宣伝技術とはまさしく、大衆の感情的世界を把握し、それにふさわしい形で注意をひき、さらに心の中に入りこむことにある。
アドルフ・ヒトラー
先日↓記事でも書きましたが、自分としてはとても大切なことだと思うので最後にもう1記事だけ書かせて頂きたいと思います。
支配者、偽政者が仕掛けた洗脳を見抜く超簡単なコツ
現代でもプロパガンダ的な刷り込みは至る所で見られますが、単なる深読みではなく実際に多くの見過ごすことのできない問題を生み出す温床でもあります。
このような罠をいちはやく見抜く最大のコツとして(この価値観、理解が広まって)誰にとって(どういう立場にいる人にとって)都合がいいのか?誰が得をするのか?という点まで追いかけてみることです。
正社員は勝ち組?非正規社員は負け組?経営者は無関心
「正社員は立派で、非正規は半人前、社会の底辺」
このような対立的な価値観を印象づけることで、正社員と非正規社員が対立するような構造になって一番都合がいいのは経営者です。
経営者は正社員の過剰な労働、激務への不満を正社員信仰によって意識させないようにできます。
本当は長時間労働が辛いけれど、非正規よりはマシ。選ばれた存在だからこそ・・。という仮初めの優越感を抱かせ、正社員が経営者に労働体制について抗議する流れを抑制します。
また万が一正社員から降格したら今度は自分が見下される側になってしまうという恐怖も非常に力強い抑止力になります。
一方で、非正規社員も経営者にとってはなくてはならない、ありがたい存在です。
ただし、かなり安い賃金で正社員と大幅に差をつけて雇用しており、一番不満が噴出しやすい状況にいます。
そこで彼らには、自分は非正規なので弱い存在、情けない存在という劣等意識を刺激することより、経営者側に抗議する勇気や自信をくじくことができます。
経営者が手を汚さずとも、正社員対非正規という対立構造を作りあげてしまえば、あとは勝手に泥仕合いをしてくれるので、上手く会社への不満から目をそらさせることができるのです。
結婚に勝ち負けをつけて庶民を扇動
その他にも結婚は勝ち組、家庭を持つ人こそ立派、未婚は負け組、家庭を持たない人は半人前、という価値観の扇動も同じような構造です。
少子化による税収の減少を防ぎたいために、価値観を操作し、対立構造を作らせ、どちらかに優越性を持たし、どちらかに劣等生を持たすことで焦燥感、かりそめの優越性を刺激し、素直な願望、意志をねじ曲げるフィルターをかけようとします。
プロパガンダ的な扇動の何が問題なのか
これらの何が問題かというと、差別意識や偏見が生まれることはもちろんですが、それ以上に、そのように特定の組織、人に都合のいいように操作され、個人の行動が画一化されてしまうと逆に深刻な不都合や問題が起きてくることです。
結婚を扇動する罪
例えば少子化対策(ブライダル産業、マッチング系サイトのPRも含む)に、価値観の扇動で、結婚願望のない人、子供を望まない人たちに心理的脅迫(不安商法)によって結婚、出産を促しても、正常な結婚生活、子育てができない可能性がでてきます。
育児放棄や虐待、家庭内暴力、離婚などが起きやすくなるでしょう。
結果として社会福祉費が増大し(虐待を受けた子供、親への保護、支援、生活保護等)、扇動者であった国、政府へと負担がかえってくるのです。
個人的には結婚に関しては、結婚制度自体を見直すべき地点にきていると感じます。あまりにも時代錯誤で実用的でない法律が足かせになっています。
また結婚自体に魅力を感じない人も増えています。(逆に現代の高齢化は極端なベビーブーム(画一的な流れ)の代償の部分があることも無視できません。日本は国土の割に人口比率は多めです)
正社員の過労、鬱を助長する
正社員の場合も、過労死や脳梗塞など深刻な状態になるまで無理して働き続ける人が増えてしまう。その結果、社会福祉の支出も増えるでしょうし(傷病手当や生活保護など)、働き手も少なくなります。
特定の組織や人に得をさせるように画一性を作りあげるよう扇動することは、最終的に不利益を生むだけだと感じます。
なによりも、そのような流れにいて個人が幸せだとは思えません。まるで誰かの犠牲になるために生まれてきたみたいです。
人は本来、意志、行動の自由を長期間拘束されることに耐えられません。閉鎖的な国から命がけで難民が隣国に亡命してくるように、自由を得るために行動にでる人も増えるでしょう。
結果デモやテロが頻発する可能性もでてきます。
まとめ
何かがおかしいな、極端な流れに傾いてきているな・・と感じた時は、その流れの源流にいる人、その流れが生まれて得をするのは誰なのか?という視点で逆流していくと、仕掛けているのが誰なのか(どこなのか)見えてくる場合も多いと感じます。
民衆がものを考えないということは、支配者にとって実に幸運なことだ。
アドルフ・ヒトラー