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 厚生労働省は、心不全や心筋梗塞(こうそく)などの心臓病と、脳卒中(脳血管疾患)の医療体制を強化する5カ年計画の作成を始める。30日午後に検討会を立ち上げた。2018年度から始まる都道府県の地域医療計画に反映させる。

 厚労省の人口動態統計(2015年)では、日本人の死因は1位ががん(29%)、2位は心臓病(15%)、3位肺炎(9%)、4位は脳卒中(9%)で、心臓病と脳卒中で全体の約4分の1を占める。

 脳卒中と心筋梗塞の主な原因は動脈硬化で、脳梗塞の3分の1は心臓でできた血栓が脳に詰まって起きるとされる。救急搬送体制の整備など共通の課題もある。このため、がん対策と同じように「循環器病」として5カ年計画をつくる。