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 国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は28日、メキシコの刑務所に収監されている女性の囚人100人への聞き取り調査などで、72人が逮捕時や逮捕後に警官らから性的嫌がらせを受け、33人がレイプされたとする報告書を発表した。

 調査は同団体が昨年9月から今年4月にかけて、三つの連邦刑務所で11日間にわたり実施。警官や兵士らから性暴力を受けた女性のうち66人が当局に訴えたが、当局が捜査したのは、わずか22人だった。

 メキシコ当局は、麻薬密売組織の取り締まりを強化しているが、当局による一斉捜査の際、密売人の恋人や家族などの女性が犠牲になりやすいという。

 同団体アメリカ担当ディレクターのエリカ・ゲバラ・ロサスさんは、「性暴力が恒常的に拷問の方法として使われている」とし、特に貧しい女性が標的になっているという。(ロサンゼルス=平山亜理)

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