2016年6月17日

一流の人間とは|越前リョーマの強さの秘密を考察してみる

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「越前、青学の柱になれ」と、青春学園テニス部・部長の手塚国光は、青学に入学したスーパールーキーの越前リョーマにこう言いました。

知ってる人もいるかもですが、今からテニスの王子様(アニメ)の話をします。笑

(画像出典:http://prcm.jp/album/19961224r/pic/11878147

テニスの王子様は、越前リョーマという中学生のテニスプレイヤーを主人公とした漫画です。

越前リョーマは、父に南次郎という伝説のプロテニスプレイヤーを持ちます。

現役時代は世界を相手に37戦全勝、世界ランク1位を目前にプロ転向後1年半で引退しました。

越前リョーマは青春学園に入学した時から、尋常じゃない実力を兼ね備え、「アメリカのジュニア大会4連覇」という実績を引っさげて入部します。

そりゃあ、そうです。

子供の頃からこの南次郎を相手にテニスやってきたんですから。

越前南次郎のありとあらゆる技を使い、相手を打ち破ることができます。

その結果、当然のように、関東の強豪校である青春学園でも、越前南次郎の技を駆使しながら、異例の一年生で即レギュラーの座を獲得します。

そして、迎えた初めての全国大会に向けた地区予選でも、越前リョーマは試合に出続けて勝ちまくります。

決勝で当たった、不動峰戦では、伊武深司という難敵も、越前南次郎が使った「二刀流」を駆使して勝利します。

越前南次郎の技を使い、勝ち続ける。

そんな越前の姿を見て、部長の手塚は、「越前には足りないものがある。」と感じます。

そして、越前に足りないものを2つ気付かせるために試合を申し込みます。

手塚は、越前が将来、青学の柱になる素質があると見込んでのことでした。

手塚は、全国屈指のテニスの腕前で、中学レベルが相手なら敵はいないくらい強い選手です。

一方で、越前も、今まで、試合では負けなしでした。

でも、手塚との試合では、今まで通用してきた越前南次郎の全ての技が全く通じず、ボロボロに敗れてしまいました。

「越前のテニスはサムライ南次郎のコピーでしかない。」と、まず、手塚は気付かせたかったのです。

「今の越前リョーマに必要なことは、自分の力を目覚めさせること」だと、手塚は分かっていました。

手塚は越前との試合で、こう言いました。

「見せてみろ。越前リョーマにしかできないテニスを。お前のテニスを。」

なぜ、世界戦無敗の男の技術をコピーしたテニスではダメなのか?

世界戦無敗の伝説的なテニスプレイヤーの技をコピーすれば、圧倒的な力を持てるはず。

誰もがそう思うはずです。

でも、手塚は、このままでは越前は更なる高みへと昇れない、と気づいていたのです。

というのも、越前は自分の力で困難を切り拓いてきた訳ではないからです。

越前が今まで敵を倒せたのは、南次郎の技があったからです。

でも、手塚のように、それが通用しなくなる場面が必ずきます。

じゃあ、その時にどうするのか?

越前には答えがありません。

ましてや、答えを今まで導いてきませんでした。

つまり、超一流のプレイヤーとは、自分で道を導き出す力を持つ選手のことです。

手塚はこう言いました。

「才能は伸びるためにあります。これからの時代のテニスは一時代を築いたテニスプレイヤーに追いつくのではなく、新しい時代を創り上げるプレイヤーにならなければいけない。」

南次郎が自分で道を切り拓いてきたように、越前もそうする必要があるという訳ですね。

これが気づかせたかったことの1つ目です。

そして足りない物の2つ目は、親父である南次郎も気づいていました。

今の越前に足りないものは何か?

