NM君 RZ50エンジン修理・・・分解点検!
2016/06/21 Tue. 22:51 [お預かり車両点検修理!!]
こんばんは
今日は珍しく50ccエンジンの修理の分解点検をしています。
お客さんはまだ若いNM君。
昨年ほしかったRZ50を中古購入し乗っていたところ、突然エンジンが壊れたとの事でした。
学生でもあり、予算的なこともあって、詳しい友人と一緒に中古エンジンに載せ換えて修理を試みたらしいのですが、エンジンがかからないとの事で修理ご依頼だったんです。

最近はお客さんからの依頼で話を聞いていると、よく出てくる「出来る友人・・・」
友人ですから、力になりたい、助けたいという気持ちから色々手伝ってくれるのだと思うのです。
私にもいます。自身助けられた事も沢山ありますし、助けたこともあります。
ですので、否定は出来ませんし、したくないです。
それが人付き合いだと思うからですね。
ですが、この仕事をしていると多々見かけるのは、中途半端なんですよ。
我々がその中途半端な状態から仕事として請け負う際は、仕事が増えてしまいます。
まずは、最初の原因が何?
どこをどうしたんだろう?
その作業にミスはないのか?
色々考えなければ事が進まないのです・・・
ご自身で作業しかけた場合も多いんですよね。
限定してしまいますが、費用を抑えたいのであれば、確実ではない限り手を出さず、相談してください。
その方が安く済む事も多いのです。
今回はそんな事例の一つ思えるんですよね・・・
話を戻します。
積みかえに使用されたエンジンは、RZではなく、TZRエンジンでした。
Y!で実働エンジンとして購入したらしいのですが、調べてみると色々出てきました~

セルを回してみると?それが中々回せません?
調べたら、ニュートラルの結線が出来ておらず、何故か配線も切られた状態でした(;^ω^)
方法を考えて、セルを回すことが出来たんですが、ケタタマシイ異音と共に回っています!
どうもすっきりしない音で、とても実働で動いている物では無いように感じますね・・・
火花は飛ぶのを確認できたので、吸気系も心配ですが、やはりエンジン内燃機関が心配なので、圧縮を測定してみました。
が、せいぜい上がっても7キロ弱。ほぼほぼ6キロ強です。
これでは低すぎて中々始動できません。
ノーマルチャンバーを外して排気ポートより内視鏡を突っ込み見てみます。


排気ポートから見えるのはピストンの側面ですが、何やら水滴が付いています?
水滴?
ピストンを動かして、中身をチェック



シリンダー側面は完全に錆びてます。
更に傷も入っていて、この状態ではかかりそうも無いのは一目瞭然です。

エンジンの外観、中身の状態から考えて・・・水没エンジンであると断定しました。
恐らくクランクシャフトも錆びているだろうし、何よりRZではないので、ミッションやシリンダー等々、、今後のことを考えると、オリジナルエンジンを修理した方が確実であるとアドバイスさせていただきました。

正直この話をした時は費用的な面で結構かかることを伝えたので、かわいそうに思いましたが、仕方ありませんね・・・
親御さんと相談してもらい返事を待ちました~
先日その返事が来まして、オリジナルエンジンを直す方向で話が進みましたので、今日はエンジンを分解していきました。

フライホイールを手で回してみると、全然回ろうとしてくれません。
回っても引っかかるし、クランクをやってるのはすぐにわかります。
早速ヘッドから分解していきます


見事に・・・・
クランクビックエンドのベアリングが粉々になり、上に吹き抜けてシリンダー、ヘッド、ピストンがボロボロの状態ですね・・・
更に分解を進めます





どうしてここまで?
謎は深まるばかりです。
コンロッドはピストンを持ち上げ固着してますなw
シリンダーにも深い縦傷が入り、再使用は不可です。
ピストンも真っ黒に焼けてますね。
腰下を分解します。
クランクは錆が酷い状態です。
ケース側に残るサイドベアリング黒い汚れと錆・・・
錆が兎に角ひどく原因はほぼ放置によるガソリン腐食とそれに侵されたクランクによる破損ですね。
一番下の写真に、コンロッドの付け根に見えるビックエンド(大端)ベアリングが飛び散った結果こうなったんだと推測できます。
古い車両で特に2サイクルエンジンの場合、ガソリンがキャブレターでオーバーフローを起こしたままにしておくと、ガソリンがクランク室に貯まったままになるのですが、それが劣化し錆を呼んだのでしょう。
キャブレターの掃除をし、エンジンがかかっても、異音がするはずなんで、この車両を売りつけたバイク店も相当悪いと思います。
現状から、具体的な見積もりができるので、完成したらご報告です。
想像したとおりに壊れてました・・・残念
今日は珍しく50ccエンジンの修理の分解点検をしています。
お客さんはまだ若いNM君。
昨年ほしかったRZ50を中古購入し乗っていたところ、突然エンジンが壊れたとの事でした。
学生でもあり、予算的なこともあって、詳しい友人と一緒に中古エンジンに載せ換えて修理を試みたらしいのですが、エンジンがかからないとの事で修理ご依頼だったんです。
最近はお客さんからの依頼で話を聞いていると、よく出てくる「出来る友人・・・」
友人ですから、力になりたい、助けたいという気持ちから色々手伝ってくれるのだと思うのです。
私にもいます。自身助けられた事も沢山ありますし、助けたこともあります。
ですので、否定は出来ませんし、したくないです。
それが人付き合いだと思うからですね。
ですが、この仕事をしていると多々見かけるのは、中途半端なんですよ。
我々がその中途半端な状態から仕事として請け負う際は、仕事が増えてしまいます。
まずは、最初の原因が何?
どこをどうしたんだろう?
その作業にミスはないのか?
色々考えなければ事が進まないのです・・・
ご自身で作業しかけた場合も多いんですよね。
限定してしまいますが、費用を抑えたいのであれば、確実ではない限り手を出さず、相談してください。
その方が安く済む事も多いのです。
今回はそんな事例の一つ思えるんですよね・・・
話を戻します。
積みかえに使用されたエンジンは、RZではなく、TZRエンジンでした。
Y!で実働エンジンとして購入したらしいのですが、調べてみると色々出てきました~
セルを回してみると?それが中々回せません?
調べたら、ニュートラルの結線が出来ておらず、何故か配線も切られた状態でした(;^ω^)
方法を考えて、セルを回すことが出来たんですが、ケタタマシイ異音と共に回っています!
どうもすっきりしない音で、とても実働で動いている物では無いように感じますね・・・
火花は飛ぶのを確認できたので、吸気系も心配ですが、やはりエンジン内燃機関が心配なので、圧縮を測定してみました。
が、せいぜい上がっても7キロ弱。ほぼほぼ6キロ強です。
これでは低すぎて中々始動できません。
ノーマルチャンバーを外して排気ポートより内視鏡を突っ込み見てみます。
排気ポートから見えるのはピストンの側面ですが、何やら水滴が付いています?
水滴?
ピストンを動かして、中身をチェック
シリンダー側面は完全に錆びてます。
更に傷も入っていて、この状態ではかかりそうも無いのは一目瞭然です。
エンジンの外観、中身の状態から考えて・・・水没エンジンであると断定しました。
恐らくクランクシャフトも錆びているだろうし、何よりRZではないので、ミッションやシリンダー等々、、今後のことを考えると、オリジナルエンジンを修理した方が確実であるとアドバイスさせていただきました。
正直この話をした時は費用的な面で結構かかることを伝えたので、かわいそうに思いましたが、仕方ありませんね・・・
親御さんと相談してもらい返事を待ちました~
先日その返事が来まして、オリジナルエンジンを直す方向で話が進みましたので、今日はエンジンを分解していきました。
フライホイールを手で回してみると、全然回ろうとしてくれません。
回っても引っかかるし、クランクをやってるのはすぐにわかります。
早速ヘッドから分解していきます
見事に・・・・
クランクビックエンドのベアリングが粉々になり、上に吹き抜けてシリンダー、ヘッド、ピストンがボロボロの状態ですね・・・
更に分解を進めます
どうしてここまで?
謎は深まるばかりです。
コンロッドはピストンを持ち上げ固着してますなw
シリンダーにも深い縦傷が入り、再使用は不可です。
ピストンも真っ黒に焼けてますね。
腰下を分解します。
クランクは錆が酷い状態です。
ケース側に残るサイドベアリング黒い汚れと錆・・・
錆が兎に角ひどく原因はほぼ放置によるガソリン腐食とそれに侵されたクランクによる破損ですね。
一番下の写真に、コンロッドの付け根に見えるビックエンド(大端)ベアリングが飛び散った結果こうなったんだと推測できます。
古い車両で特に2サイクルエンジンの場合、ガソリンがキャブレターでオーバーフローを起こしたままにしておくと、ガソリンがクランク室に貯まったままになるのですが、それが劣化し錆を呼んだのでしょう。
キャブレターの掃除をし、エンジンがかかっても、異音がするはずなんで、この車両を売りつけたバイク店も相当悪いと思います。
現状から、具体的な見積もりができるので、完成したらご報告です。
想像したとおりに壊れてました・・・残念
ODさん XL250ディグリー始動困難車両修理点検報告!
2016/06/15 Wed. 15:51 [お預かり車両点検修理!!]
こんにちは!
お待たせしました。
ODさんのディグリーの点検が終わりましたので、ご報告です。
しばらく乗っていなかったとの事で、エンジンがかからない状態です。

