映画「羊たちの沈黙」や「サイコ」のモデルとなった名だたるシリアルキラー達。
あまりにも残酷で狂気すぎて、まるでフィクションの人物みたいだけど
でも本当に実際に存在した(してる)んですよね。。。
銀座の某画廊にて、
ジョン・ゲイシーとかエド・ゲインとかチャールズマンソンが
本当に実際に自分で書いたり触ったりした物の展示が行われているらしい。
なんだよそれ…ヤバイでしょ……
サブカルホイホイすぎるでしょ…
そんなん
行くしかないじゃないの!!!
シリアルキラー展 ヴァニラ画廊
【公式サイト】
銀座にあるヴァニラ画廊へ
ギャラリー内は撮影禁止だよ☆
(上の写真は入口のやつ)
人多すぎワロタ
【シリアルキラー展】今まで日本で見る事ができなかった貴重なシリアルキラーの絵画コレクション展も今週10日(日)まで。土日は非常に混雑いたします、平日のご来場を強くおすすめいたします。https://t.co/UBTh9OH5LS
— ヴァニラ画廊 (@vanilla_gallery) 2016年7月6日
ヴァニラ画廊さん、ツイッターでいつも
「土日は混雑してマジヤバイから!マジヤバイから平日に来いやゴラァアア」
って言ってるから、どんだけ混雑するんだろうって思って不安だった。
ちゃんと忠告通り、平日に行ったんだけど、
15時くらいだったせいか人いっぱいだったー!
会場が小さいから30人くらいで満員状態になっちゃう感じ;
そして展示品の前で人集りが出来るから見るの大変…笑
これから行く方いたら、
午前中とか人少なそうな時間が超オススメだよ!
※展示会は7月10日までだからお早めに><;
入場に関して
入場料1900円 パンフレットが付いてくるよ。
これに開催者の言葉とか、解説とか載っててとても良い。ありがたい。
最初にこれ読むと、より展示品を楽しめるかも!
コレクターさんが凄すぎる
世界各国の凶悪犯罪を犯したシリアルキラーたちの作品、セルフポートレート、手紙、資料等、あらゆるコレクションアイテムを蒐集しているHN氏の200点以上に渡るコレクション大公開いたします。
ー公式サイトより
あ ・・・・
これ個人のコレクションなんだ!?
え…その人やばくない!?
なんか・・その人が色々と一番やばくない!?
オークションとかで競り落として地道に集めたのかなぁ…?
何度も手紙を送り1度だけ返信が来た。これがその手紙だ。
ー展示品の説明文より
え!?そういう感じ!?
まさかの直接やり取り!?
手紙とか返してくれるんだ!?!?
チャールズマンソンとは約4年間文通していた。
ーコレクターHNによる解説(パンフレットより )
チャールズマンソンと文通ー!?
チャールズマンソンって、あのマンソンファミリーのですよね!?
あのマリリンマンソンの名前の由来の!?!!
そんなすごい人と!?文通!?
しかも4年間!?
長くない!?
昨今、中学生でもそんなに文通しないよ!!!
一度だけ、彼(チャールズマンソン)から電話を受けたことがある
ーコレクターHNによる解説(パンフレットより )
チャールズマンソンとTEL!?
手紙だけじゃ飽き足らず、TELしちゃったの!?
なんなの!?仲良しなの!?!!?
いや、何者なの!?何者なのHNさん!!!
異邦の殺人鬼たちは映画に登場する怪物を見ているようで、日本での身の回りの事件と違いリアリティーを感じることがなかった為か、嫌悪感は薄いものだった。
ーコレクターHNの言葉(パンフレットより )
あ…ごめん…ちょ…ちょっと待って…
コレクターさん日本人なんですか!?
なんか勝手に外国の人だと思ってた…
そんな狂気なコレクターが日本にいるとは思わなかった…
先入観持ってた…ごめん…
びっくりした…
まさかの日本人…
この同じ大地にいるのか…
どこのどなたでどんな人なんだろう・・・
なんなら今回の展示物の何よりも、この人が一番気になる・・・
個人的に感動した展示ベスト5
完全にHNさんが一番気になる気持ちでいっぱいだけど、
それはひとまず置いといて、
今回、個人的に感動した展示品ベスト5の発表です!
