どうも、Toshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は「起業する人」というテーマで書いてみようと思います。
「起業したい」
先日、大学の後輩から「将来的に起業したいんですよねぇ」みたいな感想なのか相談なのかよくわからないことを言われました。私が学生の時もそういう人はいたのですが、最近は独立起業の障壁が小さくなっていることもあり、起業する人が増えています。学生の中でもそういうのが増えているのかもしれないな、と感じました。
ということで、今回は主に学生に向けて(学生向けになるか自信がないんですけれども・・・)起業の現実を書いてみようと思います。
起業を考えている人(まだ行動に移していない人)は長期的に独立を考えようとします。後輩もそうだったのですが、あくまでも「将来的」です。学生の場合の「将来的」というのは一度会社に勤めて、後に独立起業しようというような感じだと思います。
しかし、実際に起業という行動に移す人はそんなに長期的な展望を持っていません。
どちらかというと意識低い
学生さんが「起業するんだ!」と言うとすごく意識が高いように思えます(私にとっては意識の高低なんかどうでもいいのですが)。将来独立起業するのを前提に就活をしたりとかですね。
しかし実際に起業する人は、「起業するんだ!」というような強い、積極的な意志によるものではなく、起業せざるを得ない状態になった、というような人です。具体的に言うならば、会社での居心地が悪くなってきたとか、クビの一歩手前まで来てしまった、又は既になっちゃった人とかです。
長期的に起業を考えている人がいないとは言いませんが、起業する人は実際のところ起業するつもりがなかった人が短期的に起業を決意して行動に移していきます。
このブログではよく書いているのですが、なんだかんだで人間は動きません。出来ることならば楽をしたいのが人間です。将来的に「起業したいなぁ」と思っていても入社した会社の居心地が良かったのであれば起業という行動には移せません。言い方は悪いですが、人間はその程度です。
人間が行動に移すためには動機が必要です。その行動の規模が大きい程大きな動機が必要となります。起業とは言い換えれば雇用を捨てるようなものです。給料、安定、信用、生活を捨てるようなものです。それほどのことをするのですからそれなりの動機が必要です。
なので実際、「起業したい」と思っていても行動しない人が大半です。起業したい人が100人いれば、そのうち行動に移すのは約10人、行動を継続する人は1人程度だと思います。
その動機が「安定を捨ててでも社会を良くしていくんだ!」みたいな、自己犠牲的なものであればカッコいいのですが、やはり人間です、「ヤベェ!」みたいな、自己保身的な、消極的な動機の方が強烈なんです。
学歴、会社は関係ない
就職に関しては学歴は間違いなくあった方がいいですが、起業においては、よく言われることではありますが、関係ありません。どこの会社で働いていたか、というのも関係ないです。なのでコンプレックスのある人は安心してください。
自分のストーリーとして学歴や職歴をうまく活用している人は確かにいますが、基本的には関係ないと言っていいです。取引先で「私は〇〇大学を出ました、△△商事で働いていました」と言っても「だから何?」という感じです。結果を出せるのならば履歴は関係ありません。履歴が優秀でも結果が出せない人にお客さんは付きません。
あと起業の勉強のために就職するというものですが、確かに就職するのは勉強になります。しかし染まりすぎないようには注意してほしいと思います。というのは、サラリーマンを続けていても優秀なサラリーマンにしかなれないからです。
起業するということは同時に経営者になるということです。経営者とサラリーマンは全くの別物です。サラリーマンの感覚で経営すると潰れます。3年以内に半分以上の事業が消えていくのですが、早期の倒産の場合は競争に敗れるのではなく自滅によるものがほとんどです。
動機を見つけよう
学生さんの中で起業を考えている人がいるのであれば、まずは「なぜ私は独立起業するのか」というのをしっかりと考えてほしいと思います。繰り返しになりますが、確固たる動機がなければ起業のような大きなことは出来ません。
漠然と「将来的に起業したいな」というものではなく、「私は〇〇しなければならないから起業するのだ」というような明確な理由をまずは持ってほしいと思います。
私は仏教系の大学出身で、宗教学を勉強していたのですが、私がいたクラスにはお寺の子が沢山いました。私のクラスは30人くらいだったのですが、そのうち2人が学生時代に起業して中退しています。
彼らの起業した理由は「寺なんか絶対に継がない」でした。私がいた学部は文学部です。経済や経営ならまだしも、文学部の中の30人のクラスから2人が起業で大学を去っていきました。結構な割合だと思います。
この動機の良い悪いは置いておき、彼らにとっては非常に強烈な動機だと思います。何もしなければやりたくもない寺を継がなければならない、だったら自分で仕事を作り、社会において寺以外のなくてはならない役割を自分に与えればいい、そうすれば親も何も出来ないだろう。
このように強烈な動機があれば必然的に行動が伴います。何となく「起業したいなぁ」「起業したらカッコいいよなぁ」程度のものでは起業は出来ないと思います。起業したとしても失敗する可能性の方が高いでしょう。雇用されている方が遥かに安全です。
というわけで、起業したいのなら、起業までの過程を考えるよりも、明確な動機を見つけよう、というお話でした。起業するための方法や過程を考えるのではなく、まずは動機を見つけてください。こちらの記事も多少は役に立つかな、と思います⇒「理由と挑戦 - arto総研」
今回もお読みいただきありがとうございました。
Toshiroでした。それでは、また。
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