詳細を聞けば、半年以上乗っていない?だったかな?
現場で見た感触だとキャブレターが詰まってしまっている可能性を示唆していたんですよね~
点検に辺り少しエンジンを始動してみます。
そのままの状態でセルスタートしてみますが、エンジンは一向にかかる気配がありません。
そこで、キャブレターに貯まるガソリンを抜いてみました。
ガスが腐っているなら、緑色のネト~とした液体が出てくるはずなんですが・・・

ん?意外と古そうな具合のガソリンが出てくるだけです。
臭いも腐った時の特有の刺激臭はしません。
これは・・・もしかしたら・・・
キャブレターのドレンスクリュウを閉めてエンジンを再始動してみますと、あっさり始動出来ました!
特に不調の兆しもなく、調子は良さそう。そのままエンジンが熱くなるまで確認してみましたが、問題なさそうですね~
ついでにクラッチの作動確認も兼ねて店前を試乗してみますが、特に問題なく走ってくれてます。
ガソリン漏れ等もなさそうなので、OH作業を申告していましたが、少し様子を見てることにします。
試乗で唯一感じたのが、ハンドリングの悪さです。少しハンドルの切れが重い感じです。
後に説明していきますね。
バッテリー
常時電圧(エンジン停止から1時間以上放置した時の電圧)

12.26Vこのままではバッテリー上がりを起こしてしまいますので、充電が必要ですね。
始動したり電圧の変化を見てみましたが、充電で十分そうですね。
まだ元気です!
充電電圧(エンジン運転中のピーク電圧)

13.76V少し低めですが、バッテリー状態が良くなれば改善しそうですね。大丈夫です。
保安装置(ウインカーやテール、ヘッドライト等)の作動確認

ブレーキランプが光りっぱなしです。
調べてみたところ、リヤブレーキのスイッチの調整不良だとわかりましたので、再調整しておきました。
その後は問題なくテール、ブレーキとちゃんと作動しています。
続いて、先ほど感触が悪かったフロントステアリング周辺です。

フロントをリフトアップしてステアリングステムのベアリングや、ホイールベアリングのガタなどをチェックしていきました。
この写真はリフトアップしています。

OFF車なので、ジャッキをフレームに直接かけて斜めになった状態でリフトアップしてるんですが、ステアリングが左に自重で垂れることをしませんw

ハンドルはまっすぐ付近でじっとしていますね。
左右末切りしてみると写真のように真ん中付近で引っかかっています。
これは、ステムベアリングが段付き摩耗し引っかかっている状態です。
通常、こちらのブログでは紹介していますが、症状は中期の頃合いです。
乗っているとわかる人にはわかるといった症状です。
このまま置いておくとひどくなるばかりで、乗車中はストレスを感じるはずです。
ベアリングの交換をお勧めします。

ベアリングはフレームの黄丸に収まっています。
フロントフォーク


左右ともにへたりは有るもののオイル漏れ、錆もなく良好です。
普通に乗る分には問題はありませんね。
リヤサスペンションも同様で、へたりは有るものの問題はなさそうですね。
ブレーキ
フロント



キャリパーなんですが、レバーを握ってピストンの作動確認をすると作動自体はスムーズなんですが、2つあるピストンで差が生じます。多少はあるんですが、結構ピストンを出していっても片方はあまり出てきませんでした。
パッドはまだ残量もしっかりしています。少し欠けている部分がありますが、問題は無いでしょう。
マスターシリンダーリザーブタンク


フルードが・・・・交換されてませんね・・・ドロドロになって固形化していました。
レバーの動きに対してピストンの作動も悪い感じ。
上記理由から、OHをお勧めします。
このままフルードだけを交換してもすぐに汚れてしまうでしょうし、将来的に引きずりを起こしかねません。
リヤブレーキ
マスターリザーブタンク


