加賀藩伝統の「氷室開き」 石川・金沢

加賀藩伝統の「氷室開き」 石川・金沢
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江戸時代、冬の間に積もった雪を小屋に蓄え、夏になってから将軍家に献上した加賀藩の習わしにちなんだ行事、「氷室開き」が金沢市で行われました。
江戸時代、加賀藩では、冬に積もった雪を「氷室」と呼ばれる小屋に蓄え、夏になってから将軍家に献上していました。
金沢市の湯涌地区では、30年前、地元の観光協会がこの行事を再現する催しを始め、毎年この時期に行っています。
氷室の中に掘られた深さおよそ2メートル50センチの穴には雪が残っていて、観光協会の人がスコップですくいだし、のこぎりで切り分けました。
雪の塊は、近くの寺に奉納されたほか、加賀藩の屋敷があった東京・板橋区の区役所にも運ばれるということです。
30日はあいにくの雨もようとなりましたが、大勢の人が見物に訪れ、運ばれていく雪の塊を見送りました。
見学した石川県の60代の女性は「金沢伝統の氷室開きの様子を見ることができて、とてもよかったです。また来年も見たいです」と話していました。