株価終値 一時500円超の下落 円高ドル安で

株価終値 一時500円超の下落 円高ドル安で
6日の東京株式市場は、外国為替市場で円高ドル安が進んだことなどから売り注文が広がり、日経平均株価は一時500円以上値下がりしました。
6日の東京株式市場は、取り引き開始直後から売り注文が広がり、午前の取り引きで、日経平均株価は一時500円以上値下がりしました。その後は買い戻しの動きも出て値下がり幅は縮小しました。
日経平均株価、6日の終値は5日より290円34銭安い1万5378円99銭。東証株価指数=トピックスは22.44下がって1234.20でした。1日の出来高は22億1678万株でした。
株価が大きく下落したのは、5日のニューヨーク市場で株価が下がったことに加え、円高ドル安が一段と進み、円相場が1ドル=100円台まで値上がりしたことで、輸出関連の銘柄などで売り注文が広がったためです。
市場関係者は「イギリスが、EU=ヨーロッパ連合からの離脱を選択したことを受けた金融市場の混乱は、落ち着きつつあったが、イタリアの一部の銀行の経営不安が伝わったことなどを受けて、投資家のリスクを避けようという姿勢が再び強まった」と話しています。