2016年7月1日15時13分
アダックス、シンシンウォーターバック、ローンアンテロープ――。国立科学博物館筑波研究施設(茨城県つくば市)の一角に並ぶ大型哺乳類の剝製(はくせい)の数々。「角が枝分かれしていないのはシカではなく、ウシ科の動物」と川田伸一郎研究主幹が教えてくれた。
同館は関東一円の動物園と野生生物保全センターなどから年間2千点の動物の死骸を引き取っている。標本としての剝製は展示用と研究用に分けられ、哺乳類の姿を記録するほか、野生生物保護の活動にも利用される。ウシ科の中には、ハーテビーストなど今では動物園でもほとんど飼育されていない貴重な動物の剝製もあり、その学術的な価値は計り知れない。
剝製を含む陸生哺乳類の標本数は現在、約5万2千点。井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)で5月に死んだゾウのはな子も、ここで骨格標本になった。
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