「国民や研究者におわび」JAXAプロマネ
打ち上げ後に破損し運用断念に追い込まれた宇宙航空研究開発機構(JAXA)のエックス線天文衛星「ひとみ」について、プロジェクトマネジャーの高橋忠幸JAXA教授が14日、文部科学省の宇宙開発利用部会に出席し、「じくじたる思いだ。ミッションを達成できなかったことを大変申し訳なく思う」と陳謝した。
高橋氏が公の場に出るのは事故後初めて。「ひとみの通信が途絶えて以降、復旧の努力を続けたが至らなかった。4月28日に運用断念が決まった後は事故の背後要因も含め精査してきた。国民や国内外の研究者におわびする」と話した。
同部会は、事故を受けJAXAが示した「プロジェクトの管理責任者と科学ミッションの責任者との区別」「研究者と企業の責任分担の明確化」など四つの再発防止策を了承した。【阿部周一】