バングラデシュ人質事件 国際社会の非難相次ぐ
k10010581721_201607031315_201607031319.mp4
バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃したテロ事件で、現場から20人の遺体が見つかり日本人7人の死亡が確認されました。事件を受けて国連の安全保障理事会は「あらゆるテロは、国際社会の平和と安定への最大の脅威だ」とする声明を発表するなど、国際社会から非難の声が相次いでいます。
バングラデシュの首都ダッカで1日の夜、武装グループが飲食店を襲撃したテロ事件では、現場から20人の遺体が見つかり、日本人の男女7人の死亡が確認されました。また、日本人のほかにも、イタリア人9人、アメリカ人1人、インド人1人の死亡が確認されたということです。
事件を受けて国連の安全保障理事会は、2日、報道機関向けの声明を発表し、事件を厳しく非難したうえで、「あらゆるテロは、国際社会の平和と安定への最大の脅威だ。事件のすべての関係者の責任が追及されるよう国連加盟国は、国際法と安保理決議に基づいて協力するよう求める」としています。
また、犠牲者が出たイタリアやインド、アメリカそれに去年テロ事件が起きたフランスなどからも非難の声が相次いでいます。
事件を受けて、バングラデシュ政府は犠牲者を追悼するため半旗を掲げ、国全体で2日間の喪に服することを発表しました。
事件を巡っては、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る組織がインターネット上に犯行を認める声明を出していますが、声明の信ぴょう性は確認されていません。
武装グループは6人が射殺され1人が拘束されたということで、地元メディアは警察の話として全員がバングラデシュ人だと伝えていて、現地の捜査当局は背後関係や犯行の動機などについて調べを進めています。
事件を受けて国連の安全保障理事会は、2日、報道機関向けの声明を発表し、事件を厳しく非難したうえで、「あらゆるテロは、国際社会の平和と安定への最大の脅威だ。事件のすべての関係者の責任が追及されるよう国連加盟国は、国際法と安保理決議に基づいて協力するよう求める」としています。
また、犠牲者が出たイタリアやインド、アメリカそれに去年テロ事件が起きたフランスなどからも非難の声が相次いでいます。
事件を受けて、バングラデシュ政府は犠牲者を追悼するため半旗を掲げ、国全体で2日間の喪に服することを発表しました。
事件を巡っては、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る組織がインターネット上に犯行を認める声明を出していますが、声明の信ぴょう性は確認されていません。
武装グループは6人が射殺され1人が拘束されたということで、地元メディアは警察の話として全員がバングラデシュ人だと伝えていて、現地の捜査当局は背後関係や犯行の動機などについて調べを進めています。
イタリア大統領「世界にとって脅威」
バングラデシュの首都、ダッカで起きたテロ事件で、少なくとも9人が犠牲になったイタリアのマッタレッラ大統領は、訪問先のメキシコで報道陣の取材に応じ、「テロには、国境がない。テロは世界にとって主要な脅威で、打ち勝つためには私たちが一致して立ちむかうことが必要だ」と述べました。
そのうえで、中南米訪問の予定を切り上げてローマに戻り、事件への対応に当たる考えを示しました。
イタリア国内では、事件の犠牲者を追悼するため、首相府や外務省などで半旗が掲げられています。
そのうえで、中南米訪問の予定を切り上げてローマに戻り、事件への対応に当たる考えを示しました。
イタリア国内では、事件の犠牲者を追悼するため、首相府や外務省などで半旗が掲げられています。