故蜷川幸雄さん企画の舞台 公募の出演者が初稽古
ことし5月に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんが企画した演劇に出演する中高年の人たちが、12月の上演に向け、さいたま市で初稽古に臨みました。
この舞台は、ことし5月に亡くなった埼玉県川口市出身の演出家、蜷川幸雄さんが手がけていた「老人の夢」がテーマの群集劇です。出演するのは公募で集めた60歳以上の男女およそ2000人で、6日はおよそ100人がさいたま芸術劇場で初稽古に臨みました。
始めに、蜷川さんから引き継いで演出を担当するノゾエ征爾さんが「蜷川さんのすべてを受け継げるわけではないが、精いっぱい努めたい」と意気込みを語りました。出演者のほとんどが、演技の経験は無いということで、泣いたり笑ったりしながら歩く練習では、ノゾエさんから「体全体で表現しながらもっと声を出してみましょう」などとアドバイスを受けていました。
ノゾエさんは「元気でびっくりしました。蜷川さんも、どこかで見てくれていると思うので、期待にこたえたい」と話していました。中高年の群集劇は、ことし12月7日に、さいたまスーパーアリーナで上演されます。
始めに、蜷川さんから引き継いで演出を担当するノゾエ征爾さんが「蜷川さんのすべてを受け継げるわけではないが、精いっぱい努めたい」と意気込みを語りました。出演者のほとんどが、演技の経験は無いということで、泣いたり笑ったりしながら歩く練習では、ノゾエさんから「体全体で表現しながらもっと声を出してみましょう」などとアドバイスを受けていました。
ノゾエさんは「元気でびっくりしました。蜷川さんも、どこかで見てくれていると思うので、期待にこたえたい」と話していました。中高年の群集劇は、ことし12月7日に、さいたまスーパーアリーナで上演されます。