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「七夕SL」でおもてなし 大井川鉄道と沿線住民

(2016/7/6 09:20)
地元高校生が手掛けた2種類のヘッドマーク=島田市の新金谷駅
地元高校生が手掛けた2種類のヘッドマーク=島田市の新金谷駅
短冊を飾り付ける沿線住民=島田市の五和駅
短冊を飾り付ける沿線住民=島田市の五和駅

 大井川鉄道や沿線の高校生、住民が七夕にちなみ、オリジナルヘッドマークを取り付けた「SL七夕列車」を走らせたり、駅舎周辺に七夕飾りを設置したりして、沿線の盛り上げと観光客へのおもてなしに取り組んでいる。
 ヘッドマークは、島田高と金谷高の美術部生徒がそれぞれ手掛けた。島田高は人が天の川を仰ぎ見る様子を、金谷高は遠くまで伸びるササと星がちりばめられた宇宙を神秘的に描いた。金谷高3年の女子生徒(17)は「自分が描いたマークを付けたSLが地元で走っているなんてうれしい」と笑顔で話した。6日は島田高のマーク、7日は金谷高のマークを装着する。
 五和駅や抜里駅では、地元住民らが七夕飾りを設置して駅舎を彩っている。利用者が自由に書ける短冊も用意した。五和駅は「チームおもしろ五和駅」が企画し、短冊には五和小の児童が願い事を記した。抜里駅は「清水七夕まつり」で過去に飾った直径40センチ、高さ2メートルの華やかな竹飾りも週末限定で飾り、訪れる人々を楽しませている。設置した同駅サポーターの一人、清水徹さん(58)は「目を留めて地域を知ってもらうきっかけになれば。沿線活性化に協力したい」と話した。
 大鉄の担当者は「地元高校生の力を借りてすてきなSLを走らせることができた。沿線を盛り上げようとする地元の応援もありがたい」と感謝した。

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