リヤキャリパー



パッドはフロント同様に問題なしですが、ピストンの錆が酷いですね・・・
パッドが消耗して交換する際は、このピストンをキャリパー内に押し戻さなければなりませんが、無理です((+_+))
フロント同様にOHをお勧めします。
先に書いていた保安装置の点検で、リヤのブレーキスイッチの調整を書いていました。


ブレーキペダルが少し低くセットされています。
踏むと少し深い感触なんですが、この調整を行った際にスイッチの調整をしていなかったのかな?
OHの際は、この位置に合わせますが、もし違うようなら仰ってください。適正位置に直します。
駆動系Dチェーンなど


見た目は結構傷んでいる印象だったんですが、よく見るとしっかりグリスもあるし、錆も一部だけ。
その錆も影響はほぼない状態です。
少したるみが出ているくらいなので、調整しておきます。
タイヤ



山はまだしっかり残っていますが、製造年が古いです。
フロントが2008年リヤが2011年何れも5年以上たってるので、グリップ不足を感じたりひび割れが出始めたら、前後ともに交換してください。
ひび割れも少ないのと公道仕様なので、今回はこのまま使用でも問題は無いと思われますが、ひび割れや、雨の日の走行では顕著に出ると思いますので、様子見をしっかりしてくださいね~
いよいよエンジン周辺です。
エンジンについては、先述べた通りで調子が悪くなさそうです。
しばらくこのまま乗ってみて、調子に変化が出るようであれば、その際はキャブレターをOHしようと思います。
エアクリーナー

まだ新しいのか問題なし。
点火プラグ

イリジウムプラグですが、焼けが少し煤けてますが、かかりもいいしそのまま使用できそうです。
消耗もあまり感じません。
交換から5000㌔ほどで交換です。
プラグキャップ

プラグの点検の際にコードがぷすっと抜けてきました。
根元が腐食してましたので、少し切り取って絞め直して再利用です。
冷却水

少し薄いような印象ですが、まだ使用できそうです。
心配なら交換してもよいでしょうね。
冷却水(クーラント入り)はエンジンをかけて乗ってる頻度で痛み方が変わります。
頻繁に乗るようであれば、4年に1度は交換してください。
最近は補強材なんてのもありますが、交換がトラブルを少なくすることにつながります。
エンジンオイル

ゲージの先っちょにつくレベルです。
少なくなっているのと、交換履歴が分からないので、フィルターと一緒に交換が必要です。
エンジン外観
水漏れ、オイル漏れは特にありませんでした。
ただし、これから動かしていく中で様子見は必須です。
年式が古いので気を付けてみてくださいね~

