拝啓、いわたくん。
就活お疲れ様でした。
投稿する前から分かっていただろうけど、反応はいろいろだね。
持ち前の素直さで、賛否両論ぐんぐん吸い込んで消化して自分のものにしてほしい。
手放しで応援するコメント以外は全部突っぱねるような真似は、普段は良いとしても、今回ばかりはしちゃいけないよ。
なぜならいわたくんはこれからフリーランスになるのだから。
これは立派な「フリーランスいわたはどう見られているか」って調査になるんだから。
いわたくんと2人で会って、コーヒーを飲みながらおしゃべりをしたことがある。
就活帰りでスーツだった。
ちゃんと話をするのがそのとき初めてだったこともあって、わたしは持ち前のヘラヘラっぷりを人生の後輩に向けて見せつけていた。わたしはこういう人なのだ。
でも、わたしは今それを猛烈に後悔している。あの雑談の3時間を、もっと本気でいわたくんに使ってやればよかったと後悔している。もっともっと聞き出して、意見を交換して、なんなら無理矢理飲みにでも連れていけばよかったと後悔している。
他人の人生は他人の人生であり、基本的に他人が介入するべきではないという考えは今も変わらないし、わたしはいわたくんに就活を再開しろとか言う気はない。
ただ、言い残したことがたくさんあるんだ。
フリーライター(?)のわたしのこと
何を隠そう、わたしがフリーランスである(いわたくんは知ってるけど改めて)。
普段は新卒で勤めていて退職した会社と業務委託契約をして、ライターっぽいことをしている。
自分語りになってしまうけど、いち経験談として。
なぜフリーライター(?)をしているのか
なぜそんなことをしているかと言うと、うつ病で会社に行けなくなったからだ。
一切の就労をやめて、実家で療養に専念することもできた。でも、わたしは親に申し訳なくって、自分ひとりのギリギリの生活だけでも自分で維持したくって、フリーランスのライターもどきとして開業をした。
独立した方がお金が稼げるとか、どうしてもやりたいことがあってそれをやりたいとか、そんなポジティブな理由じゃない。
うつ病がひどくて仮にクローズ転職に成功しても多分通勤できない。しばらくフリーターでいるとして、シフト制のアルバイトにも通勤できるか分からないからだ。
消去法であり、すごくネガティブな理由。
そもそもわたしは文章を書くのが得意だなんて思わないし、本も人に比べれば全然読まない方だ。何よりわたし別に文章を書くのが好きなわけじゃない。
それでもわたしはフリーランスの在宅ライターになるしかなかった。
なぜフリーライター(?)にならなければならなかったのか
それはなぜか。
自分が強みを提示でき、信頼関係が既に構築されており、継続的な受注ができる業界の、その中でも特に(どっかの新卒が辞めやがったので)人手不足である前職場から「今すぐライティングを中心とした業務委託契約をしないか」と声がかかったからだ。
あちらからフリーランスになることを提案されたのだ。
なぜフリーライター(?)になることを提案されたのか
では、なぜそんな声がかかったのか。こんなわたしにも実績があったからだ。
短かった会社員生活の間に、自分で書いた文章で結果を出してクライアントに絶賛していただいたことがあった(詳しく書けなくてごめん)。ウン万円単位どこじゃないお金が動いた。
前職場の社長は、会社員時代のわたしの文章を評価したのだ。
こいつの文章は多少なりとも利益につながるという信用があったのだ。
そしてわたしは社長の提案を受け、今に至る。
なぜフリーライター(?)になるという提案を受けたのか
先ほど実績や信用があると述べたが、この実績については守秘義務の関係でニュアンスもろくに伝えることができない。前職場以外にはほとんど通用しないであろう実績なのだ。わたしにはその実績のほかに何もなかった。ゼロどころかうつ病でマイナス100万くらいだ。
だからわたしは前職場と契約して、ライターとして開業することに決めた。
ほんとうに、それしかなかった。
反対に、それすらなかったら最後の道まで閉ざされていた。
"武器があるなら"の本当の意味と、それに見合う動き
いわたくんに話の流れで「新卒フリーランスについてどう思いますか?」と聞かれたときに、まさかいわたくんが6月いっぱいで就活を終えるなんて思わなかったわたしは、ヘラヘラと「ま、武器になるものがあるならいんじゃね」的なことを言ったと思う。
いわたくんが考える武器とは?
