バイクの高3殺害容疑…「目が合い」車で衝突 平塚
神奈川県平塚市の雑木林で4日未明、横浜市旭区川島町、高校3年、森脇諒さん(18)が遺体で見つかる事件があり、県警平塚署は5日、出頭した同県藤沢市西富、自称土木作業員、森田裕貴容疑者(20)を殺人容疑で逮捕した。
同署によると、森田容疑者は「オートバイに乗った高校生と目が合って頭にきて車でオートバイに衝突した」と供述し「間違いありません」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は4日午前2時50分ごろ、平塚市高根の雑木林脇の市道で、森脇さんのオートバイに運転する乗用車を衝突させ、森脇さんを殺害したとしている。
同署によると、森脇さんはヘルメットをかぶった状態で倒れ、そばに衝突の痕跡が残るオートバイがあったという。森田容疑者はドライブ中に車を止めていたところ、数台のオートバイが通り過ぎ、「そのうちの1台(の運転手)と目が合って頭にきた」と供述しているという。
4日午前7時10分ごろ、倒れている森脇さんを見つけた近所の男性が110番。同署が事件と事故の両面で調べていたところ、同10時ごろ、森田容疑者が「事故を起こした」と藤沢署に出頭した。【藤沢美由紀】