【ロンドン=共同】英北部スコットランド行政府のスタージョン首相は25日、行政府の閣議後に記者会見し、スコットランド単独での欧州連合(EU)残留に向けた交渉をEU側と早急に始めると述べた。残留が実現する可能性は不透明だが、国民投票での英国全体の離脱決定に逆行する方針で、英内政の混乱が拡大しそうだ。
閣議では英国のEU離脱に備え、スコットランド独立の是非を問う住民投票の再実施について「検討を進める」ことで一致した。
スタージョン氏は、英国民投票ではスコットランドの有権者の過半数が残留を望んでいたとし「閣議では、離脱の結論への深い失望を共有した」と述べた。
スコットランドは国民投票後、離脱派が多い南部イングランドに反発、独自の動きを強めている。