はじめに
「世界で1番高い病院はどの国にあるのでしょうか?」
ミナカラQ&Aに一つの質問が寄せられました。そんなユーザーの疑問に答えるべく、ミナカラ編集部が世界中の病院を調査しました。
今回は、ミナカラ編集部特選の "世界で最も高くそびえ立つ病院ランキングTOP10" を前編・後編に分けて紹介します。
10. National Cancer Center (361 feet/110m)
第10位は、「日本」の国立がん研究センターから、東京・築地にある中央センターがランクインです。
この国立がんセンター中央病院では、年間4000件の外科手術をこなし、総額250億円を超える額の多種多様な手術器具が設置されています。
まさに誰しも認める、日本のがん医療の総本山です。
110メートルもの高さで「日本の台所」築地市場を眼下にしてそびえ立っています。
9. New York-Presbyterian Hospital (376 feet/ 114 m)
第9位は、「アメリカ」は世界の中心ニューヨークからです。
New York-Presbyterian Hospital は、全米を代表する名門アイヴィーリーグのコロンビア大学とコーネル大学のメディカルスクールに付属する大学病院です。
中世のヨーロッパを彷彿させるようなネオゴシック建築様式が美しいです。
エントランスの風景です。
ニューヨークで最も規模が大きな病院で、世界で最も忙しい病院の一つにも数えられるほど、人々の生活を支えています。
併設の小児用専門病院は、世界的金融機関モルガン・スタンレーの名を冠するMorgan Stanley Children's Hospitalです。
8. Southwest Hospital Surgery Tower (394 feet/120 m)
第8位は、「中国」第7の都市である重慶市に位置するSouthwest Hospital Surgery Towerです。
2200床もの巨大ベッド数を誇り、総額100億円を超える高度な医療設備が整っています。
中国語では西南医院外科综合大楼と書きます。
7. Instituto do Câncer (Institute of Cancer) (394 feet/120 m)
第7位は、サッカー王国「ブラジル」からランクインです。
Instituto do Câncerは、ラテンアメリカ最難関の名門サンパウロ大学の付属病院である、がん専門の研究機関です。
がん関連の医療施設としてはラテンアメリカ最大の規模で、月間6000件の化学療法件数と1300件の手術件数を誇る実績豊富な大病院です。
まさに、日本の国立がん研究センターのような存在です。
2008年設立の比較的新しい施設で、28階立て120mの高さでサンパウロ市内にそびえ立っています。
6. Herlev Hospital (394 feet/120 m)
第6位は、北欧の高福祉高負担国家「デンマーク」からです。
コペンハーゲンの近くにあるハーレブに位置するHerlev Hospitalです。
28階立て、約120mの高さを誇り、その高さはデンマークの国中の建築物でNo.1です。
海外の著名なデザイナーによってデザインされたコンクリートとガラスの織りなす建築美は、見る人に圧倒的な印象を植え付けます。
夜は幻想的な空間が辺り一帯に広がります。病院の概念を完全に超えたオシャレなライトアップです。流石、北欧です。
おわりに
国ごとに個性豊かですね。各国No.1級の高さを誇る医療機関だけに、国の威信をかけて建築されているんでしょう。
気になるTOP5は、世界で最も高くそびえ立つ病院ランキングTOP10【後編編:5位〜1位】でチェックして下さいね。
「世界で最も高くそびえ立つ病院ランキングTOP10【後編:5位〜1位】」