ペグの全て!初心者でもわかる選び方とおすすめのペグ10選
2016/06/08
キャンプ
正しいペグ選びはできているでしょうか?あまり注目される機会はないペグですが、正しいペグを選ぶだけでキャンプでの設営・撤収が非常に楽になります。今回はそんな影の立役者「ペグ」の正しい選び方からおすすめのペグを使用するシーン別で紹介します。自分のスタイルに合ったペグを見つけてキャンプをより楽しみましょう!
ペグとは?
ペグは、テントやタープを張る際に使用するロープを、地面に固定するための道具です。そしてペグはテントやタープを設営する上での重要アイテムとなります。そのためペグにも様々な種類が存在していて、使用するサイトの土質によって使い分けることができます。では、なぜペグがテントやタープを設営する上での重要アイテムなのでしょうか。
ペグの役割
ペグは、テントやタープが風で飛ばされないように、地面に固定する役割を担っています。このペグがしっかり刺さっていないと、テントやタープは風に飛ばされてしまい、安全性に欠けます。そのため、サイトの土質に合ったペグを選び、正しく刺し込む必要があります。ペグは、テントやタープの「縁の下の力持ち」な存在です。どの種類のペグが、どのようなサイトに適しているのか、これから一緒に詳しく見ていきましょう。
ペグの種類
ここでは、7種類のペグについて、
①強度
②保持力(保持力・抜けにくさ)
③操作性(打ち込みやすさ・刺さりやすさ)
④重量(重さ・大きさ)
上記の4つの視点から紹介していきたいと思います。
ピンペグ
【強度】アルミの場合、曲がりやすい。
【保持力】保持力は弱い。
【操作性】打ち込みやすく、抜きやすい。
【重量】軽量。
芝生などの柔らかくしまった土質に適しているペグです。ある程度の硬さがないとすぐ抜けてしまうので、砂地などには向いていません。風が強い日のピンペグ使用は控えた方がいいと思います。またピンペグは曲がりやすいので、刺しこむ際には注意をしながらハンマーを使ってください。
スチールペグ
【強度】強い。砂利などがある硬い土でも使用できる。
【保持力】砂地などは抵抗力が弱いため抜けやすい。
【操作性】強度、長さもあるので硬い地面に打ち込みやすい
【重量】重い。
強度があるため、ピンペグが使用できない砂利などがある硬めの地面にも使用できるペグです。スチールペグも地面との接地面が少ないため、砂地での使用には向いていません。
ネイルペグ
【強度】強いが、プラスチックの部分は破損しやすい。
【保持力】保持力はあるが、撤収の際には抜きにくい場合もある。
【操作性】硬い地面でも刺しやすい。
【重量】重い。
ネイルペグは、打ち込みやすい形をしているためハンマーの力がまっすぐペグに伝わります。そのためしっかり地面に刺しこめるので、硬い地面や砂利混じりの地面にも対応できる万能タイプのペグです。しかし、ピンペグ同様、砂地では地面との抵抗が少ないため抜けやすい傾向にあります。
V字ペグ
【強度】強い。
【保持力】接地面が広いため保持力あり。
【操作性】硬い地面でも刺さりやすい。
【重量】アルミの場合は軽量。Yペグと比べてコンパクトに収納できる。
地面との抵抗力と強度に優れていて、抜けにくいペグのひとつです。使用後は、溝に土が付いていることが多いので、きちんと落としてから保管しましょう。
U字ペグ
【強度】弱い。やわかい土質で使用。
【保持力】保持力はあまり大きくない。
【操作性】打ち込みやすい。
【重量】軽量
柔らかい地面や砂地で使用するペグです。ですがあまり保持力がないところが挙げられます。
プラペグ
【強度】折れやすい。硬い地面に弱い。
【保持力】T字型で接触面が広いため、抜けにくい。
【操作性】硬い地面だと刺し込みにくい。
【重量】非常に軽量。
砂地では効果的なペグの一つ。湿った地面でも固定力があるので、泥や崩れやすい地面の場合は、プラピグを使うのが無難です。反対に地面の硬いサイトで使用すると、簡単に折れてしまうため注意が必要です。プラペグを打つ場合、スチール製のハンマーで刺しこもうとするとペグが割れてしまう可能性があるため、プラスチックハンマーやゴム製ハンマーの使用が好ましいです。プラペグをメインに使用する際は、いつ折れても困らないように予備として余分に持って行くことをおすすめします。
Y字ペグ
【強度】強度あり。曲がりにくい。
【保持力】Y字型により差し込みやすく、接地面が広いため抜けにくい。
【操作性】硬い地面でも刺さりやすい。
【重量】軽い(ジュラルミン)
柔らかい土質から、砂利などの硬い土質までどこでも使えるペグです。ジュラルミン製のものが多く軽さと強度を兼ね備えています。構造上曲がりづらいところがポイントです。Vペグ同様、溝に土が付いてくるので落としてから保管するようにしましょう。
サイト別ペグの選び方
どこでも万能!
