トルコ イスタンブールの空港で爆発と銃撃

トルコ最大の都市イスタンブール郊外にあるアタチュルク国際空港で、日本時間の29日午前4時ごろ、爆発と銃撃があり、ロイター通信はトルコ司法相の話として10人が死亡したと伝えています。
トルコ最大の都市イスタンブール郊外にあるアタチュルク国際空港で、現地時間の28日午後10時ごろ(日本時間の29日午前4時ごろ)、爆発と銃撃がありました。
ロイター通信はトルコ司法相の話としてこれまでに少なくとも10人が死亡、20人がけがをしたと伝えています。また、トルコ政府関係者の話として2人の容疑者が保安検査の前で爆発物を爆発させて自爆テロを行ったと伝えています。
また、地元のメディアは、爆発は少なくとも2回起きて、これまでにおよそ40人が病院に運ばれたと伝えています。
CNNが伝えた現地からの映像によりますと、空港の周りに複数の消防車や救急車が集まり、騒然としている様子や、銃を持った警察などが警戒にあたっている様子がうかがえます。空港の建物からは煙や炎などは見えません。
また、空港の外に複数のけが人が運ばれている様子も映しだされています。
また、ツイッターに投稿された空港の中で撮影されたとみられる映像では、利用客が床に伏せて周囲を警戒している様子が映しだされています。
イスタンブールにある日本総領事館によりますと、日本人が巻き込まれたという情報はこれまでのところ入ってないということです。総領事館では、日本人が巻き込まれていないか引き続き、情報確認を急いでいます。