ドローンの操縦技術競う国内初の賞金レース 兵庫

ドローンの操縦技術競う国内初の賞金レース 兵庫
小型の無人機「ドローン」の操縦技術を競う国内で初めての賞金レースが兵庫県加東市で行われました。
この大会は、ドローンによる航空写真の撮影などを行う兵庫県西宮市の会社が開いたもので、会社によりますと、賞金をかけたレースとしては国内で初めてだということです。
加東市の山あいに設けられたドローン専用の飛行エリアに、全国からおよそ50人の愛好家が集まり、それぞれのクラスに分かれてレースに挑みました。
急カーブやループなどの障害物を通り抜けて1周200メートルのコースを3周するレースで、参加者は機体のカメラの映像を専用のゴーグル型のモニターで見ながら巧みに操作していました。
会場の周りには大勢の観客が訪れ、ドローンが時速100キロを超すスピードで風を切って飛ぶ姿に大きな歓声を送っていました。
千葉県から参加した男性は「ドローンは屋内でのレースが多いので、広い屋外でレースができて楽しかった」と話していました。
大会を開いた会社の山崎鉄兵社長は「ドローンのファンを発掘したいという思いで賞金をかけて開催した。緊張感のあるいい試合で、今後もファンを増やしたい」と話していました。