今回はみんな気になってる中国製の自動車部品についてです。
増えましたよね~中国製品。
中国製自動車部品はとにかく安いです。そして、日本人が思いつかないような機能や発想を持っているものもたくさんあります。
ただし、安いからには理由が必ずあります。
注意点がありますので賢く選んで使いましょう。
カーナビ、カーオーディオ
中国製部品の代表格と言えるカーエレ(死語?)
ナビゲーションは日本でも使えるものがほとんどです。
種類も豊富でDVD、MP3、各種デジタル動画再生、ブルートゥースなどなど豪華装備のものからシンプルに機能を1つか2つぐらいにして激安にしたものまで色々あります。
私が使ったもので面白かったのは1DINサイズに1.5インチぐらいの小さいサイズのTVモニターが付いていたものです。日本では「こんな小さなモニターはいらないでしょう?」と商品化されることはないですが、とにかくやってみようというのが中国です。
ちなみに以外にちゃんと見れましたよ。
まぁ、映画の字幕とかはさすがに見えませんでしたが(笑)
(1DINは高さ50mm×幅178mm、普通、ナビの画面がすっぽり入っているサイズが2DINです。)
カーオーディオで気をつけたいのは当たりハズレが多いことです。
必ず保証の付いているものを購入しましょう。
動かない、勝手に動く、なんて不良は当たり前の様に起きます。
過去にあったトラブルで言いますと一晩で車のバッテリーがあがってしまった、なんてものもありました。デッキ内部で漏電でもしていたのでしょうか(汗)
それから、保証についても注意が必要です。
中国製のカーナビやオーディオを購入する場合、多くは通販で購入すると思います。
Amazonや楽天、Yahoo!などはレビューが付いていますので
- きちんと交換や修理保証されているか?
- 保証内容の約束が守られているか?
- 2回目以降の故障に対しても交換対応してくれているか?
など保証にクレームがついていないかを確認するようにしましょう。
それから、いくら保証が付いているとはいえ、1ヶ月に1度壊れるようでは取り付け作業の時間や工賃が無駄になってしまいますから、このあたりもレビューから読み取るようにしましょう。
他にもバックカメラや液晶モニターなどもかなり安くなっていますから、同様にレビューを注意しながら追加装備していくのもアリだと思います。
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーも最近は国産の半額ぐらいで出回っています。
これらも電気部品なので当たりハズレは多いですが、スペックの低いあまりにも安すぎるようなものを購入しなければ特に問題ありません。
ドライブレコーダーは付いていないより絶対に付いている方が良いです。
もしもの時に証拠がある方が話が早いからです。
これらナビや電気製品の購入で気をつけてもらいたのが取り付け作業です。
自分で取り付けできる人は良いのですが、ほとんどのお店では部品持ち込みでは作業を断られたり、工賃を割増されたりします。
購入する前に調べたり、確認をとったりしておきましょう。
タイヤ、アルミホイール、ブレーキパッド
実はここからが本題です。
タイヤ、アルミホイール、ブレーキパッドこれらはオススメしません。
なぜなら、命に関わる部品だからです。
ナビやカーオーディが壊れたところでどうってことありません。死にやしません。
タイヤが突然バーストしたら?
アルミホイールにヒビが入ったら?
ブレーキパッドのパッドが外れたら?
車はコントロールを失い大事故になりかねません。
「そんなことってありえるの?」とあなたは思うかもしれません。
ありえるんです。
中国製タイヤ
まず、中国製タイヤですがそもそも新品状態でタイヤバランスが取りにくく、ハンドルがふらつく場合があります。
そして、サイドウォール(タイヤの側面)強度が弱く、自然にパンクする事例を何度も見ました。
パンクといっても空気が徐々に抜ける状態ではありません。
タイヤにはゴムの中に強度を保つためにワイヤーが何本も張り巡らされています。そのワイヤーが中で切れてしまい、強度が弱った部分のゴムがたんこぶのように膨らみ、やがて耐えかねてバーストしてしまいます。
これが見える面だとバーストする前に発見できるのですが、車体の内側が膨らんでいた場合発見することが難しいです。
ゴムの品質も良くないので摩耗も早いです。
中国製アルミホイール
これはかなりの数が出回っている上、日本のメーカーも中国で生産している場合がありますので知らず知らずにあなたも購入してしまっているかもしれません。
スタッドレスタイヤなんかと一緒にセットされているような安いアルミホイールはほぼ中国製です。
まず気をつけて欲しいのは保安基準がついていない物です。日本の車検を通るためには保安基準を満たしたアルミホイールでなければなりません。
保安基準を満たしたアルミホイールはよく見ると『JWL』という小さな刻印が入っています。これがないと車検も通りませんし、保安基準に合格していないので最悪曲がったり、破損してしまう可能性だってあります。
そして、保安基準合格品でも安心できません。
なぜなら中国製品は大量生産されているので、オーディオ類同様に当たりハズレがあるのです。メーカーもある程度は品質管理をしているかもしれませんが、強度を検査する方法って実際壊すしかないので、どれがハズレかなんてわかりません。
もし、あなたがハズレを引いてしまったら・・・?
購入時にはお店に確認したり、made in chinaになっていないかを確認して、できるだけ中国製ホイールは避けるべきでしょう。
中国製ブレーキパッド
これもネットなんかで格安で販売されているものはほとんど中国製です。
ブレーキパッドはベースとパッドの2つをくっつけてあります。
ブレーキ部分は予想以上に高温になる過酷な環境です。粗悪なものだとブレーキパッド
が分離してしまう可能性だってあります。
急ブレーキ時にブレーキパッドが分離してしまったら・・・?
中国製に限ったことではありませんが、やはり壊れてしまうと車がコントロールを失ってしまうような部分に激安部品を取り付けるのはかなりリスクが高いと考えて良いでしょう。
必要最低限お金をかけるべきところにはお金をかけましょう。