この問いを南次郎にぶつけた記者がいます。

「コピーのままでは、あなたを超えることはできないからですか?」と。

でも、南次郎ははっきりと、こう言います。

「あいつが俺のコピーをやめても、俺には勝てないぜ。これはあいつ自身の問題なんだ」と。

つまり、越前の内面に問題があるようです。

手塚は越前との試合の際に、「お前は、なぜテニスをやっている?」としきりに聞きます。

それに対するリョーマの答えは、こうです。

「倒したい奴がいるんだ」

倒したい奴とは、もちろん、南次郎のことです。

越前がテニスをしている動機は、「親父を倒す」ことだったんです。

そして、手塚は、こう問います。

「その男を倒した後、お前に残るものは何だ?」と。

越前は、この問いの重要性がよく分からず「そんなことより、今は目の前の敵を倒すことでしょ」と答えます。

越前は手塚との試合で敗戦した後、自問自答を続けながら、家のテニスコートで、親父に本気の試合を申し込みます。

そこで、越前は南次郎を超えるべく、必死で技を繰り出します。

越前は、「越前リョーマにしかできないテニス」をやろうとし、本気の親父から、今まで見せたことがない技で、初めて1ポイント奪取することができました。

そして、こう言います。

「親父、俺はもっともっと強くなりたい!」と。

ここから越前のテニススタイルは

ガラリと変わり、「自分にしかできないテニス」で、関東の名だたる強敵を打ち破っていきます。

そして、最後には全日本No.1中学生と呼ばれる、真田という選手も倒します。

越前が強くなったのは、テニスをする動機が大きく変わったんです。

「親父を倒したい」から、「もっともっと強くなりたい」に。

これが越前リョーマの強さの秘密です。

「親父を倒したい」の動機は、ある意味で、明確なゴールがある訳です。親父を倒せば、そこで終了です。

テニスプレイヤーとしての終着点も見えてるでしょう。

これは「結果」にフォーカスするという態度ですね。

  • ◯◯大学に合格すること、
  • 月収100万円稼げるようになること
  • ◯◯社に入ること

こういうのが「結果」にフォーカスする動機です。

でも、これは、もし、この目標が叶ってしまったら、後に残るものは何もなく、気の抜けたサイダーのように燃え尽きてしまいます。

「もっともっと強くなりたい」というのは、より自己目的的です。

つまり、テニスをして、強くなる過程自体に喜びを感じているということです。

イチロー選手も同じような思考をしています。

先日、イチロー選手は日米通算で、歴代安打数の頂点に立ちましたが、彼はこの「結果」に対しては、あまり喜びを見せていません。

これは、単純に痩せ我慢しているのではなくて、本心からそうだと思うんです。

イチロー選手はこう語ります。

打撃に関してこれという最後の形はない。でも、いまの自分が最高だっていう形を常に作っている。この矛盾した考え方が共存していることは、僕の大きな助けになっている

そういう目に見える結果よりも、イチローがモチベーションに感じているのは、完璧なバッティングフォームを求める過程であり、それは目の前のピッチャーをいかに打ち崩すかということなんです。

決して突き詰まることのない、完璧なバッティングフォームを求めている訳ですから、ここには限界はない訳です。

越前も目に見える有限の「結果」ではなく、無限の「過程」にフォーカスしたからこそ、より強くなれたのです。

以上、越前リョーマの強さの秘密の考察でした!

今回は、以上になります。お疲れ様でした^^

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中江 翔吾
名前:中江翔吾。職業:デザイナー&Web集客コンサルタント。一流のデザイナーからグラフィックデザインを学び、フリーランスのデザイナーとして活動を開始。その後、インターネットマーケティングを学び、独自のネット集客の仕組みを構築。現在は、デザインとネットマーケティングの視点から「コミュニティ集客術」を提唱し、個人を始め中小規模のビジネスモデルを運営している人たちに集客の仕組み作りを提供している。
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プロフィール
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中江 翔吾 / Shogo Nakae
グラフィックデザイナー / Webデザイナー / コンサルタント
1991年3月生まれ。大阪府出身。

はじめまして!ブランドクリエイターの中江翔吾と申します。

「CREATE A BRAND」をコンセプトに、ブランド構築や集客を起こしていくためのデザイン制作(Web、グラフィック)とコンサルティングを提供しています。

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