神戸山手短期大学(神戸市中央区諏訪山町)が2018年度から新入生の募集を停止することが17日、学校法人神戸山手学園への取材で分かった。学生数が減り、定員割れにより財政が悪化していることなどが理由で、19年度に廃止予定。同短大は今年4月、従来の2学科を廃止し、現代生活学科を新設したばかりだった。
同学園が運営する神戸山手大、神戸山手女子中学、高校は従来通り存続する。神戸山手大は昨年、経営悪化で閉校した神戸夙川学院大(同市中央区)の学生を受け入れた。
同短大は1950年に全国で最初に開学した短大149校のうちの1校。兵庫県庁の北側に位置し、就職にも強い名門短大として知られ、99年度には学生数がピークの1847人に達した。
だが、その後、右肩下がりで減少。04年度には女子校から共学校に転換したが歯止めはかからず、16年度の学生数は172人。学科や定員を減らして対応しているが、定員割れが続いている。
同学園の前田大(ひろし)法人本部長は取材に対し、「少子化に加え、女子学生の四年制大学志向の高まりが大きい。特に教養系短大を取り巻く状況は厳しく、学園として苦渋の決断をした」と話した。
既に在学生や保護者らに文書で通知しており、19日に説明会を開く。(上田勇紀)