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きよねこ

学んだこと、考えたことを書いています。

はてなブログは警告なしで利用停止されることはある-公式からの返答

ブログ

こんにちは、きよです。
やぎろぐ、ヒトデ祭り、と有名ブログが非公開表示になっていた件が話題になっています。
はてな界隈で最も人気なブロガーでもある彼らが突然、強制非公開となってしまったことに疑問を抱いて公式に問い合わせしました。

公式はてなとのやり取りを簡略化します。

私からの質問

「やぎろぐさんはいきなり凍結されたのですか?」 と聞いても他人のプライバシー情報を答えてくれるわけがないので質問を変えました。

「警告なしで利用停止されることはあるのか?」

公式はてなから返答

「いきなりの利用停止はある」

まず、軽微な違反であったり、利用実態そのものはポリシーに合致しており 注意により改善が見込まれる場合は、事前の注意勧告を経て対応を行う こともあります。

しかし、違反の内容が特に悪質な場合や、ブログの利用目的自体が ポリシー違反と考えられる場合などは、下記のような理由から、即時に 利用停止措置の対象とします。

・注意勧告を行ってから実際に対応されるまでの間に、不適切な情報が 引き続き流布されてしまう問題がある(公序良俗に反する情報など)
・利用目的自体が不適切な場合、注意勧告を行っても改善が難しい
・注意勧告の内容により、はてなの判断基準を探り、ぎりぎり許されるとみられる グレーゾーンでの利用を助長することとなる
・さらに、上記のようなグレーゾーン情報をブログなどで拡散したり、情報商材や セミナーなど有償で流布される可能性がある

もちろん、このような措置は、悪質な事例に限定しており、通常のサービスの ご利用において、上記に相当する可能性は非常に低いため、ご心配いただく 必要はございません。

しかし、はてなブログでは、収益を主目的とする利用を禁止しています。
そのため、アフィリエイト広告の掲載や、セミナー勧誘、有料コンテンツ販売など、 収益につながる用途を主としているブログはその時点でポリシー違反となります。
その場合、即時利用停止となるリスクは否定できません。

私の思うこと

「はてなの判断基準を探り、ギリギリ許されるグレーゾーンの利用を助長する」
とは利用者からしたら、できるだけ具体的な事例や明確な線引きが知りたいと思うのは当然のことではないか。
それをそのような言い方にするのは、どうなのだろうか。

「さらに、上記のようなグレーゾーン情報をブログなどで拡散したり、情報商材やセミナーなど有償で流布される可能性がある 」 情報商材やセミナーで有償で販売されたら困るというのは理解できるが、ブログで拡散されたら何がいけないのか?
まるで自分たちにとって不利益なことをブログに書く連中はゴミ、違反、反逆者、迷惑だというような言い方だ。
出来るだけ多くの利用者そして交流あるブロガーに、「こういうことをしたらいけないんだって」と教えるのは当然のことだし、そもそも公式側がやることではないのか。

「収益を主目的とする利用を停止」とあるが、主目的とはどこから主目的になるのかわからない。
アフィリエイトや収益自体を禁止しているわけではないが、それを主目的にしたらいけないとは、どの辺がラインなのだろうか。

例えばアフィリエイト専門のブログー特定の商材を売るためだけのブログなら主目的の利用となるが、個人のブロガーが日常のことも書いて、ときには記事にアフィリエイトを行うのは、それは主目的になるのだろうか。

私からの質問

・「アフィリエイトが主目的になるブログとは、どこからが主目的といえるのか?」
・「出会い系アフィリエイトやサロン勧誘を記事に書いてるブログはたくさんあるのに、いきなり警告なしで凍結するのはどうなのか?これまで見ていても何もしなかったのにいきなり凍結はおかしいのでは?」
・「利用停止された場合は今後、利用は出来ないのか?」

具体的には下記。

「グレーゾーンというよりは利用者からしたら、出来る限りの具体例や明確な基準が知りたいです。
これまではたくさんそういう事例(出会い系アフィリエイト、サロン勧誘)があったのに、仮に警告なしでいきなり利用停止だとしたら疑問です。
他にも具体例な例として、どこまでか駄目で、いいのか、少しでも明確にすることが利用する上で安心かと思います。
またポリシー内容と実情はちがい、ポリシー内容についてそちらは具体的と思っても利用者からしたら、どのようにも取れてしまう内容に思えてしまいます。
例えばアフィリエイトを主目的にしてはいけないとありますが、どこからが主目的になるのですか?」

公式はてなから返答

・「利用停止後に今後、ガイドラインを守る可能性が高いと思ったら再度のブログ利用は可能。」

・「他に同じようなことをしているブログがあったとして、公式では全てのブログを把握しているわけではない。通報で発見された場合に対応しているのであって、認めているわけではない。よっていきなりの利用停止はする。」

・「収益が一切なくても利用するかどうかが主目的かどうかの基準。利益を期待して利用する以上はいきなりの利用停止の可能性はある」

抽象的な回答となりますが、サービスを利用される側の一つの基準として、もしブログからの収益を一切見込めないとしても、サービスを利用し、記事を書きたいと思えるかどうかお考えください。
はてなブログの利用ポリシーとしては、ブログを書き発表することそのものを目的とし、ご利用いただくことを前提としています。
面白く有益なコンテンツであった場合、結果的に収益につながることはありますが、それを主たる目的としてご利用いただくことはできないということです。

もし、広告が掲載できないのであれば利用しないという場合、ご利用の目的は相当の割合が営利宣伝であるということとなります。
そのような場合に、「どこからが主目的といえるか」としてグレーゾーンの判断基準を確認しぎりぎり許認されると思われる内容でご利用いただきましても、何等かの要因で利用停止となるリスクはございます。
そのため、収益を期待しサービスを利用される場合には、本来はてなブログのご利用は適しません

私の思うこと

最後に

警告なしで強制的に行うことは可能性として低いと考えているツイートをしているブロガーは多くいました。
これで考えを改めてもらえたかと思います。

はてなブログでは警告なしで利用停止はある。

アフィリエイト広告は認めているのに、主目的だと判断したら強制凍結するということです。
どうとでも取れてしまいかねない内容です。

とりあえず子供が見ても問題無さそうな内容とアフィリエイトにした方が無難だと思います。

はてなブログのサービスを利用している以上、従うのは当然のことといえば当然です。
ただし、同時に我々はお金を払って利用しています。
お金を払っている以上は疑問に思うところは皆で権利を主張することは正しいと思います。
勝つ、負けるの話ではなく、主張することに意味があります。
それが訴訟であろうと、ブロガー達で公式に問い合わせでおかしいと伝えることであろうと、会社前でデモを行うにしても、方法は様々ですが、何かをすることに意味があるかと思います。
このままではお金を払っているのに、ただひたすら言うことに従うしかない状態です。
何をされようと、どんなことをされようと、です。

そんなのはおかしい!

もし会社が京都でなく東京にあれば私は直接、行っています。
応対されなかったら、されなかったで、それが回答だと判断します。
どのような結果になろうとやることに意味があります。

それでは最後まで読んでもらって、ありがとうございました。