FXをはじめようと思い色々と業者比較をしていてDMM FXが気になっているけど、“比較サイトによって賛否両論あるし、本当のところDMM FXってどうなの?”と疑問に思っていませんか?
結論としては、「DMM FXは2016年6月時点で最も国内口座数が多く、それだけ多くの人から支持されている優良業者ですが、一定の欠点もあり、おすすめな人とおすすめでない人に分かれる」です。
このページでは、私自身の5年以上のFX経験と周囲のトレーダーからの評判、実ユーザー150人の口コミ情報の分析をもとに「DMM FXの総評とおすすめする人・しない人」について、以下の流れに沿ってわかりやすく解説します。
すべて読めば、DMM FXが自分に向いているかどうかがわかり、口座開設からトレードまでの一連の流れが理解した上で最良の決断ができるようになるでしょう。
1. DMM FXの総評と特徴
<総評>
DMM FXは「安全性」「スプレッド」「ツール」「サポート」「通貨ペア」の5項目が優れており、初めてFXをやる人や始めて間もない初心者には、非常にバランスのよい優良業者といえます。
一方で、「約定力」「情報量」「スワップポイント」の主に中・上級者向けの3項目については今ひとつ物足りなさがあり、積極的にガンガントレードしたい人にとっては満足できない可能性があります。
※参考:勝ち組トレーダーがFX業者を選ぶ際に重視しているポイント
FX業者を比較する際には様々なポイントがあり、その中でも「何を重要視して選べばよいのかわからい」という声をよく聞きますが、私自身の経験と私の周囲の勝ち組トレーダーからの意見をまとめると、FX業者を選ぶ際に比較すべきポイントは上記の8項目です。
どのFX業者を選ぶかでトレード環境が大きく異なり、トレード成績にも大きな差が生まれる可能性があるためFX業者は慎重に選ぶべきですが、正直、すべての項目が満点の業者は存在しておらず、ニーズやレベルに合わせて使い分ける必要があります。
実際、勝ち組トレーダーは用途に合わせて3〜5つ程度の業者を使い分けている傾向があり、私自身も「デイトレード用」「資産形成向け中長期等レード用」「情報収集用」と3つの業者を使い分けていますが、その使い分けを判断する際に基準にしている項目が上記の8項目になります。
逆にいうと、上記8項目以外の項目はダイレクトにトレード成績に大きな影響を与える項目ではないため特に重視していないということです。
※DMM FXの口座を開設する際には、特定の紹介サイト経由だとキャッシュバック内容や口座開設までのスピード等が変わってしまう場合があるようですので、必ず公式ページから行うことお勧めします。(DMM FX公式ページ:http://fx.dmm.com)
1-1. DMM FXの魅力的な2つの特徴
DMM FXには他のFX業者と比較して以下のような魅力的な2つの特徴があります。
- キャンペーンが充実している
- 取引実績に応じてポイントが貯まり、現金化できる
1-1-1. 特徴①|キャンペーンが充実している
DMM FXは新規口座開設者に対して頻繁にキャッシュバック等のキャンペーンを行っており、内容も他のFX業者よりも良いことが多いので新規口座開設者にとっては魅力的です。
このキャンペーンでキャッシュバックをもらうだけでも口座開設するメリットがあるぐらいです。
2016年6月現在も下記のようなキャッシュバックキャンペーンを行っています。
2016年11月30日までのキャンペーン内容になりますが、「期限内に口座開設をして初回入金で10万円以上入金した上で3ヶ月以内に500Lot以上の取引を行うと1万円キャッシュバック、更にスマホ取引だけで500Lot以上だとプラス1万円の合計2万円キャッシュバック」という魅力的な内容です。
※キャッシュバックを受け取るための注意点
キャッシュバック条件を満たすには、現実的なトレード回数からすると最低でも30万円程度の初回入金は必要です。
上記のキャンペーン内容では、キャッシュバック条件は「初回入金10万円以上且つ3ヶ月で500Lot以上の取引」ですので、FX取引が可能な平日が月に20日あるとすると、1日あたり約8.4Lotの取引が必要になります。