武器というと、特技とか、長所とかとも取れる。
ぼくの武器は月○○万回閲覧されるブログです。
ぼくの武器は自他共に認める素直さです。
これは通じる。でも、わたしが言いたかったのはそうじゃなかった。
わたしが言いたかった武器とは、相手が自分を買おうと思った時の決めの1手だ。
わたしが適当に言ってしまったから悪かった。ごめん。
フリーランスで生きるなら、もう一度考えてほしい。
いわたくんの武器はなんですか。
武器ができたらどう動こう?自律が大事
武器はこれだと言えるようになったら、次のことももう一度考えてほしい。
いわたくんの考える「武器」の定義はなんですか。
いわたくんはクライアントとなる人にどんな価値を与えてお金を得ますか。
いわたくんは、わざわざお金を払ってもらえる人間ですか。
その理由は何ですか。
それに見合った動きができていますか。
それに見合わない動きをしていませんか。
地方に行くと言っているけれど、いくらインターネットが発達していても、地方に住んだら明らかにファッションのトレンドは追いづらくなるよね。
人口の少ない地域に行ったら、買い物同行を頼んでくれる層の人間の絶対数も、お店の数も少なくなる。
きっとそこらへんはもう考えてあるんだろうけど。
この前DMで軽くお説教しちゃったこともそうだよね(超私信)。
腐るほど言われていることですが、自律するのが1番難しいと言っても差し支えないほど、フリーランス生活では自分を律することが大変です。
自由だけど、自由だからこそ不便で、自分でルールを作って自分を縛ったほうが都合がいいことがたくさんある。しかもそのルールの改善を提案してくれる人がいないから、自分で振り返ってブラッシュアップし続けなきゃいけない。
人によっては、それが会社に行くよりもずっと難しかったりするよ。
だって会社がこうなんだもんって人に言えないだけじゃない。自分にも言えないんだ。
素直でい続けてくれていることが嬉しい
わたしも就活に失敗した人間だ。最終的にいい会社に出会えたけど、過程は完全に間違えた。本番が強いタイプの自分を過信し準備を怠った結果だ。わたしはいわたくんの半分の就活期間で、いわたくんの倍くらい会社に落ちた。
最終まで何回面接があるとかそういうのは会社によってまちまちなので、単純に40社落ちるのと70社以上落ちるのどちらが辛いかは分からない。
けど、ひとつわたしが分かるのは、40社も落ちたら、疲れる。
ただの「疲れる」どころじゃない。無価値感の往復ビンタを食らうようなものだ。
落ちるたびにぼくは何がいけなかったんだろう、ぼくはどこを直すべきなんだろうと自分の悪いところにばかり目がいって、改善できるものでもなかったりして、ありのままの自分を受け入れてくれる自分の入りたかった企業はなくって。
それでも、いわたくんはずっとずっと素直すぎるくらいに素直だ。
ちょっと影響されやすくって、ちょっと軽率で、でも物凄く素直な良い子だ。
自分の良いところを見失っていないのが、わたしは嬉しい。
これからも絶対に失わないようにしてね。
仕事を頼みたくなるいわたくんでいよう
これ、先日DMで言った言葉と全く同じなんだけど。笑
見出しの一文に尽きるとつくづく思う次第です。
これからきっと死ぬほど刺激を受けるでしょう。魅力的に見えるものも、一見そうでないものも、甘い言葉も、いろいろあるでしょう。
それらを真似するしない吸収するしないではなく、何事も(自分のネガティブな感情も)自分の中で受け止めて、自分の中で噛み砕いて、良いところを着実に盗んで自分のモノにしていこう。
それと、何かに反発している人は、何かの敵みたいなものだ。
「自分はどんな風に見られているのか」を意識して、信頼されるいわたくんでいよう。
仕事を頼みたくなるいわたくんでいよう。
残りの期間、何やるかしっかりしっかり考えるんだよ。
もし就活を再開するのならば、わたしはそれで全然構わないと思う。
応援しています。
Cyndi.