点検はこれにて終了
エンジンが思いのほか調子が良くてほっとしてますw
・バッテリー充電(必須)
・ワイヤー類の交換(御依頼分)
・ブレーキ前後OH(必須)
・リヤブレーキスイッチ調整(施工済み)
・ステムベアリング交換(必須)
・エンジンオイル、オイルフィルター交換(必須)
・Dチェーン調整(必須)
・ガソリンタンク燃料交換(必須)
以上
見積もりができ次第ご報告します!
お待たせしました。
ODさんのディグリーの点検が終わりましたので、ご報告です。
しばらく乗っていなかったとの事で、エンジンがかからない状態です。
詳細を聞けば、半年以上乗っていない?だったかな?
現場で見た感触だとキャブレターが詰まってしまっている可能性を示唆していたんですよね~
点検に辺り少しエンジンを始動してみます。
そのままの状態でセルスタートしてみますが、エンジンは一向にかかる気配がありません。
そこで、キャブレターに貯まるガソリンを抜いてみました。
ガスが腐っているなら、緑色のネト~とした液体が出てくるはずなんですが・・・
ん?意外と古そうな具合のガソリンが出てくるだけです。
臭いも腐った時の特有の刺激臭はしません。
これは・・・もしかしたら・・・
キャブレターのドレンスクリュウを閉めてエンジンを再始動してみますと、あっさり始動出来ました!
特に不調の兆しもなく、調子は良さそう。そのままエンジンが熱くなるまで確認してみましたが、問題なさそうですね~
ついでにクラッチの作動確認も兼ねて店前を試乗してみますが、特に問題なく走ってくれてます。
ガソリン漏れ等もなさそうなので、OH作業を申告していましたが、少し様子を見てることにします。
試乗で唯一感じたのが、ハンドリングの悪さです。少しハンドルの切れが重い感じです。
後に説明していきますね。
バッテリー
常時電圧(エンジン停止から1時間以上放置した時の電圧)
12.26Vこのままではバッテリー上がりを起こしてしまいますので、充電が必要ですね。
始動したり電圧の変化を見てみましたが、充電で十分そうですね。
まだ元気です!
充電電圧(エンジン運転中のピーク電圧)
13.76V少し低めですが、バッテリー状態が良くなれば改善しそうですね。大丈夫です。
保安装置(ウインカーやテール、ヘッドライト等)の作動確認
ブレーキランプが光りっぱなしです。
調べてみたところ、リヤブレーキのスイッチの調整不良だとわかりましたので、再調整しておきました。
その後は問題なくテール、ブレーキとちゃんと作動しています。
続いて、先ほど感触が悪かったフロントステアリング周辺です。
フロントをリフトアップしてステアリングステムのベアリングや、ホイールベアリングのガタなどをチェックしていきました。
この写真はリフトアップしています。
OFF車なので、ジャッキをフレームに直接かけて斜めになった状態でリフトアップしてるんですが、ステアリングが左に自重で垂れることをしませんw
ハンドルはまっすぐ付近でじっとしていますね。
左右末切りしてみると写真のように真ん中付近で引っかかっています。
これは、ステムベアリングが段付き摩耗し引っかかっている状態です。
通常、こちらのブログでは紹介していますが、症状は中期の頃合いです。
乗っているとわかる人にはわかるといった症状です。
このまま置いておくとひどくなるばかりで、乗車中はストレスを感じるはずです。
ベアリングの交換をお勧めします。
ベアリングはフレームの黄丸に収まっています。
フロントフォーク
左右ともにへたりは有るもののオイル漏れ、錆もなく良好です。
普通に乗る分には問題はありませんね。
リヤサスペンションも同様で、へたりは有るものの問題はなさそうですね。
ブレーキ
フロント
キャリパーなんですが、レバーを握ってピストンの作動確認をすると作動自体はスムーズなんですが、2つあるピストンで差が生じます。多少はあるんですが、結構ピストンを出していっても片方はあまり出てきませんでした。
パッドはまだ残量もしっかりしています。少し欠けている部分がありますが、問題は無いでしょう。
マスターシリンダーリザーブタンク
フルードが・・・・交換されてませんね・・・ドロドロになって固形化していました。
レバーの動きに対してピストンの作動も悪い感じ。
上記理由から、OHをお勧めします。
このままフルードだけを交換してもすぐに汚れてしまうでしょうし、将来的に引きずりを起こしかねません。
リヤブレーキ
マスターリザーブタンク
リヤキャリパー
パッドはフロント同様に問題なしですが、ピストンの錆が酷いですね・・・
パッドが消耗して交換する際は、このピストンをキャリパー内に押し戻さなければなりませんが、無理です((+_+))
フロント同様にOHをお勧めします。
先に書いていた保安装置の点検で、リヤのブレーキスイッチの調整を書いていました。
ブレーキペダルが少し低くセットされています。
踏むと少し深い感触なんですが、この調整を行った際にスイッチの調整をしていなかったのかな?
OHの際は、この位置に合わせますが、もし違うようなら仰ってください。適正位置に直します。
駆動系Dチェーンなど
見た目は結構傷んでいる印象だったんですが、よく見るとしっかりグリスもあるし、錆も一部だけ。
その錆も影響はほぼない状態です。
少したるみが出ているくらいなので、調整しておきます。
タイヤ
山はまだしっかり残っていますが、製造年が古いです。
フロントが2008年リヤが2011年何れも5年以上たってるので、グリップ不足を感じたりひび割れが出始めたら、前後ともに交換してください。
ひび割れも少ないのと公道仕様なので、今回はこのまま使用でも問題は無いと思われますが、ひび割れや、雨の日の走行では顕著に出ると思いますので、様子見をしっかりしてくださいね~
いよいよエンジン周辺です。
エンジンについては、先述べた通りで調子が悪くなさそうです。
しばらくこのまま乗ってみて、調子に変化が出るようであれば、その際はキャブレターをOHしようと思います。
エアクリーナー
まだ新しいのか問題なし。
点火プラグ
イリジウムプラグですが、焼けが少し煤けてますが、かかりもいいしそのまま使用できそうです。
消耗もあまり感じません。
交換から5000㌔ほどで交換です。
プラグキャップ
プラグの点検の際にコードがぷすっと抜けてきました。
根元が腐食してましたので、少し切り取って絞め直して再利用です。
冷却水
少し薄いような印象ですが、まだ使用できそうです。
心配なら交換してもよいでしょうね。
冷却水(クーラント入り)はエンジンをかけて乗ってる頻度で痛み方が変わります。
頻繁に乗るようであれば、4年に1度は交換してください。
最近は補強材なんてのもありますが、交換がトラブルを少なくすることにつながります。
エンジンオイル
ゲージの先っちょにつくレベルです。
少なくなっているのと、交換履歴が分からないので、フィルターと一緒に交換が必要です。
エンジン外観
水漏れ、オイル漏れは特にありませんでした。
ただし、これから動かしていく中で様子見は必須です。
年式が古いので気を付けてみてくださいね~
点検はこれにて終了
エンジンが思いのほか調子が良くてほっとしてますw
・バッテリー充電(必須)
・ワイヤー類の交換(御依頼分)
・ブレーキ前後OH(必須)
・リヤブレーキスイッチ調整(施工済み)
・ステムベアリング交換(必須)
・エンジンオイル、オイルフィルター交換(必須)
・Dチェーン調整(必須)
・ガソリンタンク燃料交換(必須)
以上
見積もりができ次第ご報告します!
NNさん DT230ランツァ 点検見積もり!
2016/05/20 Fri. 18:46 [お預かり車両点検修理!!]
こんにちは
まずはお知らせ!
明後日22日に行われるライディングスポーツカップに参加するため、明日5/21~22日愛知県は美浜町へ行ってまいります。
繁忙期にかかわらず・・・お待たせしているお客さんには申し訳ないのですが、当店チームレース活動としての参加ですので、ご了承願います。
当店TeamEVOLVE-Rより臼野と命尾がS80クラスにエントリーです。
出るからには優勝狙っていきます( `ー´)ノ応援よろしくお願いします。

では本題です
今日のご紹介は、NNさんのDT230ランツァ

先日静岡県のショップより購入後乗って帰ってきたらしいのですが、エンジンオイルが極端に減ってしまうとのこと・・・で心配になり相談に来られました。
オイル漏れもないし、何故?
いろいろ話に乗っているうちに、車体全体が心配だということで、結局点検修理と相成りました。
ということで、さっそく点検していきます。
まずはいつも通りバッテリーからチェックです。

バッテリーは真新しい安価バッテリーです。
常時電圧を測定しました。

13.03V良好です
そしてエンジンスタートし充電電圧(ピーク値)

こちらも安定して充電が出来ているようです。
ですが、安価バッテリーは突然裏切ったりしますので、注意してくださいね。
エンジンをかけると白煙が・・・
もともと2サイクルエンジンなので、不思議ではないのですが、少し多いかな?
やはり、ポンプが少しおかしいのかもしれませんね。
まずは、吐出量の設定から後で確認してみます。
ウインカーやテールランプなどは正常に作動していますが、ヘッドランプのLOWビームがエンジンの振動で「チラチラ」としています。
恐らく社外品なので、ソケットか電球の接触不良だと思います。
見積もりのために後日確認してみます。

それよりもサイレンサーが・・・

かなりの角度にいがんでしまっています。
冷却水が漏れていると事も心配されていたので、再度カバーを外して確認してみました。

再度カバーを外すと、サイレンサーの上にクーラントのリザーブタンクがあるんですが、サイレンサーが斜め上に押し上げられているため、角が食い込んでしまっています。

矢印の部分にはクーラントの液漏れの跡が・・
リザーブタンクを外してみると

溶けて食い込んだ部分に亀裂が入っていました。
タンクは交換ですが、このままつけ変えたのでは同じなので、少しサイレンサーを曲げなおしてみました。


ステー部がかなり曲がっていたので、少し心配ですがクラックも入ることなく何とかなりました('_')
クリアランスもしっかりとれたので、付け替えはこれで大丈夫かなw
しかし、振動でサイレンサーのステー部にクラックが入らないかチェックしていく必要はありますね。

しかし、ジョイント部が少し心配w

すごく雑な処理になっています。ここもどうにかできないか、考えてみます。
続いて、足回り

ホイールベアリング、ステムベアリング、スイングアームピボット部、何れもガタもなく正常です。
フォークは社外品のブーツが被っていたので、外して確認しましたが、オイル漏れ、シール割れもありません。
リヤサスペンションもオイル漏れなく、前後クッションは意外とまだしっかりしていました。