一般的なオートキャンプ場などでは、スノーピークのソリステやエリステといった鋳鉄ペグがあれば困る事はないと思います。
芝・草地のサイト
一般的にペグが入りやすいサイトが多いです。そのためテントやポールに付属されていたペグを含め、プラペグやピンペグなど、どのようなペグでも適している事が多いです。
土のサイト
土サイトの中には、石が混じっていたりして固い場合があります。強度の低いプラペグやアルミペグ、ジュラルミンペグなどは折れてしまう事があります。ソリステなどなど強度が高い鋳鉄製のペグ&ハンマーが適しています。
河原や柔らかい土のサイト
川や水辺のそばに多い、砂混じりの柔らかいサイトにはVペグやYペグ、プラペグがおすすめです。これらのペグは接地面が広く1度刺しこむと抜けにくいです。反対にスチールペグなどは抜けやすいので柔らかい土のサイトには向いていません。
ビーチ・川原などの砂地サイト
砂地はペグが抜けやすいので、スノーピークのソリステ50などの長いペグ、もしくはサンドペグなど砂浜専用のペグを使う必要があります。
雪上サイト
雪中キャンプには雪の下まで刺さるような長いペグが必要となります。イースントンペグなど長くて凍りつかない雪中用のペグが必須です。
◎種類別おすすめのペグ10選
鍛造ペグ
本格派に絶対「ソリステ(ソリッドステーク)」
はじめてテントを買う方は、エントリーモデルを購入されると思いますが、備え付けのペグでは物足りないと感じる方もいると思います。ペグを新調しようと思ったら、間違いなくスノーピークのソリッドステーク、通称「ソリステ」にしておけば、後悔しません。
カラバリ豊富な「エリッゼステーク」
V字型ペグ
光るペグ「Stake Light(ステイクライト)」
ソロテントから小型タープなど、幅広く使うことができるペグです。このステイクライトの最大の特徴は、LED内臓という点です。テントが密集するサイトやフェスで、自分のテントをすぐ見つけることができます。また、暗闇では気付きにくく危ないペグですが、光ることにより安全性を高めることができます。
価格:900円(税別)
長さ:229mm
重さ:約47g(電池含む)
電池:単4アルカリ電池1本(別売り)
耐水性:IPX-6
点灯時間:エリアモード/10h、ストロボモード/24h
購入はこちら:UCO ステイクライト
Y字型ペグ
強度の高さを誇る「レインボージュラルミンペグ」
気楽でユニークなアイテムを提案する「DOPPELGANGER OUTDOOR(ドッペルギャンガー)」の7色1セットのカラフルなY字型ペグです。目立つカラーバリエーションはおしゃれなだけでなく、紛失や足のひっかけにも役立ちます。素材にアルミ合金中最高強度を持つ超々ジュラルミンを採用しています。そのため硬い地面にもしっかりと刺しこむことができます。Y字型構造により土との接地面が広いため、1度刺しこんだら抜けにくくなっています。
価格:900円(税別)
長さ:180mm(直径12mm)
重さ:約13g(1本あたり)
材質:超々ジュラルミン(A7075)
内容:ジュラルミンY型ペグ×7本、カラビナ×1個
購入はこちら:DOPPELGANGER OUTDOOR レインボージュラルミンペグ
ピンピグ
柔らかい地面、石混じりの地面に「アルミピンペグ」
人気アウトドアブランド「Coleman(コールマン)」の軽量のアルミ製のピンペグです。軽量なので持ち運びが便利で砂浜や芝生などの柔らかい地面、石混じりの地面に対応するオールラウンドタイプのピンペグです。
価格:1,274円
長さ:約210mm
材質:アルミ合金(#6061アルミニウム)
内容:アルミピンペグ×6本
購入はこちら:コールマン アルミピンペグ 21cm
硬い地面には「スチールペグ」
スチールペグ
