【ローマ福島良典】スイス紙ルタン(電子版)は15日、「パナマ文書」の漏えい元となったパナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」のジュネーブ支所のIT技術者が、大量の機密データを持ち出した疑いでスイス当局に数日前、身柄を拘束されたと報じた。
同紙は、この技術者がパナマ文書漏えいに関与したかが捜査の焦点になるとしている。
検察当局はデータ窃盗、情報システムへの不正アクセス、背任などの疑いで支所を捜索し、コンピューターなどの関連物品を押収したという。技術者は容疑を否認している。
ルタン紙によると、スイス当局はモサック側の告訴を受け、捜査を開始したことを認めた。
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