ブレーキ
まずはフロント



マスターシリンダー内のフルードは交換されたのでしょう。今のところ大丈夫かな。
キャリパーのパッドの厚み、ピストンの作動も問題はありません。
エアブローだけして掃除しておきました。
リヤ



フロント同様で、今のところ大丈夫なようです。
ブレーキは次回のメンテナンスの際にもう一度キャリパーなどの作動確認をしたほうが良いと思われます。
駆動系ドライブチェーンなど



全体的に錆が出ており、動きも渋いですね。
特に調整不良で、引きムラがひどく張るところはパンパンになっています。
チェーンは交換が必要ですね
スプロケット


こちらもそこそこ消耗が目立ち始めているので、チェーンと一緒に交換が必要です。
いよいよエンジン周辺

エンジンの調子は悪くなく、吹け上りも良いほうだと思いますが、若干エンジンノイズが気になるところですね。
距離がもう2万キロほどでOHは予定しておいたほうがいいかもしれません。
あくまでも想像なので、オイル等安いものは選ばないことをお勧めします。
エアクリーナー

汚れも少ないし大丈夫ですね。
点火プラグ




プラグキャップが壊れてますね。
もともと窮屈なところに収まっているので、脱着時に痛めたのだと思いますが、このままだとリークしかねないので、交換が必要です。
点火プラグは、かぶりが酷い状況です。
これはエンジンオイルの吐出量が多いのではないかと思われます。
そこで、最初に触れていたオイルポンプの設定具合を確認

ポンプカバーを開けて、スロットル前回時の合わせマークをチェック


ボディー側の黄色矢印の刻印に赤丸のプーリ側のしるしが揃ってません・・・・
この状態は濃い状態になっています。
そこで、アジャスタにて調整を行います。

これで、適正位置です。
チャンバーがついているので、濃い目にしているのかな?
このまま少し様子を見て、薄そうであれば少し濃い方向へリセットですね。
消費量が多いのはこの調整不良が原因している可能性は高いと思いますが、聞いている消費量を考えると疑問です。
ですが、漏れている状態ではないので、、、疑問です。。
少し様子を見ましょう。
高速道路を走行されている影響もあるかもしれませんしね。
冷却水は量が少しリザーブタンク破損で減ってはいますが、タンク交換の際の補充で十分だと思います。
ミッションオイルはまだ綺麗な状態でしたが、少し量が多いのかな?
調整しておきます。
油脂類の漏れなどは特にありませんでした。
これで点検は終わり

以下の内容の修理見積もりを検討しています。
・ドライブチェーン前後スプロケット交換(必須)
・ヘッドライトの確認(必須)
・冷却水リザーブタンクの交換、液補充(必須)
・プラグキャップ交換(必須)
・サイレンサー修復(施行済み)
・エンジンオイル交換(御依頼分)
・排気漏れ修復(おすすめ)
・オイルポンプリセット
以上です。
週明けになりますが、見積もりを作成しご連絡です。
それでは、レース頑張ってきます!
応援よろしくです。
まずはお知らせ!
明後日22日に行われるライディングスポーツカップに参加するため、明日5/21~22日愛知県は美浜町へ行ってまいります。
繁忙期にかかわらず・・・お待たせしているお客さんには申し訳ないのですが、当店チームレース活動としての参加ですので、ご了承願います。
当店TeamEVOLVE-Rより臼野と命尾がS80クラスにエントリーです。
出るからには優勝狙っていきます( `ー´)ノ応援よろしくお願いします。
では本題です
今日のご紹介は、NNさんのDT230ランツァ
先日静岡県のショップより購入後乗って帰ってきたらしいのですが、エンジンオイルが極端に減ってしまうとのこと・・・で心配になり相談に来られました。
オイル漏れもないし、何故?
いろいろ話に乗っているうちに、車体全体が心配だということで、結局点検修理と相成りました。
ということで、さっそく点検していきます。
まずはいつも通りバッテリーからチェックです。
バッテリーは真新しい安価バッテリーです。
常時電圧を測定しました。
13.03V良好です
そしてエンジンスタートし充電電圧(ピーク値)
こちらも安定して充電が出来ているようです。
ですが、安価バッテリーは突然裏切ったりしますので、注意してくださいね。
エンジンをかけると白煙が・・・
もともと2サイクルエンジンなので、不思議ではないのですが、少し多いかな?
やはり、ポンプが少しおかしいのかもしれませんね。
まずは、吐出量の設定から後で確認してみます。
ウインカーやテールランプなどは正常に作動していますが、ヘッドランプのLOWビームがエンジンの振動で「チラチラ」としています。
恐らく社外品なので、ソケットか電球の接触不良だと思います。
見積もりのために後日確認してみます。
それよりもサイレンサーが・・・
かなりの角度にいがんでしまっています。
冷却水が漏れていると事も心配されていたので、再度カバーを外して確認してみました。
再度カバーを外すと、サイレンサーの上にクーラントのリザーブタンクがあるんですが、サイレンサーが斜め上に押し上げられているため、角が食い込んでしまっています。
矢印の部分にはクーラントの液漏れの跡が・・
リザーブタンクを外してみると
溶けて食い込んだ部分に亀裂が入っていました。
タンクは交換ですが、このままつけ変えたのでは同じなので、少しサイレンサーを曲げなおしてみました。
ステー部がかなり曲がっていたので、少し心配ですがクラックも入ることなく何とかなりました('_')
クリアランスもしっかりとれたので、付け替えはこれで大丈夫かなw
しかし、振動でサイレンサーのステー部にクラックが入らないかチェックしていく必要はありますね。
しかし、ジョイント部が少し心配w
すごく雑な処理になっています。ここもどうにかできないか、考えてみます。
続いて、足回り
ホイールベアリング、ステムベアリング、スイングアームピボット部、何れもガタもなく正常です。
フォークは社外品のブーツが被っていたので、外して確認しましたが、オイル漏れ、シール割れもありません。
リヤサスペンションもオイル漏れなく、前後クッションは意外とまだしっかりしていました。
ブレーキ
まずはフロント
マスターシリンダー内のフルードは交換されたのでしょう。今のところ大丈夫かな。
キャリパーのパッドの厚み、ピストンの作動も問題はありません。
エアブローだけして掃除しておきました。
リヤ
フロント同様で、今のところ大丈夫なようです。
ブレーキは次回のメンテナンスの際にもう一度キャリパーなどの作動確認をしたほうが良いと思われます。
駆動系ドライブチェーンなど
全体的に錆が出ており、動きも渋いですね。
特に調整不良で、引きムラがひどく張るところはパンパンになっています。
チェーンは交換が必要ですね
スプロケット
こちらもそこそこ消耗が目立ち始めているので、チェーンと一緒に交換が必要です。
いよいよエンジン周辺
エンジンの調子は悪くなく、吹け上りも良いほうだと思いますが、若干エンジンノイズが気になるところですね。
距離がもう2万キロほどでOHは予定しておいたほうがいいかもしれません。
あくまでも想像なので、オイル等安いものは選ばないことをお勧めします。
エアクリーナー
汚れも少ないし大丈夫ですね。
点火プラグ
プラグキャップが壊れてますね。
もともと窮屈なところに収まっているので、脱着時に痛めたのだと思いますが、このままだとリークしかねないので、交換が必要です。
点火プラグは、かぶりが酷い状況です。
これはエンジンオイルの吐出量が多いのではないかと思われます。
そこで、最初に触れていたオイルポンプの設定具合を確認
ポンプカバーを開けて、スロットル前回時の合わせマークをチェック
ボディー側の黄色矢印の刻印に赤丸のプーリ側のしるしが揃ってません・・・・
この状態は濃い状態になっています。
そこで、アジャスタにて調整を行います。
これで、適正位置です。
チャンバーがついているので、濃い目にしているのかな?
このまま少し様子を見て、薄そうであれば少し濃い方向へリセットですね。
消費量が多いのはこの調整不良が原因している可能性は高いと思いますが、聞いている消費量を考えると疑問です。
ですが、漏れている状態ではないので、、、疑問です。。
少し様子を見ましょう。
高速道路を走行されている影響もあるかもしれませんしね。
冷却水は量が少しリザーブタンク破損で減ってはいますが、タンク交換の際の補充で十分だと思います。
ミッションオイルはまだ綺麗な状態でしたが、少し量が多いのかな?
調整しておきます。
油脂類の漏れなどは特にありませんでした。
これで点検は終わり
以下の内容の修理見積もりを検討しています。
・ドライブチェーン前後スプロケット交換(必須)
・ヘッドライトの確認(必須)
・冷却水リザーブタンクの交換、液補充(必須)
・プラグキャップ交換(必須)
・サイレンサー修復(施行済み)
・エンジンオイル交換(御依頼分)
・排気漏れ修復(おすすめ)
・オイルポンプリセット
以上です。
週明けになりますが、見積もりを作成しご連絡です。
それでは、レース頑張ってきます!
応援よろしくです。
TSさん バルカン400点検続き!
2016/05/13 Fri. 00:26 [お預かり車両点検修理!!]
こんばんは
日中に報告しようと思っていたのですが、少しバタバタしてまして今からになりますがよろしくお願いします。
昨日は足回りを中心にお伝えしていたのですが、今日はエンジン周辺です。