仮にドル/円での取引を想定するとDMM FXは「1Lot=1万通貨」ですので10万円の入金の場合、1ドル=110円計算で1トレードあたり最大2Lotの取引が可能ですので、「1日5トレード」で達成ということになります。
しかしながら、現実的には1日5トレードを毎日となるとチャンスでもない場面で取引をしてしまうことになる等のリスクが高いことと、10万円入金で2Lotだとレバレッジが22倍と高すぎて、少しの値動きで大きな損をしてしまう可能性があるため、できれば「初回入金を30〜50万円程度入金して一回3〜6Lotで1日平均2〜3トレード」のような取引を考える方が現実的でしょう。
※DMM FXの口座を開設する際には、特定の紹介サイト経由だとキャッシュバック内容や口座開設までのスピード等が変わってしまう場合があるようですので、必ず公式ページから行うことお勧めします。(DMM FX公式ページ:http://fx.dmm.com)
1-1-2. 特徴②|取引実績に応じてポイントが貯まり、現金化できる
さらにDMM FXの他にはない最も魅力的な特徴として、取引実績に応じて貯まる「ポイント制度」がります。貯まったポイントは1000ポイント単位で現金化できるため、非常にお得なサービスです。
DMM FX は、2016年5月時点に於いて、FXに於ける実質取引コストにあたる「スプレッド」も業界最狭水準であるため、この「取引応援ポイントサービス」も合わせると取引コストの面では「最もお得にトレードできるFX業者」といえるでしょう。
「取引応援ポイントサービス」の詳細は以下の通りです。
毎日、取引量に応じてポイントが付与されるシステムになっています。
さらに、最初は「ブロンズランク」から始まりますが、直近3カ月間の取引回数が多くなると「シルバーランク」、「ゴールドランク」とランクアップしていき、最高の「ゴールドランク」では通貨ペアによっては最大でブロンズランクの3倍のポイントが貰えるようになります。
ランクアップ基準の詳細は以下の通りです。
「ゴールドランク」になるためには3カ月連続で毎月200回以上の取引が必要で、一見、非常にハードルが高いように思いますが、ここで条件となっているのは「取引回数」であり「一回の取引量は1Lotでもよい」ため、多少面倒ではありますが「3Lotで1トレード」していたのを「1Lotで3トレード」にする等の工夫をすれば意外と月200トレードはできてしまいます。
参考までに、2016年5月時点の通貨ペア別の付与ポイント数の一例は以下のようになっています。
日本人の中で比較的取引量の多い「ドル/円」「ユーロ/円」「ユーロ/ドル」「豪ドル/円」等は他のマイナー通貨ペア等と比較してポイント付与率は低く設定されていますが、それでもゴールドランクの場合では1Lot=2ポイント=2円の還元があり、非常に魅力的なサービスといえるでしょう。
1-2. DMM FXのメリット
2016年5月時点に於ける、DMM FXのメリットは大きく以下の4つです。
- 安全性が高い(2行別完全信託保全+規模大&健全財務)
- 取引コストが圧倒的に安い(最狭スプレッド+ポイントサービス)
- 取引ツールが使いやすい(スマホ4分割チャート表示等)
- サポートが手厚い(平日24時間、LINE問合せ)
ユーザーにとって最も大切且つ絶対条件である「安全性」については他のFX業者と比較して申し分なく、すべての人にとって大切な「取引コスト」についても業界No1の優位性があります。
さらに、特に初心者にとって大切な「取引ツールの使いやすさ」や「サポートの手厚さ」についても、業界トップレベルとの評判が多いです。
1-3. DMM FXのデメリット
反対に、2016年5月時点に於ける、DMM FXのデメリットは大きく以下の4つが挙げられます。
- 約定力がイマイチ(滑りやすい)
- 情報量が比較的少ない(情報媒体1社のみ)
- スワップポイントが比較的低め
- マイナー通貨ペアの取引がしにくい
