターを吸気口に持っています。
排出には後頭部の大きなACR2ダクトをメインに使用します。走行風を適度にダクトへ取り込むことで負圧を発生させてヘルメット内部の空気を外へと流す仕組みです。また走行中にはリアスポイラーとしても効果を発揮し、ヘルメット後方の乱気流を抑制してくれます。それでも十分に熱気が抜けない場合は側頭部のサイドエキゾーストホールより追加で空気を抜く仕掛けになっています。これは排出口がヘルメットのフォルムと綺麗に一体化しており、見た目のバランスも良い仕上がりです。
シールド開口部からの風切り音を抑える工夫としてはシールドをシェルにめり込ませる様にリブを設け、シールドとシェルの段差を解消しています。転倒時もシールドにかかる負担が少なく、上手く衝撃を受け流す仕組みです。更にシールドの稼動部分をスッポリと覆うスーパーアドシスJホルダーのおかげでいざという時シールドが破損することを防ぎ、普段は騒音の低減に一役買っています。
内装は頬下部から頭部を包み込むFCSシステムをQUANTUM-Jも採用しており、走行中にブレないしっかりとしたフィット感を体感できるでしょう。初めてAraiを装着される方にはややきつ過ぎると思う方もいるかもしれませんが、ホールド感は極めて高くなっています。内装類は取り外せる構造の為、オフシーズンは洗濯して溜まった汚れをまとめて落とす事が可能です。中でもネックパッドは特に厚く、走行中の不要な風の侵入を抑えてくれます。
アライ(ARAI) バイクヘルメット フルフェイス QUANTUM-J クラッチローGP (61-62)
- 出版社/メーカー: アライ(ARAI)
- 発売日: 2015/04/15
- メディア: Automotive
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価格的には無地の物が2万円後半から手に入り、Arai製としては入手しやすい価格です。信頼性は極めて高いメーカーですし、最初にちょっと良い物をと考えるならQUANTUM-Jは悪く有りません。クラッチ・ロー選手のレプリカ等、インパクトの強いペイントモデルが多いのも好印象です。
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