熊本地震の保険金 阪神・淡路大震災の3倍強
熊本地震による被害に対して損害保険各社が今月6日までに支払った地震保険の保険金の額は2700億円余りと、阪神・淡路大震災で支払われた金額のおよそ3.5倍に上ることが分かりました。
これは、損害保険各社で作る日本損害保険協会が明らかにしました。
それによりますと、地震保険を取り扱う損害保険会社29社が今月6日までに熊本地震の被災者から相談や調査の依頼を受け付けた件数は合わせて21万7625件でした。
このうち16万8589件に対して保険金が支払われ、その総額は2724億円となりました。
これは阪神・淡路大震災で支払われた金額のおよそ3.5倍に当たり、東日本大震災に次ぐ過去2番目の規模となります。
地域ごとでは、熊本県が2593億円、大分県が67億円、福岡県が50億円などとなっています。
日本損害保険協会の鈴木久仁会長は記者会見で、「支払いがすべて終わったわけではなく一日でも早く支払えるよう全力で取り組みたい」と述べました。
それによりますと、地震保険を取り扱う損害保険会社29社が今月6日までに熊本地震の被災者から相談や調査の依頼を受け付けた件数は合わせて21万7625件でした。
このうち16万8589件に対して保険金が支払われ、その総額は2724億円となりました。
これは阪神・淡路大震災で支払われた金額のおよそ3.5倍に当たり、東日本大震災に次ぐ過去2番目の規模となります。
地域ごとでは、熊本県が2593億円、大分県が67億円、福岡県が50億円などとなっています。
日本損害保険協会の鈴木久仁会長は記者会見で、「支払いがすべて終わったわけではなく一日でも早く支払えるよう全力で取り組みたい」と述べました。