DMM FXには決定的なデメリットといえるようなレベルのものはあまりありませんが、特に「約定力」については、相場が荒れやすい指標発表時等にも積極的にトレードする中・上級者にとっては物足りなさを感じるという声が多く、最大のデメリットといえるでしょう。
その他、「情報量」「スワップポイント」「取引可能通貨ペア数(マイナー通貨ペア取引)」等の項目も他のFX業者よりも見劣りする項目ですが、これらは仮にメイン口座として使う上で不足していたとしても、複数業者の口座を持てばサブ口座で補うことが可能ですので、考え方次第ではそこまで大きく気にする必要はないかもしれません。
2. DMM FXをおすすめする人とおすすめしない人
前述のとおり、すべての項目が満点のFX業者は存在しませんので、自身のニーズやレベルに合わせた使い分けが肝心です。
これまでの評価を踏まえて、「DMM FXをおすすめする人としない人」について以下にまとめております。
2-1. DMM FXをおすすめする人
特に以下の5 つのタイプの人にはDMM FXをおすすめします。
- これからFXを始める人
- 始めたばかりでまだFXについてよくわかっていない人
- 穏やかな相場で安全なトレードがメインの人
- スマホでのトレードが多い人
- 取引コストをできるだけ抑えたい人
DMM FXはまるで初心者向けにシステム開発をしたかのような、初心者がトレードをする上で大切なポイントを非常に高次元で満たしている業者といえます。
取引コストやツールの使いやすさといった万人に求められる項目もしっかりと満たされておりますので、「これからFXを始める人がまず最初に使う業者」「FX初心者がメイン口座として選ぶ業者」「取引コストを最も重視する人のメイン業者」としては最適な一社でしょう。
2-2. DMM FXをおすすめしない人
逆に以下の5つのタイプの人にはDMM FXはおすすめしません。
- 指標発表時等の値動きの激しい相場で積極的にトレードしたい人
- スキャルピングをメインにトレードしたい人
- スワップ狙いの中長期投資がしたい人
- 情報収集用口座を探している人
- 幅広い通貨ペアの中からチャンスを狙ってトレードしたい人
ある程度FXの経験値やスキルが上がってくると上記のようなワンランク上のトレードニーズが出てきがちですが、これらのような中・上級トレーダーのニーズを満たす上ではDMM FXは多少物足りない点が多くおすすめしません。
私の知るところでは、上記のようなニーズを一社で全て満たす業者はほぼありませんので、ニーズ毎に複数の業者を使い分ける必要があります。その際にDMM FXを使うのであれば、「取引コストの圧倒的な優位性を活かしたデイトレード用口座」として使うとよいでしょう。
※参考までに、上記のようなニーズをもった人にはそれぞれ下記のような業者がおすすめです。
「指標発表時等の値動きの激しい相場で積極的にトレードしたい人」「スキャルピングをメインにトレードしたい人」におすすめ
▷約定力の高い業者
「スワップ狙いの中長期投資がしたい人」におすすめ
▷スワップポイントが高い業者
「情報収集用口座を探している人」におすすめ
▷情報量が豊富な業者
『ヒロセ通商』『外為どっとコム』『FXプライムbyGMO』『YJFX!』
「幅広い通貨ペアの中からチャンスを狙ってトレードしたい人」におすすめ
▷取引可能通貨ペアが豊富な業者
※FXの口座を開設する際には、特定の紹介サイト経由だとキャッシュバック内容や口座開設までのスピード等が変わってしまう場合があるようですので、必ず公式ページから行うことお勧めします。
3. DMM FXの口座開設で注意すべき10のポイント
2016年5月時点のDMM FXに於ける「口座開設〜トレード〜解約」までの流れは以下のとおりです。
上図のような一連の流れの中では大きく分けて以下のような注意点があります。
- 「申込み」に関する5つの注意点
- 「トレード」に関する3つの注意点
- 「解約」に関する注意点
3-1. 「申込み」に関する5つの注意点
