バングラデシュ事件 兆候つかみながら防げなかったか
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バングラデシュで起きた人質事件で、地元当局は、事前に事件が起きることをうかがわせる兆候をつかんでいながら防げなかったとして、対応に問題がなかったか調べることにしています。
バングラデシュの首都ダッカで今月1日夜、武装グループが飲食店を襲撃して人質を取って立てこもった事件では、日本人7人を含む23人が死亡しました。
警察は当初、突入したときに容疑者6人を射殺したと説明していましたが、その後、このうちの1人は店員の男性で実行犯に間違われて治安部隊に射殺されたおそれがあるとして、死亡した容疑者は5人、亡くなった人質と警察官は1人増えて23人に訂正しました。
一方、ロイター通信は、ハシナ首相の顧問の話として、事件発生当日、事前にツイッターで何らかの襲撃があることをうかがわせる複数の投稿があったと伝えました。このため警察当局は、大使館や大型ホテルが狙われるおそれがあるとみて警戒していましたが、事件が起きた飲食店は想定してなかったということです。首相顧問は、警察などの対応に問題がなかったか調査することになるとしています。
この事件で警察は、実行犯として射殺された若者5人が国内の過激派組織とつながりを持ちながら犯行に及んだとみていますが、一方で、過激派組織IS=イスラミックステートも事件への関与を主張していて、事件の背景は依然として明らかになっていません。
警察は当初、突入したときに容疑者6人を射殺したと説明していましたが、その後、このうちの1人は店員の男性で実行犯に間違われて治安部隊に射殺されたおそれがあるとして、死亡した容疑者は5人、亡くなった人質と警察官は1人増えて23人に訂正しました。
一方、ロイター通信は、ハシナ首相の顧問の話として、事件発生当日、事前にツイッターで何らかの襲撃があることをうかがわせる複数の投稿があったと伝えました。このため警察当局は、大使館や大型ホテルが狙われるおそれがあるとみて警戒していましたが、事件が起きた飲食店は想定してなかったということです。首相顧問は、警察などの対応に問題がなかったか調査することになるとしています。
この事件で警察は、実行犯として射殺された若者5人が国内の過激派組織とつながりを持ちながら犯行に及んだとみていますが、一方で、過激派組織IS=イスラミックステートも事件への関与を主張していて、事件の背景は依然として明らかになっていません。
IS 新たにテロ行う可能性を示唆
シリア北部にあるISの支部は6日、インターネット上に、新たにテロを行う可能性を示唆する映像を公開しました。
映像には、バングラデシュ人とみられる戦闘員の男3人が登場し、今回のテロはISが行ったものだと改めて主張したうえで、「この戦いはわれわれが勝利するまで止めることはできない」と、場所は特定せずに新たなテロの可能性を示唆しています。
この映像についてイスラム過激派組織の動向に詳しい中東調査会の高岡豊上席研究員は「使われているロゴなどから、IS内の組織が出したものであることはほぼ間違いないが、公式なメディア部門ではないことから、ISとしての正式な見解を反映しているとはいえない」と話しています。そのうえで、「バングラデシュ政府が、今回の武装グループとISとのつながりを否定しているため、実際にISに加わっているバングラデシュ人がいることを示すことで、ISが行ったテロだと強調するねらいがあるのではないか」と分析しています。
映像には、バングラデシュ人とみられる戦闘員の男3人が登場し、今回のテロはISが行ったものだと改めて主張したうえで、「この戦いはわれわれが勝利するまで止めることはできない」と、場所は特定せずに新たなテロの可能性を示唆しています。
この映像についてイスラム過激派組織の動向に詳しい中東調査会の高岡豊上席研究員は「使われているロゴなどから、IS内の組織が出したものであることはほぼ間違いないが、公式なメディア部門ではないことから、ISとしての正式な見解を反映しているとはいえない」と話しています。そのうえで、「バングラデシュ政府が、今回の武装グループとISとのつながりを否定しているため、実際にISに加わっているバングラデシュ人がいることを示すことで、ISが行ったテロだと強調するねらいがあるのではないか」と分析しています。