2006年7月10日仕事中、高所から転落。
頭部外傷にて救急搬送
わたしが駆け付けた時は まだ救急室で治療中
昼食時間を過ぎても 戻ってこないことに 同僚が不審に思って探し始めたのが2時ごろ
まさかと言うようなところに 倒れていたのを見つけてくれたのは
同僚のひとりだった
水の中に 長時間いたので低体温
処置中2回大量に水を嘔吐、水路にはまり込むように倒れ 鼻はかろうじて出ていたのがおぼれずに済んだ いろんなことが重なって 命は助かった
左耳からの出血、髄液も流れ出していた
頭蓋骨は 車の事故でフロントガラス全体にひびが入った状態との説明
脳に出血もあると…
今後は 手術する段階ではなく、当面安静、2次感染予防のみといわれた
呼名には かろうじて返事があったが 自分がどうなったかを理解するのは このあと1週間先
加えて どんな後遺症が…とはっきりしてきたのは
安静が緩められて 座位が取れるように リハビリ開始してから…
そう、いま10年前のことを思い出していても
ぞぉ~っとする
1年後 自分たちのような経験でも 誰かのお役に立てれば…
そんな気持ちと、彼のリハビリと、何より私自身のストレス発散の為に
(今は照れくさくて、読み返せないが)
闘病記録を自費出版した
先日久しぶりに検索したら、某看護大学やら施設の図書欄にヒットした
マ、何人かの人の目にはふれたのかも知れないね、とカメキチどんと喜んだ
ぜったい治る!そう思ってきた10年…ダメだった
後遺症自体は 全然よくなってはいないが
そういう障害に
うまく付き合っていける強さは身につけたと思う
わが夫ながら あっぱれ❕と言いたい
明日は カメキチ記念日