DMM FXの口座開設申込みの際に注意すべき点は以下の5つです。
- マイナンバー登録が必要
- PCメールアドレスが必要(携帯メール不可)
- 複数口座開設不可
- 開設可能なのは本人名義のみ
- 申し込み可能な人の条件がある
ほとんどの人にとっては、大きな問題となるような項目はありませんが、「PCメールアドレス」については「会社のものしか持っていない」「ほとんど使っていないのでID/PWを忘れてしまった」というような人は口座開設前にあらかじめGoogleやYahooのアカウントを作成し、フリーメールアドレスを取得するようにしましょう。
また、申込み可能な人の条件の中に「日本国内に居住する満20歳以上75歳未満の行為能力を有する個人であること」という条件がありますので、注意が必要です。
「申込可能な人の条件」の詳細については下記URLを御確認下さい。
「DMM FX 公式ページ」(http://fx.dmm.com/information/faq/87/)
3-2. 「トレード」に関する3つの注意点
DMM FXの口座でトレードする際に注意すべき点は以下の3つです。
- 証拠金維持率が100%未満になると追加証拠金の請求が発生する
- 証拠金維持率が50%未満になると強制ロスカットが作動する
- 確定申告の際に必要な年間損益報告書の出力にはPCとプリンターが必要
毎日のマーケットクローズ時点(夏時間:5:50、冬時間:6:50)の証拠金維持率が100%未満になると追加証拠金(通称:追証)の請求が発生しますので注意が必要です。追証が発生すると、翌AM4:59までに、不足分の証拠金額を追加入金するかマイナスポジションの一部を損切り決済して証拠金維持率を100%以上にしておかないとすべてのポジションを強制的に損切り決済されてしまいます。
さらに、証拠金維持率が50%未満になるとリアルタイムで強制ロスカッットが作動しすべてのポジションが強制的に損切り決済されてしまいますので、要注意です。
追証や強制ロスカットが発生しないように、レバレッジには余裕を持ってトレードするようにしましょう。
また、普段のトレードはスマートフォンだけでも大きな問題は有りませんが、年に一度の確定申告の際には「年間損益報告書」を出力するためにPCでのログインとプリンター出力が必要になりますので注意が必要です。(私も、以前は自宅にプリンターがなく、会社でこっそりと出力した経験があります。。。)
3-3. 「解約」に関する2つの注意点
DMM FX口座の「解約」に関する注意点は以下の2つです。
- 海外へ移住する場合は口座解約が必要
- 75歳以上になると定期的にリスク確認の連絡があり、内容次第では解約対象となる
前述の通り、DMM FXの口座開設できる人の条件の中には「日本国内に居住する満20歳以上75歳未満の行為能力を有する個人であること」という条件があり、条件を満たさなくなった時点で原則解約対象となります。
DMM FXへ問い合わせて確認したところ、上記の条件が設定されている理由は、「海外でシステムが正常に作動する確認がとれていない」ということと「リスク商品の取り扱いについての消費者保護観点」ということだそうです。
解約は「口座残高が0円になっている状態で問い合わせフォームからメール問い合わせ」をすれば簡単に行うことができます。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
DMM FXに対する疑問が解消できたのではないでしょうか。
現在日本には数多くの様々なFX業者が存在しておりますが、国内口座数No1の実績のとおり、DMM FXは特に初心者にとってメリットの多い FX業者であることは間違いありません。
きちんと自分に合うFX業者を選び、後悔しないFX人生を送りましょう!
※DMM FXの口座を開設する際には、特定の紹介サイト経由だとキャッシュバック内容や口座開設までのスピード等が変わってしまう場合があるようですので、必ず公式ページから行うことお勧めします。(DMM FX公式ページ:http://fx.dmm.com)





