【仲地清通信員】毎週土曜の午後、台北市の繁華街「西門」で、八重山民謡を奏でる三線の音色が聞こえてくる。八重山音楽に魅了された台湾出身の呉寰さんが会長を務める台湾琉球文化交流協会の八重山民謡の練習会場からだ。台湾に沖縄、八重山音楽を普及する起点になっている。
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同交流協会は2014年に発足し、台北政府に正式に登録された文化交流団体。練習会場は東京の原宿のように台湾の若者でにぎわう繁華街のビルの3階にあり、20代から40代の男女が互いに試行錯誤しながら八重山民謡の「安里屋ユンタ」「デンサ-節」「月ぬ美しゃ」「てぃんさぐぬ花」を奏でる。
4年前、那覇市の国際通りで八重山出身の横目大通(ひろみち)さん(33)、大哉(ひろや)さん(31)兄弟のライブを聴き、すっかり八重山音楽に魅了された呉さん。交流協会の会員は現在8人で、体験者希望は毎年増えているという。会員はみんな沖縄旅行の経験者で、旅行を通し沖縄の音楽に引かれた人ばかり。
3年間自己流で勉強し、いまや指導者級の腕前を持つダイエン(泰雅)族出身の陳咏識さん(35)は「沖縄音楽は心にしみる。最初、国際通りでカンンカラ三線を買い、それで練習した」と話す。
黄國振さん(42)は4年前にオートバイで沖縄本島を一周した際、浦添市内でガス欠になった。「通り掛かりの方が家に泊めてくれ、食事も出してくれた。隣近所の方々が集まり三線で歓待してくれた」と魅力に取り付かれたという。
与那国、石垣、沖縄本島で4回もダイビング旅行を楽しんでいる林宜芝さん(30)は「沖縄音楽は静かで心に残る」と、すっかり気に入った様子だ。
交流会に指導者はいないが、横目兄弟の両親が開く八重山古典民謡保存会横目博二研究所から取り寄せた「工工四」を手引きに練習する日々。呉さんは「八重山の人々は文化、音楽、言葉を大事にしている。八重山民謡を演奏しながら、失った台湾の根っこの文化をつかもうとしているのでは」と台湾で八重山民謡が受ける理由を考えている。
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新垣 美佳
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