ガソリンタンクから延びる水の排水用のホースや、エアクリーナに刺さっているブロバイガス用のホースなどがボロボロでした。
直接影響は出しませんが、ブローバイなどは、オイル漏れや、エンジン内部に水などが混入する可能性もありますので、ちゃんとしておきたいところですね。
エアクリーナエレメント


社外品のエアクリーナーなんですが、ボディが錆びていたり、フィルター等もふやけてクリーナーの役割を担っていません。
このパーツは調べてみますが、どこの製品かわからないと、リペア用のエレメントがわかりません。
そもそも入手できるのかも不明ですが・・・調べてみようと思います。
場合によってはエアクリーナキットごと違う商品に交換が必要かも・・・
点火プラグ


フロントバンクがCR7EリヤバンクがCR8Eと熱価がバラバラです。
本来は両方ともCR7Eが正解で、何の今が意味が違う番手の物を取り付けているのか、意味が分かりません。
エンジンオイル

真っ黒で量も少し減っています。ゲージ窓で見る限りですが、かなり汚れていると思われます。
オイルフィルターも合わせて交換が必要です。。。
マフラー

後輪周りを点検の際に後ろバンクのマフラーを取り外したんですが、フランジを固定するボルトの長さが適切でなく、排気漏れがあったようです。
冷却水


ガソリンタンクの真下にラジエターキャップがあるのですが、直接確認してみました。
キャップを開けてみると、冷却水が見えません。。。
かなり量的に少ないのではないでしょうか?
リザーブタンクの方には入っているようですが、ラジエター側にはあまり回っていないように見えます。
量が少ないだけなら足せばよいのですが、エンジンをかけて様子見が必要ですね。
もしかするとリザーブタンクとの連絡が出来ていないのかもしれません。
ふ~~これで一通り点検は終わりですが、突っ込みどころ満載です。
この車両・・・ショップ買い車両です。買う方も買う方だが、売る方も売る方ですね。最悪です。。
正直このままの状態でまともに走る気はしません。
事故を誘発しかねない状態と言っても過言ではないと思います。
簡単な報告では全体的な説明は難しいので、休み明けに連絡しますので、ご来店の上相談に乗ろうと思います。