「CAPTAIN STAG(キャンプテンスタッグ)」のスチールペグです。スチール製のため丈夫で、硬い地面にも刺しこめます。使いやすさや購入しやすさを第一に考えているブランドなだけあり、デザインもシンプルとなっています。
価格:550円
長さ:約18.5×230mm
重量:約50g
材質:鉄(亜鉛めっき)
内容:スチールペグ23cm×4本
購入はこちら:キャプテンスタッグ スチールペグ 23cm 4本組
ネイルペグ
超軽量「カーボンコア ステイク」
MSRの超軽量ステイクです。重量はなんと5.75g。6gを切る軽さとなっています。カーボンファイバーをアルミニウムで覆うことで、軽量さだけでなく丈夫さも兼ね備えています。先端は耐久性のある鋭いアルミ製ですので貫通力も心配ありません。またハンマーの力で割れがちだったヘッド部分は、樹脂素材でできているため、ハンマーに対しての耐久力も備わっています。
価格:1,000円(税抜き)
長さ:約150mm
重量:約5.75g
材質:アルミニウム、カーボンファイバー
購入はこちら:MSR カーボンコア ステイク
プラペグ
柔らかい地面に最適「プラペグ」
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のプラペグです。T型をしているので地面との接地面が広く、抜けにくい仕様です。ですが、強度はあまりないので硬い地面には適していません。反対に川や水辺のそばに多い砂混じりの柔らかい地面に使用するには、ベターなペグだと思います。
商品名:キャプテンスタッグ プラペグ 23cm 4本組
価格:600円
長さ:約230mm
重量:約30g(1本)
材質:ABS樹脂
内容:プラペグ23cm×4本
購入はこちら:キャプテンスタッグ プラペグ 23cm 4本組
商品名:キャプテンスタッグ プラペグ 30.5cm 4本組
価格:750円
長さ:約305mm
重量:約40g(1本)
材質:ABS樹脂
内容:プラペグ305mm×4本
購入はこちら:キャプテンスタッグ プラペグ 30.5cm 4本組
砂山や雪山のためのペグ「タフステイク」
タフステイクは、砂地や雪上で使用することを想定してデザインされています。そのため、砂浜や雪上以外の場所で使うことはできませんが、その代わり砂浜や雪上ではその威力を発揮します。軽量で持ち運びも楽。サイズはS、M、Lがあり、テントから大型タープまでしっかりと固定することができます。
商品名:タフステイクS(4本セット)
価格:4,200円(税抜き)
長さ:(ペグ)約228mm(ガイワイヤー)355mm
重量:約39g(1本)
材質:6061アルミ合金、ステンレス
内容:タフステイクS×4本、ガイワイヤーS×4本
*2〜4人用テントに最適なサイズです。
購入はこちら:タフステイク S (4本セット
商品名:タフステイクM(2本セット)
価格:5,800円(税抜き)
長さ:(ペグ)約343mm(ガイワイヤー)673mm
重量:約141g(1本)
材質:6061アルミ合金、ステンレス
内容:タフステイクM×2本、ガイワイヤーM×2本
*雪上の大型テント、砂地のタープまで様々な場面で安定性を発揮するサイズです。
購入はこちら:タフステイク M (2本セット)
商品名:タフステイクL(1本)
価格:6,600円(税抜き)
長さ:(ペグ)約444mm(ガイワイヤー)673mm
重量:約220g(1本)
材質:6061アルミ合金、ステンレス
内容:タフステイクL×1本、ガイワイヤーL×1本
*大型タープ、イベント用の大きいテントにも使用可能なサイズです。
購入はこちら: タフステイクL
斬新なデザイン「ORIGINAL WOOD PEG」
