降圧剤で不整脈に
「プラビックスは抗血小板薬と呼ばれるもので、血液を固まりにくくする薬です。心筋梗塞や脳梗塞の再発予防に使われる薬ですが、病気によっては他の抗血小板薬と併用されることがある。
例えばアスピリンです。そうすると過剰に効いて、出血が止まりにくくなることがあります。身体をちょっとぶつけただけで、あざができやすくなったり、鼻血が出やすくなったりする。また眼底出 血、消化管出血なども起きやすくなるので、注意が必要です」
こう語るのは東京慈恵会医大附属病院循環器内科の川井真医長だ。どんなに有効な薬でも必ず副作用はある。複数の薬を飲み合わせている場合は、副作用が増幅されたり、思いもよらない作用が出たりすることもある。
プラビックスは日本で処方されている医薬品の中でも売上高トップクラスを誇る「血液ドロドロを改善する薬」。非常にメジャーな薬だが、同種の薬を過剰に併用すると、血がサラサラになりすぎて、副作用が出る。都内の大学病院の心臓外科医が語る。
「手術中、なかなか血が止まらなくて苦労することがあります。そういう患者さんは後で聞いてみると、複数の抗血小板薬を併用していることが多い。血液はサラサラであればあるだけいいというのは迷信です」
最近では、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった血をサラサラにする効能をうたったサプリメントを併用する人も多い。過剰な摂取を避けるために、抗血小板薬を服用する場合、医師にどのようなサプリメントを飲んでいるかを告げたほうがいい。
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