今のところわかっている修理必要ヶ所
・ステアリングステムベアリングの交換
・フロントフォークOH
・フロントブレーキOH(パッド交換含む)
・リヤタイヤ交換
・スプロケット前後、ドライブチェーン交換
・リヤブレーキのクリーニング並びにグリスアップ
・点火プラグリヤバンク交換
・エアクリーナエレメントの交換
・エンジンオイル、オイルフィルター交換
・冷却水のチェック
・ブローバイホースの交換
・バッテリー液補充並びに充電
・メインヒューズ飛びのチェック、ハーネス関連の取り回し見直し
・ウインカー、テールユニットのチェックOR交換
・左ミラー取り付け
見積をするにも問題が多すぎて、内容をまとめるのに時間が必要です。
修理時間の方も時間が・・・・もし直すのであればお時間覚悟してください。
それでは、またご連絡しますので、もう少々お待ちください。
終わり
日中に報告しようと思っていたのですが、少しバタバタしてまして今からになりますがよろしくお願いします。
昨日は足回りを中心にお伝えしていたのですが、今日はエンジン周辺です。
ガソリンタンクから延びる水の排水用のホースや、エアクリーナに刺さっているブロバイガス用のホースなどがボロボロでした。
直接影響は出しませんが、ブローバイなどは、オイル漏れや、エンジン内部に水などが混入する可能性もありますので、ちゃんとしておきたいところですね。
エアクリーナエレメント
社外品のエアクリーナーなんですが、ボディが錆びていたり、フィルター等もふやけてクリーナーの役割を担っていません。
このパーツは調べてみますが、どこの製品かわからないと、リペア用のエレメントがわかりません。
そもそも入手できるのかも不明ですが・・・調べてみようと思います。
場合によってはエアクリーナキットごと違う商品に交換が必要かも・・・
点火プラグ
フロントバンクがCR7EリヤバンクがCR8Eと熱価がバラバラです。
本来は両方ともCR7Eが正解で、何の今が意味が違う番手の物を取り付けているのか、意味が分かりません。
エンジンオイル
真っ黒で量も少し減っています。ゲージ窓で見る限りですが、かなり汚れていると思われます。
オイルフィルターも合わせて交換が必要です。。。
マフラー
後輪周りを点検の際に後ろバンクのマフラーを取り外したんですが、フランジを固定するボルトの長さが適切でなく、排気漏れがあったようです。
冷却水
ガソリンタンクの真下にラジエターキャップがあるのですが、直接確認してみました。
キャップを開けてみると、冷却水が見えません。。。
かなり量的に少ないのではないでしょうか?
リザーブタンクの方には入っているようですが、ラジエター側にはあまり回っていないように見えます。
量が少ないだけなら足せばよいのですが、エンジンをかけて様子見が必要ですね。
もしかするとリザーブタンクとの連絡が出来ていないのかもしれません。
ふ~~これで一通り点検は終わりですが、突っ込みどころ満載です。
この車両・・・ショップ買い車両です。買う方も買う方だが、売る方も売る方ですね。最悪です。。
正直このままの状態でまともに走る気はしません。
事故を誘発しかねない状態と言っても過言ではないと思います。
簡単な報告では全体的な説明は難しいので、休み明けに連絡しますので、ご来店の上相談に乗ろうと思います。
今のところわかっている修理必要ヶ所
・ステアリングステムベアリングの交換
・フロントフォークOH
・フロントブレーキOH(パッド交換含む)
・リヤタイヤ交換
・スプロケット前後、ドライブチェーン交換
・リヤブレーキのクリーニング並びにグリスアップ
・点火プラグリヤバンク交換
・エアクリーナエレメントの交換
・エンジンオイル、オイルフィルター交換
・冷却水のチェック
・ブローバイホースの交換
・バッテリー液補充並びに充電
・メインヒューズ飛びのチェック、ハーネス関連の取り回し見直し
・ウインカー、テールユニットのチェックOR交換
・左ミラー取り付け
見積をするにも問題が多すぎて、内容をまとめるのに時間が必要です。
修理時間の方も時間が・・・・もし直すのであればお時間覚悟してください。
それでは、またご連絡しますので、もう少々お待ちください。
終わり
TSさん バルカン400点検修理!
2016/05/11 Wed. 23:22 [お預かり車両点検修理!!]
GWも終わり溜まってしまった仕事を頑張って作業しております!
他にもお待たせしているお客さん・・・ごめんなさい(^_^;)頑張りますので・・
さて、GW前にお預かりしたTSさんのバルカン400点検作業と故障探究が出来ましたので報告です。

この車両は昨年中古購入されたらしいのですが、最初から灯火類が不安定で調子も今一だったとの事です。
先日走行中にエンストし再始動しようにも電気系がダウンしたままになり、始動不可になったそうでご入庫。
全体にわたって不安なので、点検もご依頼となりました。
まず、エンジン始動が出来なくなった理由からと行きたかったのですが、他の御依頼分の作業が立て込んでいましたので、点検作業を先にさせておりまして、本日故障探究を行いました。
今回のトラブルですが、単純な結果でした。理由はメインヒューズのダウンです。



主電源のヒューズなんで、これが切れてしまうと、キーをONにしてもウンともスンとも言いません。
しかし、なぜ切れたのか?
通常、メインの場合バッテリーのプラス電源がキーシリンダーへ向かう途中か、キーシリンダーから出てすぐの所でショートしないと飛びません。。。
この車両の場合


色々改造がされているのですが、ハーネスの処理がとことん適当で、探すのが厄介です(^_^;)
取りあえずメインヒューズを入れ替えてすぐにダウンするのかテストしてみたところ、エンジン始動まであっさり行きました。
という事は、シート下のバッテリーのプラス端子が上を向いているので、それが悪さしたと考える方が辻褄が合います。
走行中、シートでぐりぐり押し付けて居たのであれば尚の事ですね。。。
一先ず、作業中に確認しながら様子を見るしかなさそうです。
念の為アクセサリーのヒューズも見てみたんですが、特に切れている物はありませんでした。


しかし、ヘッドライトのヒューズが10Aでは無く15Aになっています。
理由が分からないのですが、単に無かったから適当に入れたのではないかと思われます。
もし、飛んでしまうからならそれはやばいんですがね・・
10Aヒューズに入れ替えて様子を見ましたが、今の所大丈夫です。やっぱり適当だったのかな?
これで解決してくれたら楽なんですがね・・・
という事で、先にやらせていた点検内容を報告していきます。
まずは、バッテリー

常時電圧は12.5Vでした。

しかい私の中でこのバッテリーは駄目な奴です。
とにかく不安定です。電圧だけは一丁前なんですがね・・
今の所電圧降下も酷くないので、OKと言うところですが、もしあがったりしたらまともな物に交換の方が良いでしょう。
バッテリー液が少なくなっているので、補給し念のため充電しておきます。
灯火類

テールが何も光りません。カプラーが抜けてましたので、ジョイントしてみますが、やはり無反応です。
ウインカーは右の後ろがリヤタイヤ周辺に接触しており線が断線しているようです。
ここら辺は部品を変えて直すか、この部品を調べる必要がありますね・・・後回しです。
その他の保安装置は正常に作動していました。
フロント足回り

まず、目に飛び込んできたのはフロントフォークです。
右側ダストシールがボロボロ・・・
幸いオイル漏れはしていませんが、オイルシールが心配ですね。ヘタリは結構なものです。



捲ってみたら、オイルシールは錆に侵されています。
左はと言うと・・・

オイルが滲んでいますね・・・
ダストシールを捲ってみると


何故かOリングが2枚入ってます?!
通常ここにはOリングはありません。
前からオイル漏れが有ったのをこれでごまかしていた??
ん~~~~~なんだこれ・・・
始めてみたこんなの・・・・
とにかくフォークはOHが必要です。
フォークを固定するステムのベアリングもガタがあり、このままではステアリングもスムーズには切れなくなりますので、ステムベアリングも交換です。
フロントブレーキ
マスターシリンダー


