首相「痛恨の極み テロに断固抗議する」

首相「痛恨の極み テロに断固抗議する」
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安倍総理大臣は午後8時ごろ、総理大臣官邸を出る際、記者団に対し、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件で日本人が被害に遭ったことについて「バングラデシュの発展のために尽力してきた皆さんであり痛恨の極みだ」としたうえで、テロに断固抗議する考えを示しました。
この中で安倍総理大臣は「卑劣なテロにより多くの人々の命が奪われた。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りし、お悔やみを申し上げたい。7名の日本人の安否については確認に全力を尽くしているが大変厳しい状況だ」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「バングラデシュの発展のために尽力してきた皆さんであり痛恨の極みだ。今回の残虐非道なテロによって何の罪もない多くの方々の命が奪われた。強い憤りを覚える。私たちや国際社会が共有している普遍的価値に対する挑戦であり断固抗議する」と述べました。
また安倍総理大臣は、「事件発生当初から、バングラデシュとは、人命第一に緊密に連携を取ってきた。1名の日本人が負傷はしたが作戦によって救出された。作戦に関わった皆さんに対し感謝を申し上げたい」と述べました。
そして安倍総理大臣は「最後まで最善を尽くしてこられたハシナ首相、バングラデシュ政府に対して日本を代表してお礼を申し上げたい。今後も内外の日本人の安全確保のために全力を尽くしていく考えだ」と述べました。