クレイ兄弟
クールなアンチヒーローとも悪魔のような冷血漢とも語り継がれるレジー&ロンのクレイ兄弟は、イギリス犯罪史上において19世紀の連続殺人鬼、切り裂きジャックと並び称せられるほどの有名人である。
今やってる映画「レジェンド 狂気の美学」に出てくるクレイ兄弟。
その実在の二人が書いたイラストとかが展示されてたよ。
ちょうど映画見たいと思ってた!
エド・ゲイン
ゲインはその特殊な嗜好において、異様なまでに情熱を働かせる傾向があり、独自の手法をあみだして家具から食器、衣類、マスクまで人体を材料に作った。
ゲインは死体を切り刻む時には自分で作った人間の皮のベストを着け、同じく皮で作ったマスクをつけて踊り狂いながらこれらの儀式を行っていたという。
羊たちの沈黙、悪魔のいけにえ、サイコ、それらの映画のモデルになった実際の殺人鬼です。
有名な方なので、私も名前は知ってたよ。
実際の所有物(聖書とか)やお墓の拓があった!
チャールズ・マンソン
女優のシャロン・テート、ラビアンカ夫妻(Leno and Rosemary LaBianca)を、自身の信者を教唆して殺害させたことで、共謀罪を宣告された。共謀という目的の促進のため、彼の仲間の共謀者たちが犯した犯罪により、メンバーそれぞれが共謀罪として有罪となり、マンソンは連帯責任の規則で殺人の罪による有罪判決を受けた
先ほどから話に出てきてますね。
彼の絵とか展示されてたよ!
ところでパンフレット見てびっくりしたんだけど…
まだ服役中なんですね…
知らなかった;;
テッド・バンディ
IQ160の頭脳、高学歴、すぐれたルックスと言い回しなど、およそフィクション作品から飛び出してきたかのような犯罪者で、容疑者となって刑が確定して以降も数多の女性ファンを獲得したが、その実態はおぞましいまでの性倒錯殺人鬼である。
病人やケガ人のふりをして荷物の積み下ろしを女性に助けてもらい、そのまま車に連れ込み殺害するイケメン犯罪者…。。
みんなそうだと思うけど、私もいつも一人で夜道を歩く時は「もしテッドバンディみたいなシリアルキラーがいたらどうしよう…。荷物の積み下ろしを手伝うべきか否か…」って考えながら歩いてるから、今回その本人の直筆サインが見れたのちょっと感動しました。
ジョン・ゲイシー
子供たちを楽しませるため、パーティなどでピエロに扮することが多かったことからキラー・クラウン(殺人道化・殺人ピエロ)の異名を持つ。少年時代はボーイスカウトに入っていたこともある。アルバイト料の支払いなどの名目で呼び寄せた少年を殺害。その遺体を自宅地下および近くの川に遺棄した。
誰しも一度は見たことがあるであろう…
そうあのピエロの絵だよ!!
シリアルキラー展のポスターにも描かれてるやつ。
あのピエロだよ!!!
殺人鬼が描いた絵画といえば、このピエロの絵が一番有名かなと思います。
私も今回これを見たかったの。
これを見に行ったも同然だよ!!
ジョンゲイシーは獄中で自分の絵を売ってたこともあって、たくさん絵が世に出てるんだけど、その中でも良くネットで見る有名な作品の本物が見れてドキドキした。
ってかこの絵、日本人が持ってたんだ・・・・すごい・・・・
そしてパンフレットを見てさらにビビった。
展示品されてた絵の一つは、
元々「Korn」のジョナサンデイヴィスが持ってたんだって!!
なんで周り回ってコレクターHNさんの所にやってきたんだろう。
HNさん何者なんだろう…
やばい…やっぱりこの人が一番気になる…
何者なんだ・・・・・
性が精神に与える影響
ところで今回の展示を見てて思ったけど、
シリアルキラーの”幼少期に性的虐待を受けている率”高すぎない!?!?
どうして子供の時の性的な出来事が精神にこんなに影響を与えるんだろう・・?
フロイト先生がよく精神と性との関係を説いているけど、やっぱりその辺は繋がってるんだろうか・・・。
精神分析の分野をもっと勉強したいと思いました。
(そういえば昔大学で犯罪心理学の講義受けてたなぁ・・)
まとめ
集めてる物もすごいけど、集めてる人もすごい。
色んな狂気に触れて、考えさせられる展示会でした。
ヴァニラ画廊さんは他にも面白い展示色々やってるみたいだから、注目してると楽しいかも!
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