ブレーキホースの向きが変です。これでは簡単にぶつけたらバンジョウボルトが緩みます。
レバーのノック部のダストブーツの破損


リザーブタンク内



フルードは酷くは無いけど汚れがあり、量が極端に少ないので、エアが噛んでしまう恐れあり。
ダイヤフラムもふにゃふにゃです。
フロントブレーキキャリパー

ディスクも消耗が目立ちますが、まだ使えそうかな・・
しかし、キャリパーを外してみたところ


パッドは0.8mm丁度矢印の所を見てもらえるとわかると思いますが、殆どありません。
ピストンの動きも悪く錆がちらほら出始めています。

フロントブレーキはマスターも含めたキャリパーもオーバーホール(OH)が必要です。
パッド交換だけしても、ピストンを押し戻すとロクな事になりません。
効きも悪いし・・・
フロントタイヤ


去年製造のタイヤで問題は無さそう。
リヤ足回り
リヤサスは乗り心地がかなり悪そうだけど、ダウンサスなため、こんなものかなw

リヤタイヤ
製造13年でひび割れありの溝も0.8mm交換時期が来ています。




リヤブレーキ
ドラム内が錆びていました。
ブレーキシュー
ダストが酷く付いてますので、エアブローしグリスアップ、ドラムは磨いて対処しておきます。
駆動系
ドライブチェーンは錆が酷く固まっている個所も数か所あり、スプロケットも消耗が進んでいるため合わせて交換が必要です。
一先ず、今日はここまで・・・
バイクの状態はかなり酷い状態になってますね。
明日エンジン周辺から続きを報告します。
他にもお待たせしているお客さん・・・ごめんなさい(^_^;)頑張りますので・・
さて、GW前にお預かりしたTSさんのバルカン400点検作業と故障探究が出来ましたので報告です。
この車両は昨年中古購入されたらしいのですが、最初から灯火類が不安定で調子も今一だったとの事です。
先日走行中にエンストし再始動しようにも電気系がダウンしたままになり、始動不可になったそうでご入庫。
全体にわたって不安なので、点検もご依頼となりました。
まず、エンジン始動が出来なくなった理由からと行きたかったのですが、他の御依頼分の作業が立て込んでいましたので、点検作業を先にさせておりまして、本日故障探究を行いました。
今回のトラブルですが、単純な結果でした。理由はメインヒューズのダウンです。
主電源のヒューズなんで、これが切れてしまうと、キーをONにしてもウンともスンとも言いません。
しかし、なぜ切れたのか?
通常、メインの場合バッテリーのプラス電源がキーシリンダーへ向かう途中か、キーシリンダーから出てすぐの所でショートしないと飛びません。。。
この車両の場合
色々改造がされているのですが、ハーネスの処理がとことん適当で、探すのが厄介です(^_^;)
取りあえずメインヒューズを入れ替えてすぐにダウンするのかテストしてみたところ、エンジン始動まであっさり行きました。
という事は、シート下のバッテリーのプラス端子が上を向いているので、それが悪さしたと考える方が辻褄が合います。
走行中、シートでぐりぐり押し付けて居たのであれば尚の事ですね。。。
一先ず、作業中に確認しながら様子を見るしかなさそうです。
念の為アクセサリーのヒューズも見てみたんですが、特に切れている物はありませんでした。
しかし、ヘッドライトのヒューズが10Aでは無く15Aになっています。
理由が分からないのですが、単に無かったから適当に入れたのではないかと思われます。
もし、飛んでしまうからならそれはやばいんですがね・・
10Aヒューズに入れ替えて様子を見ましたが、今の所大丈夫です。やっぱり適当だったのかな?
これで解決してくれたら楽なんですがね・・・
という事で、先にやらせていた点検内容を報告していきます。
まずは、バッテリー
常時電圧は12.5Vでした。
しかい私の中でこのバッテリーは駄目な奴です。
とにかく不安定です。電圧だけは一丁前なんですがね・・
今の所電圧降下も酷くないので、OKと言うところですが、もしあがったりしたらまともな物に交換の方が良いでしょう。
バッテリー液が少なくなっているので、補給し念のため充電しておきます。
灯火類
テールが何も光りません。カプラーが抜けてましたので、ジョイントしてみますが、やはり無反応です。
ウインカーは右の後ろがリヤタイヤ周辺に接触しており線が断線しているようです。
ここら辺は部品を変えて直すか、この部品を調べる必要がありますね・・・後回しです。
その他の保安装置は正常に作動していました。
フロント足回り
まず、目に飛び込んできたのはフロントフォークです。
右側ダストシールがボロボロ・・・
幸いオイル漏れはしていませんが、オイルシールが心配ですね。ヘタリは結構なものです。
捲ってみたら、オイルシールは錆に侵されています。
左はと言うと・・・
オイルが滲んでいますね・・・
ダストシールを捲ってみると
何故かOリングが2枚入ってます?!
通常ここにはOリングはありません。
前からオイル漏れが有ったのをこれでごまかしていた??
ん~~~~~なんだこれ・・・
始めてみたこんなの・・・・
とにかくフォークはOHが必要です。
フォークを固定するステムのベアリングもガタがあり、このままではステアリングもスムーズには切れなくなりますので、ステムベアリングも交換です。
フロントブレーキ
マスターシリンダー
ブレーキホースの向きが変です。これでは簡単にぶつけたらバンジョウボルトが緩みます。
レバーのノック部のダストブーツの破損
リザーブタンク内
フルードは酷くは無いけど汚れがあり、量が極端に少ないので、エアが噛んでしまう恐れあり。
ダイヤフラムもふにゃふにゃです。
フロントブレーキキャリパー
ディスクも消耗が目立ちますが、まだ使えそうかな・・
しかし、キャリパーを外してみたところ
パッドは0.8mm丁度矢印の所を見てもらえるとわかると思いますが、殆どありません。
ピストンの動きも悪く錆がちらほら出始めています。
フロントブレーキはマスターも含めたキャリパーもオーバーホール(OH)が必要です。
パッド交換だけしても、ピストンを押し戻すとロクな事になりません。
効きも悪いし・・・
フロントタイヤ
去年製造のタイヤで問題は無さそう。
リヤ足回り
リヤサスは乗り心地がかなり悪そうだけど、ダウンサスなため、こんなものかなw
リヤタイヤ
製造13年でひび割れありの溝も0.8mm交換時期が来ています。
リヤブレーキ
ドラム内が錆びていました。
ブレーキシュー
ダストが酷く付いてますので、エアブローしグリスアップ、ドラムは磨いて対処しておきます。
駆動系
ドライブチェーンは錆が酷く固まっている個所も数か所あり、スプロケットも消耗が進んでいるため合わせて交換が必要です。
一先ず、今日はここまで・・・
バイクの状態はかなり酷い状態になってますね。
明日エンジン周辺から続きを報告します。