皇太子ご夫妻が黙礼 宮古の津波防潮堤で
東日本大震災の復興状況の視察で岩手県を訪問中の皇太子ご夫妻は21日、津波で大きな被害を受けた同県宮古市田老地区の津波防潮堤の上で犠牲者に黙礼された。
田老地区は度々津波被害に遭ってきた場所で、1933年の昭和三陸地震の津波被害後、高さ10メートルの津波防潮堤が約2.4キロにわたって造られた。しかし、東日本大震災では津波が防潮堤を越え、同地区では181人が犠牲となった。
ご夫妻は復旧工事を終えた防潮堤の上で被災状況などの説明を受け、海の方向に頭を深々と下げて黙礼した。
また、津波が6階建ての4階まで達し、1、2階の鉄骨がむき出しになった同市の震災遺構の旧「たろう観光ホテル」も訪れた。【高島博之】