「うどんの日」小麦の収穫に感謝する献麺式

「うどんの日」小麦の収穫に感謝する献麺式
特産のうどんで知られる香川県の製麺業界が「うどんの日」と定める2日、高松市で、小麦の収穫に感謝して、うどんやだしの材料を奉納する「献麺式」が行われました。
「うどんの日」は、田植えが終わる7月2日ごろに、労をねぎらって、うどんを食べる習慣があったことにちなんで、香川県内のうどんの麺を作る業者の組合が定めています。
2日、高松市中心部にある「中野天満宮」で、組合の関係者が出席して「献麺式」が行われました。
「うどんの日」は、田植えが終わる7月2日ごろに、労をねぎらって、うどんを食べる習慣があったことにちなんで、香川県内のうどんの麺を作る業者の組合が定めています。
2日、高松市中心部にある「中野天満宮」で、組合の関係者が出席して「献麺式」が行われました。
式では、かみしも姿の組合の代表5人が、ことし収穫した小麦で打ったうどんや、だしの材料となるしょうゆ、昆布などを神前に奉納して、収穫に感謝しました。
このあと、香川県がうどん用に開発した小麦「さぬきの夢」で作った冷やしぶっかけうどん1000食分が無料でふるまわれました。
ことしの「さぬきの夢」の収穫は先月下旬までに終わり、組合によりますと、収穫量は例年並みの6000トン程度だったということです。
組合の大峯茂樹理事長は「『さぬきの夢』はことしも安定して収穫できた。うどんは1店1店作り方も違うので、皆さんの好きな店でおいしく食べてほしい」と話していました。