岐阜発のガレージ・アウトドアブランド「CAMP MANIA PRODUCTS」より、今までありそうでなかったウッドペグが発売されました。雰囲気重視の方のためのペグとなります。アルミや鉄とは違い、温かみのあるウッドペグはアウトドアの場面になじみ、空間を演出してくれます。強度の面では、アルミや鉄に比べやはり落ちてしまうので、テント等の補助ロープの固定用としての使用をおすすめします。
価格:350円(税抜き)
長さ:全長300mm×幅29mm×厚み9.5mm
材質:ナチュラルウッド(タモ材)
購入はこちら:
CAMP MANIA PRODUCTS ORIGINAL WOOD PEG
ペグには必須のペグハンマー
スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.S
スノーピークが徹底的にこだわった、打ち込みやすく叩きやすいペグハンマーです。グリップには滑り止めのローレット加工がしてあり、すっぽ抜けの防止にベルトまで付いています。ハンマーの後部には、フックとホールが備わっています。これを使いあらゆるタイプのペグを抜くことが可能な万能タイプのペグハンマーです。
価格:3,900円(税抜き)
長さ:φ35×120×290mm
重量:650g
材質:(ヘッド)スチール/黒電着塗装(柄)かしの木
購入はこちら:スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.S
「ペグ専用」という概念をつくった、スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.Cはこちら。ペグハンマーPRO.Cに備わっている銅ヘッドは、打撃時の衝撃を緩和し腕の疲労度を軽減する効果があります。
価格:6,200円(税抜き)
長さ:φ35×120×290mm
重量:670g
材質:(ヘッド)スチール/黒電着塗装(柄)かしの木
購入はこちら:スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.C
エリッゼ(ELLISSE)ペグハンマー
素材の銅材を1100℃になるまで熱し、約1トンという強い圧力でプレスして作られているペグハンマーです。この作り方により優れた強度を実現しています。またペグハンマー全体に焼き入れをしているため、ボディも硬く曲がりにくい仕様になっています。このペグハンマーは、「カンタンでスムーズに引き抜ける」をコンセプトに設計されています。そのため、ペグハンマーを下に向けるだけで簡単にペグを抜くことができます。
価格:1,296円
長さ:約303mm×102mm×35mm
重量:約550g
材質:(ハンマー)S55C/鍛造焼き入れ、かおちん電茶塗装、クロームメッキ(ヘッド)真鍮、ステンレス/SUS304(柄)かし
購入はこちら:エリッゼ(ELLISSE)鍛造 ペグハンマー
MSRハンマー
このステイクハンマーは、アルミ製のステイクを打ち込む時に使用するハンマーです。テントステイクを打つのに適したバランスをしていて、使い勝手の良い作りになっています。
ヘッドには滑り止めとして凹凸がはいっています。
価格:4,800円
長さ:約285mm
重量:約312g
材質:(ヘッド)ステンレス(グリップ)アルミ
購入はこちら:MSR ステイクハンマー
◎まとめ
ペグの選び方やおすすめのペグをここまで見てきましたが、いかがでしたか?種類や各ペグに適した使用サイトなど、意外と知らないペグのことを今回見ていけたと思います。はじめにも書きましたが、ペグはテントやタープの「縁の下の力持ち」です。たかがペグと適当に選ぶのではなく、使用する場所に適したペグを使って、楽しく安全にアウトドアを楽しんでほしいと思います。
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